史実に基づいた戦力構成でのショートリプレイ集
(WiFクラシックのみを使用)

真珠湾

真珠湾攻撃

1941年11/12月

第一インパルス(奇襲インパルス)

南雲機動部隊は、大湊を出港して(単冠湾はマップになく、Japanese Coast沿岸で艦隊が集結できる港湾は東京か大湊しかない)、Japanese Coast→Central Pacific Ocean→Hawaiian Islandsと移動して、ハワイ北方のHawaiian Islands海域の第2セクションに入る(最少移動力は5で3海域移動したため、残り移動力は2。艦艇は到着した海域で、残り移動力未満のセクションを選べる)。

Nagumo Fleet(5.5KB)南雲機動部隊は、空母が赤城、加賀、蒼竜、飛竜、翔鶴、瑞鶴で艦載機数は4, 4, 3, 3, 4, 4の合計22。戦艦は比叡、重巡は利根、軽巡は川内の合計8ユニット(数隻が1ユニットなので、史実と名称が異なる場合あり)。

Pacific Fleet (5.7KB)真珠湾に在泊しているアメリカ太平洋艦隊は、戦艦がウエスト・バージニア、メリーランド、テネシー、ペンシルバニア、オクラホマ、重巡がニューオーリンズ、軽巡がセントルイスの7ユニット。

HQ of Pacific Fleetハワイには、ニミッツ提督の司令部があり、ファンタジー戦記物にあるように、ついでに占領してしまうには強すぎる。TRS(輸送船) 1ユニットで1個軍団(日本軍の場合は1個軍)が輸送できるが、開戦時の保有TRSが3ユニットとAMPH(揚陸艦)が1ユニット。距離による不利(上陸侵攻時は、海ボックスの艦砲射撃修正値と同じだけ、守備隊が増える)と、他方面の侵攻が不可能になってしまうことを考えると、やってはいけないことだと思う。

港湾攻撃ミッションで真珠湾奇襲を開始する。

索敵ロールは日本9、アメリカ5で、奇襲ポイントは日本5+2(アメリカのダイスとセクション番号の和)=7のアメリカ0(奇襲インパルスのため)である。

対空砲火
対空火力の合計は24で、奇襲インパルスのために半減して12。艦載機は6爆撃機としてあつかうが、2奇襲ポイントを使って1カラム下げて、結果は-1/2(さいころを2個振って小さいほうの目1個を使う)。賽の目は3&7で3を使用する。対空砲火の賽の目合計は3となり、損害無しとなる(賽の目5毎に艦載機1個が破壊される)。

対艦攻撃
艦載機数の合計は22で、奇襲ポイントを4使って2カラム上げる。艦艇数は7なので、結果は4(X),0(D),2(A)となる。空対艦戦闘の場合、損害は交互に選択する(攻撃側が先)。まずはXの割り当てを行う。日本はウエスト・バージニアを狙う。防御力は3で賽の目は8。結果はX→Dで損傷となる。米はニューオーリンズを指定する。防御力は7で賽の目は8。結果はX→Dで損傷となる。次に日本はメリーランドを狙う。防御力は4で賽の目は6。結果はX→Dで損傷となる。米はニューオーリンズを指定する。防御力は7で、賽の目は2。結果はXをそのまま適用するので沈没となる。Aの割り当てで、日本はテネシーを狙う。防御は4で賽の目は2。結果はAをそのまま適用するので裏返しとなる(港湾攻撃時はAの結果で裏返しにできる。つまりそのターンは行動不能となる)。米はセントルイスを指定する。防御力は6で賽の目は9。結果はA→1/2Aとなる。この結果は戦闘終了時に無視される。

最終結果は、沈没: 重巡ニューオーリンズ; 大破: 戦艦ウエスト・バージニア、メリーランド; 一時行動不能: テネシー。大破した戦艦の修理には6ターン、巡洋艦は5ターンかかる。
残存艦隊は 戦艦2ユニット(オクラホマ、ペンシルバニア)、重巡1ユニット(セントルイス)となる。翌ターンか、HQの再編成を受けた直後にテネシーが復帰する(ホノルルにはニミッツのHQがあるので可能)。

攻撃の終わった空母6隻は裏返しとなる。

第二インパルス

空母が裏返しになっているため南雲艦隊は移動できない(護衛の戦艦と重巡は動かない)。米軍は反撃しようにも航空戦力がない。運良く奇襲できなければ、艦載機に一方的に叩かれて負けてしまう。


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