8月3日 曇り
「旅も後半−折り返し地点」

フェリーまで歩く人をお見送り

残った人で掃除

フェリー搭乗で、握手を交わす

もうこれは、香深の名物!

点にしか見えなくなるまで声をかけあう

記念碑の前はいつも順番待ち

最北端のガソリンスタンドにて

羽幌遊歩YH


次の朝、起床時刻に「さわやかな歌声(これは、聴く価値あり!:笑)」で目覚めたあと、朝食を食べ、出発の準備をする。

桃岩荘YHでは、荷物を車で運んでもらい、桃岩荘から歩いてフェリーターミナルに行くという企画がある。歩くみんなを桃岩荘から見送る。
「いってらっしゃーーーーーい!」「いってきまーーーーーす!」
「まーたこーーいよーーー!!」「まーたくーーるぞーーー!!」
斜面の向こうに見えなくなるまで、手を振る桃岩荘住人。

外は青い空と白い雲。昨日がこんな天気だったらなぁ〜と思いつつ、僕も出発準備のために桃岩荘に入る。
え?掃除の時間??いろりの間、回転ベッドの通路、食堂のほうき&雑巾掛けを行う。BGMは「エースをねらえ」や「デビルマン」など。
僕もYHで掃除した事なんて、初めてだった。昔は何処も、こんな感じだったらしいが。

おぉっと!時間がおしてる!急いでバイクにまたがり、フェリーターミナルを目指した。

乗船手続きを終え、フェリーに乗り込むと、搭乗口から乗り込む人々に桃岩荘ヘルパーさんが握手をしている。あ、いいなぁ〜・・・え?後ろに行け?あ、はいはい。

ここでお待ちかねの、「桃岩荘名物:お見送り」である。

ギターのフレーズに合わせて出るわ出るわ!思い出深いミーティングで歌った歌が目白押し!
たった1日泊まっただけでも、桃岩荘の毒気(?)に当てられた人が多いので、フェリーの上でもミーティングと変わらないくらい声を張り上げて歌い、アニメソングにいたっては、他のお客さんが見ているのも関係なしに、振り付けそのままに踊りまくっている!当然僕も大声で歌い、踊っている訳なんですけどね。

これを毎日やってるんですから!ヘルパーさんはホント、パワーありますね。

フェリーからはターミナルの人が点にしか見えないけど、「いってらっしゃーーい!」「いってきまーーす!」の掛け合い。桃岩荘に泊まった人々は、みんなフェリーの後ろに固まってる。その周りをもの珍しそうな顔して、他のお客さんが見ている。

ある桃岩荘Tシャツを着ている人が言った。
「よーし!来月も桃岩荘に来るぞ」
えぇ〜!来年じゃなくて来月ですか!?(^-^;;

みんなと話し、カモメにエサをやっていると、アッという間にフェリーは稚内に到着。旅も、もう半分過ぎてしまった。

とりあえず、日本最北端の地=宗谷岬を目指すことにした。最北限=スコトン岬も行ったんだからね。
稚内から宗谷岬へと続く国道238号線は、雲が多いながらも陽ざしが強い感じ。ふと横を見ると、海水浴をする人も。水、冷たくない?

宗谷岬も3回目だ。ここに初めて来たときと変わらず、多くの観光客が石碑の前で写真の順番待ちをしている。僕も写真を撮ってもらったんだけど、持ってる人のカメラを見て、撮ってもらう人を判断した方がいいですね。おもいっきり失敗されてしまいました。(笑)

この宗谷岬の傍らには最北端ガソリンスタンドで給油してから、宗谷岬の南にある牧場を走って、フェリーターミナルに舞い戻ってくる。ここでbabiさんに電話。
「え〜と・・・ン時間後にそっちに着きます」
と連絡を入れたあとノシャップ岬を経由して、海岸線を南へ南へ・・・!

1年前に来たけど、場所を覚えてるかな〜?といった不安は微塵もなく、約1年ぶりにbabi邸に到着。
しかしどうやら、お坊さんが来られるようなので、しばらく時間を潰すことにする。近くのコンビニで雑誌を買い、ひたすら読んで時間が経つのを待った。こんな状況、1年前もあったような・・・・?

babiさんとは、礼文島で最後に会ってから、どんなことがあったかを話した。自家製のトマトや甘酸っぱい木の実(野イチゴ?何でしたっけ?)を食べながら。中には、「えぇー!?そんなこと僕に話してもいいの?」といった事まで。(笑)うー・・・お疲れさまです!(^^;

BBS(自分のページは、どうしても気になるものです)をチェックさせてもらった後、羽幌まで一気に南下した。けっこう遠いと思ったんですが、意外と近いですね。

今夜の宿は、羽幌遊歩YH。この日ホステラーさんは、僕を含めて3人!経験した中では史上最低の人数だった。1人はチャリダーの高校生。もう1人は、大阪からアンモナイトの研究に来てる学生らしい。
聞くところによると、羽幌は化石の発掘で有名な土地なんだって。海洋生物の化石がゴロゴロ出るんだそうだ。YHは、設備が良い感じなんだけどね〜!たまたまにしろ人数が少ないのは、ちょっと寂しいな・・・

本日の走行距離:249.4km

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