8月4日 曇りのち雨
「北で忘れ物をしていたことに気付く」

士別駅にて

美瑛駅は、石造りで有名

美瑛の丘にある展望台

ここではラベンダーはまだ咲いていた

富良野YH

台湾から来たお姉サマと(*^-^*


この日の朝食は、1人だった。数々のユースホステルに泊まってきたけど、たった1人食堂で食べたのは初めて。チャリダーの高校生はもう出発していて、アンモナイター(笑)は朝食を摂らないようです。
BGMで流れていたオルゴールバージョンのルパンVが、寂しさを更に演出する。

ここからは、国道239号線に入っていく。ハンドルネーム”ゴルゴの妻”さんが、そちらの方に住んでいるんですよね。忙しくて会えないようではありますが、名刺を貼りつけてくる事をbabiさん経由で連絡してもらった。

この辺りは風力発電が盛んなのか、それらしい風車が至る所に立っている。それの写真を撮ろうとして、フィルムを交換したときだった。
・・・・あれ?フィルムが1本足りないような・・・・?

10本買った筈なんだけど、何回数えても9本しかない。なぜ?
撮る前のフィルムだったらさほど気にならないんだけど、使ったフィルムがない。
とりあえず、走りながら何処で無くしたか考えることにした。

士別駅に着いた。何処に名刺を貼ろうか?駅の中にも人が点在していて、貼る場面を見られるのは恥ずかしいし、剥がされる恐れがある。けっこう粘って、何とか1枚貼ることに成功!
いや〜、タウンページの中とか、いろいろ考えたんですけどね。結局ベンチに貼り付けてきました。

旭川駅の前での事だった。いろいろ考えた結果、フィルムは桃岩荘に忘れてきたとしか考えられないとの結論にたどり着く。とりあえず、電話だ!

「あの〜、コダックのフィルムが、忘れ物で届いてませんか?」
「届いてますよ」
ほっ・・・助かったぁ!
「フタに”100”か”400”と書いてませんか?」(僕は今回、ISO100とISO400感度のフィルムを持っていた)
「”400”と書いてあります」

間違いない。僕のフィルムである。着払いで自宅に送ってもらうことにした。どうしようもなかったら、取りに戻る覚悟でいたんだよね。撮った写真は、かけがえの無いものですから。

美瑛を抜けて、美馬牛にさしかかったところ、怪しかった天気がとうとう崩れてきた。今回初めての雨。去年は絶好の撮影ポイントとなっていた美瑛・美馬牛を今年は速やかに通り過ぎ、今夜の宿である、富良野YHにたどり着く。

ここは初めて泊まったけど、ユースらしくない雰囲気だね。なんでも、2年前まではペンションだったようだ。ユニットバスなどがあって、確かにそんな雰囲気だ。

相部屋となったのは、自転車で北海道をまわってる大学生。この日の雨で、ドロドロになっていた。雨の中で自転車をこぐのは、考えただけでも気が滅入る。お疲れさま。

富良野YHに泊まった中に、台湾から来ている女性4人組がいた。ちょっと話しかけてみるとすぐうち解けて、出身地のこと、旅のことなどを話した。
僕ともう1人の女の子は片言の英語だったんだけど、台湾の4人は英語が流暢だね〜!筆談を交えて(土地名などは、漢字の方が通じる)何とか通じたんだけど、自分の英語力のなさを実感する事となった夜でした。

ここで言っておきたいんだけど、旅先で出会った外国人は、大抵日本人と話したがってる。話しかけておいて、絶対損は無いよね!

このあと、埼玉の女の子2人と話をして(富良野YHはこの日、女性の宿泊が多かったのだ。誤解の無いように!)、夜は更けていくのだった・・・・

本日の走行距離:212.0km

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