あっこママの育児日記♪ 《1999年》

1999/12/28(火)
今日は初めて"ダウン症" について書こうかな・・・(^O^) 凌奨がダウンだと判ったのは、凌奨が生まれて16日目のことでした。 主治医の先生から「染色体の検査結果が出たらお話しがあります」と言われていたのに、何も気がつかなかった。 今から思うと「何かあるのかな?」ぐらい考えてもよさそうなのに・・・(^^;;; たぶんダウンの告知の何日が前に 心臓の方の告知をされて、パニックになり泣き明かしたせいかもしれないですね(;>_<;)  それに、NICUに居る凌奨に会いたくて会いたくて・・・ママの気持ちはそれしかなかった。。。本当に。。。
それで・・・・・主治医の先生と、もう一人の先生と、更に2,3人の看護婦さんと、そしてパパと私・・・ 小さな部屋に呼ばれました。そして染色体の検査の結果ダウン症 であると聞かされたのです。でも、、、混乱して、頭の中はぐちゃぐちゃでした。 理解することも、もちろん質問することも、何も出来ないまま話しは終わったような気がします。 その後、パパは会社を抜けて来ていたので会社に戻りました。 私は凌奨の顔を見てから帰る事にしたのです。 凌奨は、とってもスヤスヤ眠っていました(_ _).。o○本当に可愛い顔をして・・・♪ 私は少し看護婦さんと話して帰りましたが、、、何を話したのかもあまり覚えていません。 だだ、頭の中では“だから・・・ダウンって・・・知的障害なの?”って考えていたと思います。 先生の説明の中では、「発達が遅れるかも。」とか「愛情でどんなふうにでも変わりますから。」とか言われていて、 理解するにはあまりに遠まわしな言い方だったのです。まぁ〜今でも、すべてを理解している訳ではありませんが。。。 その日の夜、パパと私は会話にならない会話をしました。 しかし、それからの私たちは涙一つ流すことなく、本屋でダウンの本を探したり、インターネットで ダウンのページを読んだりと、、、少しでもダウンについて理解しようと一生懸命でした。 今は、ダウンだから・・・と思うことなく、凌奨は凌奨で、発達が遅れても、寝返りが遅くても、それは凌奨の個性 だと思えるようになってきたと思います。。。言い切れるほど、まだ、現実に直面してないこともたくさんあるので 不安もありますが・・・♪
1999/12/18(金)
先週と同じく今日もBBS製作・・・「全然進んでない」という声が聞こえて きそうだけど、私なりには頑張っているの。だって、育児との両立は厳しいわ(^^;;;
ところで、あっこママは12/15をもって10年少し勤めていた会社を退職しました(^o^)/  本当なら一年間の育児休暇をとった後、復帰する予定でしたが、凌奨の手術のこともあり、相談の結果 辞めることになりました♪ 12/16に挨拶に行きましたが、何だかあっさりと終わってしまいました。 記念品と花束を貰って、拍手までみんなにしてもらったのに、涙を拭くこともなく、胸が詰まることもなく 帰ってきました。もちろん寂しいとかそういう気持ちはいっぱいあるけれど、でも、今の私には、 仕事のことを考える余裕もないくらい“育児”なのかもしれない。仕事はとても好きで、「絶対専業主婦には なりたくない!」と思っていたのに・・・。不思議ですね♪ 今は逆に凌奨を保育園に預ける・・・って ことを考えるだけで泣きそうなママです♪ 会社を辞めて、これからは主婦として、家事に育児に頑張っていきます(^○^)
1999/12/10(金)
ふぅ・・・(;_;) ちょっと寝不足なあっこママですぅぅぅ(^^;;;  このホームページの熱烈なファン?!の方から、「ぜひぜひBBSを作って欲しい♪」と言われていて、 やっと昨日の夜“作ってやろうじゃないかっw(゚o゚)w ”と気合を入れてみたけれど・・・(>_<)ヽ ど〜してなんだろ? どうしてもうまく行かない。 必死に頑張っている私の隣では、パパが必死に年賀状作りをしている♪ 二人とも「ど〜してうまく行かないんだ?!」と頭を抱えている(-。-;) その間にも、隣の寝室からは寝たはずの凌奨が泣いている(T-T)(T-T)(T-T) ママはそのたびに部屋を行ったり来たりして・・・・・結局あきらめちゃったんですぅ。。。 ふぅぅぅぅ〜(;_;) 何とか近々完成させて見せます(^o^)/ その時はみんな(^ー^)ノ ヨロシク
・・・・・しかし、これって育児日記じゃなかった?(^^;;
1999/12/8(水)
おっ・・・せっかく日記を書こうとしたのに凌ちゃんが泣いてる・・・(;_;)  何かをしようとすると凌ちゃんが泣く・・・(;_;) 毎日その繰り返しです。 掃除したいと思ってもなかなか進みません。「明日こそは!!」と気合を入れても、結局、洗濯と炊事がやっと。。。 ちょっとイライラすることも。ふぅ〜♪ まぁ〜埃じゃ死なないからいいかっ(^O^)
1999/12/3(金)
かなり寒くなりましたね。凌くんは元気なんだけど、パパが風邪をひいちゃいました(;_;) 熱はあまり上がらないんだけど、咳が出て辛そうです。もう一週間ぐらい経つけどすっきり治りません。 ふぅぅぅ〜。。。パパは凌奨にうつしては大変・・・と必死です。もちろんお風呂もママと。 寝るのも別々の部屋です。凌ちゃんと同じ部屋にいるときはマスクです・・・♪ パパが早く元気になるといいなぁ〜♪
そうそう・・・それでね・・・ママはちょっぴり悲しいことがありました。パパが風邪の間ママが凌ちゃんと お風呂に入っていたのですが、凌ちゃんが大泣きするのです(;>_<;) 今までも何度もママとお風呂には 入っているのにど〜してだか泣くのです。それが三日も続いて・・・・・ママは自信を無くしてしまいそうでした。 口では「泣いたら沈めちゃうぞぉ♪」と言いながら、心ではかなり泣いていました(>_<)ヽ でも、四日目くらいから凌ちゃんの表情が変わってきました(^o^) ママが上手になってきたのか?凌ちゃんが ママに慣れて来たのか?分からないけれど、でも、ママと一緒でもご機嫌でした\(^^\)(/^^)/ うふふふっ♪♪♪ 嬉しいよぉぉぉ(^O^) ママは泣いたり笑ったり・・・繰り返しです♪
1999/11/18(木)
一週間検査入院して、確かに家に早く帰りたかったけど・・・でも、いろいろ楽しいこともあった。 以前凌奨が生まれてすぐに入院したときは、自分もいろんな想いで落ち込んだりして、同じ病室のお母さんたちと 話すこともあまりしなかったけど、今度はいっぱい喋って来ました。楽しかった(^o^) 本当に勉強になりました。
あの病室の中では、凌奨は一番元気でした♪ 一番よく話していました。凌ちゃんよりも、もっともっと状態の悪い 赤ちゃんばかりでした。でも、どのお母さんもくよくよすることなく、とても元気で、前向きだった。 私は、自分はすごく前向きで、とても楽しく育児しているし、病気があっても凌奨を誰にも負けないくらい愛してると 思っていました。でも、お母さんっていうのは、みんなみんな同じなんだなぁ〜と思った。 もちろん凌奨に対する愛情が誰かに負けるなんて思わないけれど・・・でも、勝てるとも思えなかった♪ 子供のことを一番に考え、愛情をいっぱい持って、そして病気と闘ってる(^o^)/  逆に考えれば、病気によってプラスになったことがたくさんあるのかもしれない。 親子の絆、夫婦の絆、家族の絆、人を思う気持ち、優しい気持ち・・・♪♪ そして何よりも病気と闘う強さ♪ 私も、これからも頑張って、無理せず、家族仲良くやって行きたいと思います・・・・・・・何だか作文みたいに なっちゃったな(^_^;  
1999/11/17(水)
昨日無事に検査入院を終えて、退院してきました(^o^) ちょーど一週間の入院だったけど、いろいろ ありました。入院の三日目に"カテーテル検査"をしました。検査は午後1時40分頃始まりました。予定通り2時間程で凌奨は帰ってきました。 先生が「処置を終えて安定したらお呼びします」と言われたので、パパとおばあちゃんとママは待ちました。 しかし、一時間待っても呼んでもらえません・・・。どうしたのかなぁ〜?  そういえば・・・ 入院日にカテーテル検査の赤ちゃんを見たけれど、すぐに病室に戻ってきていました。 どんどん不安な気持ちが膨らんでいきました。 一時間ちょっとしてやっと凌奨に会えることになりました。 凌奨は気道がとても細いらしく、検査の時に入れた管を抜いたら・・・・・そのまま気道がふさがってしまい 呼吸が止まってしまったそうです。それで、慌ててもう一度管を入れ直したそうです。 凌奨は今までに見たこともないような姿になっていました。 いっぱいの管につながれ、点滴や、機械がいろいろついていました。 何だか顔も腫れているように見えました。 いつも凌ちゃんのかわいい笑顔がとても遠く感じられました・・・・・。 それから二時間程してもう一度管を抜くことになり・・・凌奨は自分でちゃんと呼吸することが出来たのです♪  ふぅぅぅぅ〜(^o^) 良かった良かった\(^^\)(/^^)/ しかし、“一晩は様子を見たい・・・”ということでママは予定外に家に帰ることになりました。 次の日、病院へ行くと凌奨は無事病室へ帰ってくることが出来ました。でも、管を入れたことにより、気道が 腫れてとても呼吸が苦しそうでした(;_;) ママもそんな凌奨を見ていて苦しくなりました。 それも時間が経つにつれて回復していきました。凌ちゃんも見る見るうちに元気を取り戻して行きました。
凌奨はとても頑張りましたw(゚o゚)w 本当に頑張りました♪
1999/11/6(土)
今日は珍しく凌奨が眠った後、こうしてパソコンに向かっています(_ _).。o○ いつもは昼間、 旦那が会社に行き、凌ちゃんが昼寝したり大人しく遊んでいるときにHP作りしています。だからこうして 夜にパソコンに向かうと不思議な感覚ですね・・・♪ 独身のときは毎日何時間も夜はパソコンに向かってたけど(^^;;; ふぅ〜〜〜あの頃が懐かしいよぉぉぉ(>_<)ヽ

ここのところ何度も病院に通っていました(T.T)  実は11/10から、県立岐阜病院で検査入院が決まっていたのですが、 入院前の検査でMRSAに感染していることが分かったのです。それで病院から連絡があり“検査結果がマイナスに ならないと入院出来ない”と言われてしまったのです。
 “・・・そー言えば・・・MRSA院内感染・・・ってよくニュースで聞くよね・・・”
すぐに次の検査でMRSAはマイナスになったものの、三度マイナスが続かないと入院は出来ないらしくて。 結局・・・検査と検査報告で何度も何度も足を運ぶことになってしまったのです(;_;)  あっ、、、もちろん何度も岐阜まで通った訳ではなくて、地元の病院で検査は受けたのです。 まぁ〜何とか無事に凌ちゃんは予定通り入院出来ることになりました。 入院は嫌だけど、頑張ります!!凌奨とママと二人・・・三食昼寝付きだと思って気楽に過ごしてきます(^o^) パパが一緒じゃないのは寂しいけどね♪ 11/10から一週間ほど頑張ってきます(^o^)/ バタバタするのでちょっとHPはお休みになっちゃうかも?!

1999/10/26(火)
大変だ!!大変だ!!(;>_<;)、ママは泣きそうになりました。本当に慌てました。 何かというと・・・・・
昨日のことです・・・。いつものように病院へ行き、診察が終わり、会計も終わり、車まで凌奨とママは戻ってきました。 ママはまず、車の鍵を開けました。そして凌ちゃんをチャイルドシートに乗せようとしましたが、鍵が邪魔になったので、 チャイルドシートの横に置いて、凌ちゃんを乗せてシートベルトを着けました。そしてドアを閉め、次に ベビーカーをトランクに積もうとしたのです。・・・・・すると・・・・・鍵がかかっている(^^;;   (._. )( ・_・)(・_・ )( ・_・)アレ・・・どうして???凌ちゃんを乗せたままロックされてしまったのです(;_;) ママはびっくりして、すべてのドアを開けようとしましたが、開きません。よく考えてみると、最初に車の鍵を 開けて、その鍵を置くまでにリモコンのボタンを押してしまったみたいなのです。それで、凌ちゃんを乗せているときは すでに車はロック状態だったんですね(-。-;)
でも“運が良かった”というか・・・“不幸中の幸”というか・・・凌ちゃんはぐっすり眠っていました(~0~) そして、私は携帯電話を持っていたので、すぐに旦那に電話しました。(スペアキーは旦那しか持っていないので) もちろん仕事中でしたが、事情を説明するとすぐに来てくれました。会社から病院まで五分くらい・・・♪ その待っている間、ただ“凌ちゃんが起きないように”と静かに祈っていました。何とか間に合いました(^o^) ふぅぅぅぅぅ〜〜〜♪♪良かった良かった♪泣かしちゃいけない凌奨を車に閉じ込めちゃうなんて、ほんとバカな ママですm(._.)m 凌奨くん、パパごめんなさいm(._.)m これからはもっともっと注意します。
1999/10/18(月)
もうすぐ五ヶ月になる凌ちゃんはそろそろ離乳食です。昨日“離乳食大百科”という本を買いました。 ママはとっても張り切っていますw(゚o゚)w  少しずつ成長して行く凌ちゃんを見るのは本当に嬉しいことです♪ う〜〜〜ん・・・本当に凌ちゃんは可愛い(^O^) 
そー言えは゛・・・・・凌ちゃんが生まれる約二ヶ月前に、私には初めての甥っ子が出来ました。 姉の子供ですが、私たち姉妹には両親がいないので妊娠七ヶ月の私がお世話をすることになりました。 甥っ子“裕大”と一ヶ月一緒に暮らしました。私はもう、本当にかわいくてかわいくて仕方がありませんでした。 一ヶ月“裕大”を真ん中にして姉と私との三人で“川の字”で寝ました。その頃まだ産前休暇に入ってなかった私は、仕事をし、 食事も作り、出来るだけ育児も手伝っていました。妊娠七ヶ月の私はかなり疲れてはいましたが、それでも “裕大”が可愛くて仕方がなかった。最後の夜は名残惜しくて手をつないで寝たほどです。 そして、、、一ヶ月後、家に戻りましたが・・・・・“裕大”のことが気になって仕方がありませんでした。 自分でも驚くほど毎日顔を見たくて見たくて。。。会いたくて。。。そして旦那に「私たちの子供が生まれても 裕大より可愛いと思えなかったらどうしよう」って言いました。まぁ〜旦那は「そんな訳ないだろぉ」みたいな 感じで言いましたが、私は本当に心配になるくらいでした。しかし・・・しかし・・・凌奨が生まれて 気持ちがあっという間に切り替わってしまいました(^^;;; もちろん“裕大”は可愛いですが、凌奨とは 比べられないのです。凌奨に対する思いは尋常ではないのです。可愛いをはるかに越えているのです。 きっと、みんな同じだと思いますが・・・♪ 私の、私たちの、宝であり、命です♪
それで・・・パパやママは育児に励むのでしょう。もちろん私もね(^O^)
1999/10/15(金)
ここのところ・・・通院なんかで忙しい毎日を過ごしていました(-。-;) 三週間ぶりに県立岐阜病院へ 診察に行きましたが、凌奨の状態は相変わらずで、良くも悪くもありませんでした。いつ発作が起きてもおかしくない状態では あるけれど、今のところそんな状態になったこともないので安心しています。 しかし、最近の凌ちゃんは大変です(^^;;; 何が大変かというと・・・抱いていないと泣くのです(T.T) 心臓の悪い凌ちゃんは泣かせられません。つまり、ママやパパは とにかく凌ちゃんを泣かさないようにする為、抱いています。・・・抱き続けています。体重が7kg近い凌ちゃんを 抱いているのは辛いです。肩が痛いです。それにママ一人の時なんかは身動きがとれません。“泣かしちゃいけない”って ことは本当に大変ですよね。でも、かわいいかわいい凌ちゃんの為、頑張らなくちゃw(゚o゚)w ・・・・・と思っても ママのほうが 泣きたくなることもありますぅぅぅ(-。-;) 
1999/10/5(火)
気が付いたらもう秋なんですねぇ(・_・ゞ-☆ 最近、急に寒くなって慌てて洋服を入れ替えたママです。 凌ちゃんにも、つい最近まで汗のことを気にしていたのに、今は風邪をひかせないようにと靴下を履かせ、 夜も何度か起きて布団を掛け直しています。

最近の私は・・・“女心と秋の空”と言うけれど、落ち込んだり、喜んだり、悩んだり・・・本当にイロイロです♪ 毎日凌ちゃんと向き合っているママは、楽しいけれど、確かに自由な時間もほとんどなく、イライラまではいかなくても 気持ちが不安定になることが多くなりました( ;_;) でもでも、自由な時間が欲しい♪とか、凌ちゃんと離れたい♪とか、 そういう気持ちが大きいわけではないのです。なんていうのか・・・育児をした人なら誰もが経験したことのある感情 だと思う。きっと・・・きっと・・・この感情が押さえられなくて、また、旦那にも協力や、理解をして貰えなかった人は、 幼児虐待なんかをしてしまうんだと思う。ニュースなんかで、虐待で死亡した子供のことを見ることが最近多くなっているけど、 きっと、そこまで行くまでにはママは何度も何度も旦那に、まわりに、SOSを送っていたんじゃないかと思うんです。 もちろんママが悪くないわけじゃない!!でも、みんな支え合っていかないと生きていけない、頑張れないと思う。 私はよく、「いつも元気だね。悩み事なんてないでしょ。」とか言われちゃうけれど・・・それは、悩んでないんじゃ なくて、どんなこともブラスに考えるように努力してるから。もちろんそんなふうに出来るのもまわりの支えがあってこそ♪♪ 私には本当に素晴らしい旦那様がいて(笑っている人は・・・通りすぎてください(^O^))、頼りになる友達もいて、 そして、あまりにも密着した関係をたもっている姉と弟がいます♪ そんなまわりのみんなに支えられて笑っていられるんだと 思うんです。う〜ん・・・・・何だか書こうとしていたことが・・・・・どっかに行っちゃった?!
つまり、育児もあまり真剣になり過ぎず、力を抜いて頑張って行こう・・・ってことですね(^◇^)  かなり自分に言い聞かせてる部分もあるけど(^^;;;