GD'40

シリーズ第5作目です。1993年に出版されました。フルマップ1枚、カウンターシート3個(560+280)。

1940年、ドイツ軍のセダン橋頭堡の側面で繰り広げられた、大ドイツ自動車化歩兵連隊とフランス軍のストンヌ村をめぐる攻防戦を扱います。

主役の大ドイツ連隊は4個大隊編成で、第4大隊が火力支援大隊です。歩兵大隊は4個中隊編成で、第1から第3が歩兵中隊(3個歩兵小隊)、第4中隊が機関銃中隊(MG 6丁と81mm迫 3門)です。第4大隊は、軽歩兵砲中隊(75mmIG 6門、トラック3両)、重歩兵砲中隊(105mmIG 4門、重トラック2両)、装甲猟兵中隊(37mmAT 12門、トラック6両)、突撃砲中隊(StG3 6両)で構成されます。
突撃工兵大隊は3個中隊編成で、各中隊は3個小隊からなります。

この戦いについては、中央公論社から出ている電撃戦の幻(上、下)に詳細が載っています。

シナリオ1: Grossdeutschland takes Stonne

ストンヌの戦いの第一幕、大ドイツ連隊のストンヌ奪取とフランス第205歩兵連隊の壊滅。
ターン: 5/15 0400-0900(16)
マップ: 全域
仏軍: 第205連隊第1から第3大隊
独軍: 大ドイツ連隊第1から第4大隊、第43突撃工兵大隊、第8装甲連隊第2大隊第4中隊

シナリオ2: The Franch 2nd Army Counterattack

ストンヌの戦いの第二幕、第6偵察グループの反撃。
ターン: 5/15 0900-1400(16ターン)
マップ: 全域
仏軍: 第205連隊第3大隊(45-15)と第6偵察グループ
独軍: 大ドイツ連隊第1(45-12)、第2(45-4)、第3、第4大隊、第43突撃工兵大隊
第1大隊がかなりの損害を出しています。1個小隊は5ステップ持っているので、ほぼ1個中隊が失われています。

シナリオ3: Schutzen Rgt 69 Recaptures Stonne

ストンヌの戦いの第三幕、第69狙撃兵連隊のストンヌ再奪取。
ターン: 5/15 1400-2000(19)
マップ: 全域
仏軍: 第205連隊第3大隊(45-15)、第6偵察グループ(13-4 AC)、第45機甲大隊(38-35 Tk)、第49機甲大隊第3中隊(10-6 Tk)、第67連隊第1大隊(45-9)
独軍: 大ドイツ連隊第1(45-15)、第2(-12)、第4大隊(-6AT, -3(75mmIG&Tr))、第43突撃工兵大隊(-3)、第69狙撃兵連隊第1大隊、第69狙撃兵連隊第14装甲猟兵中隊
ドイツ軍は第4大隊の対戦車中隊と軽歩兵砲中隊がそれぞれ戦力を半減させています。フランス軍の機甲大隊はほぼ全滅に近い損害を受けています。

シナリオ4: The Battle for Stonne

ストンヌの戦いを通して行います。20時まで行った後、継続して翌16日16時まで行うこともでできます。
ターン: 5/15 0400-2000(51)と延長分
マップ: 全域
今までの登場部隊に加えて増援がいくつか登場します。


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