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もう歩き始めて5、6時間経つのか・・・・昼食を済ませた後、速やかに歩き出す。 「砂すべり」・・・礼文島の8時間コースを、「”愛と”ロマンの8時間コース」としている由来の場所。 確かに柔らかい砂の斜面なのだが、そこに行くためには急な断崖を降りなければいけない。砂も転んでも安全な状態ではなく、所々に石が混じったハイブレンドだ。 ん?女性3人&リーダーは、サッサと側の備え付け階段を下りていく・・・・お〜い!!ユースでの説明では、”階段は見るな”だったのに〜!!チェッ! とりあえず僕は、先陣を切って先に降りてみる。おぉ!ミーティングでの説明通りにやれば、全然問題ないぞ!靴に砂が入る事なんて気にしない! すげぇ!1人ものすごい勢いで下っていく!恐怖感も何も、あったモンじゃないぜ! その後、残る3人が次々と下ってくるところを、僕は次々写真に収める。 ここからは海岸線を歩き、宇遠内(ウエンナイ)の集落にたどり着いた。この宇遠内集落は、人口は最近ちょっと増えて13人!車での到達は不可能で、山道を歩くか、船で行くしか無いところである。 ここに最近、画期的なシステムが導入された。その名は「バイオ・トイレ」! 桃組も休憩の最中で、休憩所は賑やかなムードだ。 8時間コースもとうとう後半戦! アブをタオルで振り払いつつ(控えめな表現)進むと、「レブンウスユキソウ群生地」にたどり着く。 またもや礼文林道でアブ地獄に陥った後、見慣れたアスファルトに出た。 桃岩荘に来るときに通った(タイム)トンネルをぬけ、徐々にゴールに近づいていく。 最後のダート下り坂を降りていくと、「走れーー!!」という声をみんなが聞いたような気がする。 桃岩荘の前は旗を振るヘルパーさんを先頭に、その日宿泊していたホステラーさんが大勢迎えてくれた。あぁ・・・完歩したんだね・・・今までの疲れも感動で一気に癒される瞬間。 1列に並んで点呼を行った後、疲れきった足腰をかかえて「ギンギンギラギラ夕日が沈む〜ギンギンギラギラ日が沈む〜♪」と、全員で踊りを踊る。ヒザが痛いよぉ〜! この後、我がアホ組リーダー発案によって密かに練習をしていた、「お礼の踊り」をアホ組全員で披露。この踊りとフレーズは、もろ桃岩荘的な雰囲気を持っているんだなぁ〜! 最後に「締め」を行い、皆さんに見守られながら桃岩荘内に入っていくアホ組。充実の1日である。やってよかったぁ〜風呂入りてぇ〜!それ以上に、ヒザが痛ぇ〜!! 愛とロマンの8時間コース・・・・・・・・・終了。 |