Second World War at Sea

The Great War at Seaの第二次大戦版にあたります。

第二次世界大戦なので航空機のルールが追加となりました。テクノロジーの進歩でレーティングが変更になったため、前シリーズとのユニットの互換性はありません。駆逐艦までダブルサイズでユニット化されています。

戦闘シナリオは戦術マップ(作戦マップの1海域)のみを使用する1海戦のシナリオで、作戦シナリオは作戦マップの一部、または全域を使用する1作戦のシナリオとなります。

SOPAC(1942-43 南太平洋), 1999

1942年の中盤以降に南太平洋で実施された日米の戦いです。日本、アメリカ、オーストラリアの海軍が登場します。マップはハードマップ1枚で見開きでおおよそA3サイズです。西はラエ、ポートモレスビー、北はカヴィエン、南東の端にエスピリッツサントを含みます。

戦闘シナリオ
#1 The Contest Contnues, 1942/8/21, 駆逐艦同士の夜戦で日1、米2。
#2 Savo Island, 1942/8/9, 第一次ソロモン海戦。北隊(5)、南隊(4)、独行駆逐艦3と第8艦隊(8)
#3 Attack on the Transports(仮想), 1942/8/9, 北隊(5)、南隊(4)、支援隊(5)、輸送船団(15)と第8艦隊(8)
#4 Small Fry, 1942/9/5, APD2隻1組 vs 駆逐艦3隻
#5 Cape Esperance, 1942/10/11, エスぺランス沖海戦
#6 Guadalcanal I, 1942/11/13, 第三次ソロモン海戦 第一部。比叡沈没
#7 Guadalcanal II, 1942/11/15, 第三次ソロモン海戦 第二部。霧島沈没
#8 Guadalcanal III(仮想), 1942/11/15, IIに金剛、榛名、利根を追加
#9 Tassafaronga, 1942/11/30, ルンガ沖夜戦 高波、ノーザンプトン沈没
#10 Battle of the Titans(仮想), 1942/11, 南太平洋にいた日戦艦7隻 vs 米戦艦7隻の大夜戦

作戦シナリオ []内は期間中に発生した海戦名(ボールドは空母戦)

#1 Coral Sea [珊瑚海会戦]
1942/5/1-8(48ターン), 日本側は翔鶴、瑞鶴、祥鳳が参加。アメリカ側はレキシントン、ヨークタウンが参加。翔鳳およびレキシントン沈没、翔鶴が中破。
#2 Operation Shoestring [第一次ソロモン海戦] (海兵隊のガダルカナル島攻略作戦です)
1942/8/6-15(60ターン), 日本側は龍驤、翔鶴、瑞鶴が参加。アメリカ側はサラトガ、エンタープライズ、ワスプが参加。
#3 Eastern Solomons(東部ソロモン)[第二次ソロモン海戦]
1942/8/24-31(48ターン), 日本側は翔鶴、瑞鶴、龍驤が参加。アメリカ側はサラトガ、エンタープライズ、ワスプが参加。龍驤が沈没、エンタープライズが中破。
#4 Gathering Force
1942/9/1-9(54ターン), 日本側は空母の参加は無し。アメリカ側はホーネットが参加。
1942/9/15にワスプが潜水艦の雷撃で沈没。
#5 Renewed Effort
1942/9/9-18(60ターン), 日本側は翔鶴、瑞鶴、瑞鳳が参加。アメリカ側はエンタープライズ、ワスプが参加。
#6 Lone Hornet
1942/10/2-9(48ターン), 日本側は空母の参加は無し。アメリカ側はホーネットが参加。
#7 Drowned Hope [サボ島沖海戦、ルンガ飛行場砲撃]
1942/11/10-19(60ターン), 日本側は飛鷹、隼鷹が参加。アメリカ側はホーネットが参加。
#8 Santa Cruz Isands [南太平洋海戦]
1942/10/22-30(54ターン), 日本側は翔鶴、瑞鶴、瑞鳳、隼鷹が参加。アメリカ側はエンタープライズ、ホーネットが参加。ホーネットが沈没。
#9 Non-Stop Express
1942/10/28-11/6(60ターン)、日米共に空母および戦艦の参加は無し。
#10 Naval Battles of Guadalcanal [第三次ソロモン海戦]
1942/11/11-16(36ターン)、日米共に空母の参加は無し。

EASTERN FLEET(1942 インド洋), 2001

1942年からのインド洋におけるイギリス東洋艦隊の戦いを扱い、日本とイギリスの海軍が登場します。マップはソフトマップ1枚で、中央北寄りにセイロン島を配置して右に45度傾けたものです。
1942年3月から1943年2月までの6作戦シナリオと、2個の仮想シナリオが含まれます。仮想シナリオは1942年8月に枢軸側がセイロン島攻略を図るもの (アメリカ軍はエンタープライズ根幹の1個機動部隊が登場して、日本軍は赤城、蒼龍、飛龍、翔鶴、龍譲と金剛型4隻を含む機動部隊と攻略部隊が登場して、イギリス軍はフォーミダブル、インドミタブルの機動部隊とR級戦艦4隻根幹の主力部隊が登場します。) と、同じく1942年8月にアメリカ軍のミッドウェーでの勝利に刺激されて実施したインド洋でのアンマダン諸島への反撃を行うもの (アメリカ軍はホーネット根幹の機動部隊、イギリス軍は機動部隊、主力部隊、攻略部隊、日本軍はCA×3、CL×1、DD×5の部隊しか登場しませんが、第38ターンに翔鶴、龍譲と金剛型3隻を根幹とする機動部隊が増援として登場します。)です。
仮想戦で登場するアメリカ機動部隊のユニットはコンポーネントに含まれていないため、別途SOPACからユニットを持ちこむ必要があります。

MIDWAY(1942 中部太平洋), 2002

1942年の前半に行われたミッドウェー海戦が題名ですが、実際には1941年12月8日の真珠湾空襲から1942年6月のミッドウェー海戦の期間を扱います。SOPACに登場しなかった同時期の日米の艦艇が登場します。マップはソフトマップ1枚でハワイ諸島からミッドウェー島、ウェーク島、マーカス島を含みます。

戦闘シナリオ
#1 "Air Raid Pearl Hurbor!", 1941/12/7, 真珠湾在泊艦隊への空襲(第一次攻撃)
#2 Revenge(仮想), 1942/6/7, ミッドウェー支援部隊と第16機動部隊の夜戦
#3 Revenge II(仮想), 1942/6/7, ミッドウェー砲撃部隊と第16.2機動部隊(重巡5)の夜戦
#4 The Gun Club(仮想), 1942/12, 日(戦艦10)米(戦艦8)戦艦部隊による殴り合い

作戦シナリオ
#1 Return to Wake: The February Raid(仮想), 1942/2/18-3/7(100ターン), ウェーク島奪還作戦
#2 Midway, 1942/6/2-11(60turns), 史実のミッドウェー攻略
#3 The Big Show: Midway Showdown(仮想), 1942/6/2-11(60 turns), アリューシャン部隊を追加
#4 Wake Island Relief(仮想), 1942/12/20-25(70 turn), アメリカがウェーク島に救援部隊を派遣。日本側は蒼龍、飛龍が登場。アメリカ側はサラトガ、レキシントン、エンタープライズが登場。
#5 Pearl Harbor, 1941/12/7-30(144 turns), 史実の真珠湾攻撃。バリアントにハワイ攻略部隊が登場する。
#6 The Fleet Returns(仮想), 1942/7(90 turns), 聯合艦隊を総動員してミッドウェーに再挑戦
#7 Invasion Wake Island(仮想), 1942/7(60 turns), ミッドウェーでの勝利を拡大すべくサラトガとエンタープライズを動員

BOMB ALLEY(1940-42 地中海), 2002

地中海で行われた小競り合いのシナリオが多数収録されています(当事者にすれば小競り合いとはいえないかもしれませんが(笑))。イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ギリシャ、アメリカ、オーストラリアの艦艇が登場します。マップはソフトマップ2枚で西はジブラルタル海峡から、東はベイルート沖まで、地中海から黒海の全域を含みます。紙質が悪くペラッとした感じです。
Bomb Alleyとは爆弾通りという意味で、地中海のうちクレタ島からシチリアにかけての、ドイツ空軍が活躍した海域のことを指します。

Strike South(1941-42 南方地帯), 2005

太平洋戦争初頭の南方作戦全般を扱います。作戦シナリオが7本あり、マレー攻略、フィリピン攻略、バリクパパンおよびケンダリー攻略、ジャワ航空戦、バリおよびチモール攻略、ジャワ攻略を扱います。フィリピンは北部と南部の2作戦に別れているため、合計で7本です。他に戦闘シナリオが8本あり、期待通り、コタバル沖でのイギリスのZ部隊(BB14, BC02, DD45, DD50, DE01の4隻)対マレー-フィリピン支援部隊(戦艦2、重巡2、駆逐艦10)+小沢部隊(重巡1、駆逐艦1)+栗田部隊(重巡4、駆逐艦3)+コタバル侵攻部隊(軽巡1、駆逐艦11)の大海戦もあります。

英BB14 PoW 主砲9(重)、副砲0、小口径砲5(無)、対空421、速力3、船体15(重)、燃料16
英BC02 Repulse 主砲8(軽)、副砲0、小口径砲4(無)、対空421、速力2+、船体12(軽)、燃料18
日BB01 金剛 主砲8(重)、副砲4(重)、小口径砲1(無)、対空321、速力3、船体15(軽)

Leyte Gulf(1944-45 東南アジアから日本本土まで), 2006

前期の戦闘に登場した艦艇の対空兵装が強化された '44型の艦艇データになっています。建造中止になった艦艇や陸軍空母のあきつ丸、にぎつ丸、海防艦 出雲、岩手、信濃の空母バージョンと戦艦バージョンも登場します。

戦闘シナリオ
#1 Surigao Strait, 1944/10/24, 西村艦隊と志摩艦隊がスリガオで壊滅する戦いです。
#2 Operation KON 1, 1944/6/8, ビアク島に上陸したアメリカ軍に対する日本軍の反撃の渾作戦です。
#3 The Battle Lines(仮想), 1944/6/20-21, 金剛,榛名,大和,武蔵,重巡8,駆逐艦7の日本海軍対ノースカロライナ級5,アイオワ級2,重巡3,駆逐艦13のアメリカ海軍の夜戦。日本軍は1隻でも生き残れば勝ち。
#4 Super Heavyweight Boat(仮想), 1944/6/19, 大和型4隻やモンタナ級2隻が出てくる夢の大海戦。
#5 Taffy Three, 1944/10/25, レイテ海戦でアメリカの護衛空母艦隊と日本艦隊の間で発生した海戦。

作戦シナリオ
#1 Operation Desecrate, 1944/3/28-4/3(41ターン), ミッチャー中将率いるアメリカ第58機動部隊(3個部隊合計空母5,軽空母7)によるフィリピン、パラオ、マレーシアの基地襲撃。日本軍には栗田中将率いる空母3、軽空母6隻の機動部隊がシンガポールにある。
#2 Operation Reckless and Persecution, 1944/4/21-27(41ターン),
#3 Wakde and Biak, 1944/5/16-6/12,
#4 Turkey Shoot: The Battle of the Philippine Sea, 1944/6/13-25,
#5 Task Force 38 Raids on the Bonins and Palaus, 1944/9/6-12,
#6 Invasion of Morotai: 1944/9/13-20,
#7 Prelude of Invasion: The Formosa Air Battle, 1944/10/7-17,
#8 Leyte Gulf: The Largest naval Battle in History, 1944/10/17-25,
#9 MacArthur's Nightmere: The Invasion of Formosa: 1944/11/8-12/25,
#10 Ormoc: Landing of 77th Infantry Division, 1944/12/5-12,
#11 Mindoro Invasion: 1944/12/11-30,
#12 Fifty Cent Tour: Raiding Formosa, Shouthern Japan and the South China Coast, 1944/12/30-1945/1/25,
#13 Operation Detachment: The Invasion of Iwo Jima, 1945/2/16-3/16,
#14 Operation Victor III: The Invasion of Palawan, 1945/2/26-3/5,
#15 Driving Home the Point: The March 1945 Carrier Raids on Japan, 1945/3/14-23,
#16 Divine Wind: The Naval Battle for Okinawa, 1945/3/14-6/30,
#17 Reaping the Whirlwind: The Last Carrier Raids on Japan, 1045/7/8-8/10,

Bismarck(1939-1940 北部大西洋), 2006

第二次大戦前期の北部大西洋でのドイツ海軍の通商破壊戦の海戦を扱うゲームです。

大戦初期のドイツ海軍、イギリス海軍、アメリカ海軍、フランス海軍、カナダ海軍が登場します。ドイツ海軍には、戦艦ビスマルク、テルピッツ、巡洋戦艦シャルンホルスト、グナイゼナウ、装甲艦(ポケット戦艦)リュッツォウ、アドミラル・シェーア、重巡アドミラル・ヒッパー、プリンツ・オイゲン、空母グラーフ・ツェッペリン、ペーター・シュトラッサーなどが登場します。
あまり活躍しないアメリカ大西洋艦隊が登場するため、妙にユニット数が多くなっています。
独BB01 Bismarck 主砲10(重)、副砲4(軽)、小口径砲3(無)、対空321、速力3、船体20(重)、燃料13
独BC01 Scharnhorst 主砲6(重)、副砲4(軽)、小口径砲2(無)、対空321、速力3、船体14(重)、燃料12
独AC01 Lutzow 主砲4(軽)、副砲2(軽)、小口径砲1(無)、対空21、速力2+、船体7(軽)、燃料22
英BB01 Queen Elizabeth 主砲10(重)、副砲0、小口径砲4(無)、対空5321、速力2+、船体14(重)、燃料14

バトルシナリオが5本あります。仮想シナリオは1本でビスマルク対アメリカ海軍の戦艦テキサスと駆逐艦3隻の戦いとなっています。雨天の夜戦という、かなり難易度の高い戦いです。

作戦シナリオ
#1 Light Forces (1940年10月11日から12日のドイツの水雷艇隊とイギリスの駆逐隊の戦い)
#2 Destroyer Raid (1940年10月28日から30日のドイツとイギリスの駆逐隊同士の戦い)
#3 Rhine Exercise (1941年5月22日から6月20日のビスマルクとプリンツ・オイゲンの通商破壊作戦)
#4 First Sortie (1939年11月21から12月10日のシャルンホルストとグナイゼナウの通商破壊作戦)
#5 Sheer Destruction (1940年10月30日から11月18日のアドミラル・シェアーの通商破壊作戦)
#6 Admiral Hipper's Cruise (1940年12月5日から20日のアドミラル・ヒッパーの通商破壊戦)
#7 Berlin Exercise, First Phase (1941年1月22日から2月27日のシャルンホルストとグナイゼナウの通商破壊戦)
#8 Berlin Exercise, Second Phase (1941年3月15日から4月7日のシャルンホルストとグナイゼナウの通商破壊戦)
#9 White Patrol (1941年9月23日から10月14日までのテルピッツとシェアーの通商破壊戦)

Arctic Convoy(1941-1943 北部大西洋), 2008

北海のさらに北部での海戦です。既にビスマルクは無く、テルピッツ、シャルンホルスト、リュツォウ、ヒッパー、オイゲンの主力艦艇と軽巡2隻に駆逐艦26隻が登場します。
アメリカ海軍はワシントン、サウスダコタ、アラバマの戦艦と空母ワスプ、重巡オーガスタ、タスカルーサ、ウイチタ、駆逐艦12隻です。アメリカ駆逐艦CappsのDD550ってのは何ですか。
ソ連海軍も登場します。戦艦アルハンゲリスク、軽巡ムルマンスク、駆逐艦12隻です。ノルウェイとポーランドの駆逐艦も登場します。
イギリスはカナダの駆逐艦6隻、オーストラリアの駆逐艦1隻を含めて戦艦8隻、巡洋戦艦1隻、空母19隻(内護衛空母15隻)、重巡8隻、軽巡21隻、駆逐艦71隻が登場します。

さいころが6個入っています。

バトルシナリオは6本用意されています。

作戦シナリオ
#1 First Convoy (1941年8月17日から1941年9月5日)
#2 First Soetie (1942年3月2日から14日 ティルピッツとPQ12船団)
#3 Self Abuse (1942年3月14日から31日 ティルピッツとPQ13船団)
#4 Supported Convoy (1942年4月8日から22日 ティルピッツとPQ14船団)
#5 The Golden Cruiser (1942年4月26日から5月10日 ティルピッツとPQ15船団)
#6 Comming Home (1942年5月13日から20日)
#7 Polish Blood (1942年5月21日から6月2日)
#8 Someone had Blundered (1942年6月26日から7月12日)
#9 Scheer Audacity (1942年7月29日から8月31日)
#10 The Next Convoy (1942年9月2日から26日)
#11 Operation Zarin (1942年9月22日から10月11日)
#12 Flight of the Weser (1942年10月 ドイツ空母Weserの初陣(仮想))
#13 Solo Efforts (1942年10月29日から11月14日)
#14 Nothing But Red (1942年12月22日から1943年1月14日)
#15 Oranges and Lemons (1943年9月6日から14日)
#16 The Forgotten Convoy (1943年11月1日から16日)
#17 Scharnhorst's End (1943年12月22日から1944年1月3日 シャルンホルストの最期)
#18 Destroyer Sweep I (1944年5月27日から6月12日)
#19 Destroyer Sweep II (1944年6月28日から7月11日)
#20 The People's Battleship (1944年8月15日から9月3日 人民の戦艦)


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