引出しの奥には、 昔の生活の一部が眠っています。 そんなものたちを太陽のもとに出してみました。 ちょっと時間が後戻りしたような 妙な懐かしさがよみがえってきます。 124回：ラムネのエー(Ａ)玉 ● 不思議なものだ。 子どもの頃、ラムネの中のビー玉が 欲しくてビンを割って手にしたものだ。 それから、もう長い時間が経ったのに その欲望はなくなっていないようだ。 このふたつのビー玉は 成田でつくられているラムネのもの。 年月は割って取り出すという 荒っぽい方法ではなく静かに手に入れた。 成長しない自分に ちょっとうれしくなった。 最新へ戻る © share a gift allrightsre reserved