8月3日:「寄り道大爆走!」

同じ部屋の旅人と(その1)。

同じ部屋の旅人と(その2)。

朝焼けの中、旅立つ。

雲のかかるニセコの山。

開陽丸が停泊している。

白神岬は誰もいない。

五稜郭の前にて。

今夜の宿=「昭和新山YH」

 この日は(っていうか、前日の9時くらいから)、同じ部屋のまわりの人たちと、北海道に関する情報を交換してた。ここの何が美味しいとか、ここらで(警察が)張ってるとか。
 結構みんな下調べしてるんだなぁ。僕は北海道4度目だけど、何も知らんよ。いい所は現地で探すつもりなので。

 自分はというと、まだどういったコースにするかを決めてなかった。小樽に着いたら、右に行くか、左に行くかさえも。

 そんなこんなで朝焼けの中、出発する。えーい!函館目指して行ったれ!

 ニセコの山々を見ながら南下、南下・・・。途中、「道の駅」で一服する。やっぱ、出発直前に食べたおにぎり2個じゃ全然足りない。まわりに適当な店も無いし・・・。仕方無しにカロリーメイトのお世話になる。

さーて、出発するかぁ。・・・あれ?エンジンが全然かからないぞ!何度キックしてもかからない!オイル上がりか?プラグカブったのか?そんなこんなでキックしまくる。
 ・・・あの坂のてっぺんまで押して上がって、押しがけかぁ?(普通キック付きのバイクは押しがけしないものだが、パニックになってたので、こんな発想をしている)

 と、真剣に考えていたとき、ふいとハンドルに目をやる。ありゃ!?キルスイッチが入ってるじゃないか!バッグを降ろしたときに触ったのかな?こんなしょうもないことで、30分もロスしてしまった。

とりあえず、西側の海岸線を通りたかったので、R277→R229へと進む。あまり面白くない景色名だぁ。天気が悪いだけじゃ無いだろうに。途中、雨が降ってきたりとシンドイ走りだったけど、江差で復元された開陽丸を見る。

 ここで、今晩のYHを予約するため、「大沼イクサンダーYH」に電話する。え!?イクサンダーYH無くなったの?この辺ではあとは「函館YGH」しか無いじゃないか!?

 案の定、函館はいっぱい。仕方がないから、昭和新山まで行くかぁ!そんでもって、昭和新山YHは何とか予約!・・・しかし・・・遠いぞ!

 海岸線を走っていると、北海道最南端の岬=「白神岬」に着く。誰もいないぞ。ここは最南端でも、あまり面白みも活気もない。黄昏るにはいいかもね。

 何とか函館に到着。函館と言ったら・・・「五稜郭」でしょう!やっぱり。五稜郭を1時間ばかり見物する。近くに展望台があって、そこに上って(5角形になってるのを)みたかったけど、ものすごい行列(パック旅行団体)なので、あきらめる。今回は5角形を確認できなかったけど、いつの日か見てやろう!

 ここからはひたすら北上。R278を通りたかったけど、時間がないのでパス!こうやって見逃しを作ってしまうことが、毎年北海道に来てしまう理由だな。

 ひたすらR5を北上。途中の景色に脇目もふらずに北上。R230に入ったところでいきなり雨が降ってきた!今後の展開がちょっと不安になる。

 昭和新山YHに着いた頃には、もう暗くなっていた。とりあえず、YHの食事は予約してなかったので、外食に出かける。塘路湖のまわりは、温泉旅館が多いので助かったな。かえって、風呂にはいる。「湯おけも相変わらずだなぁ」って思った。

 塘路湖では、このところ毎日花火を打ち上げているとのことなので、外に見に行く。水面で爆発するタイプのやつは、魚がプカプカ浮いて来ないのかぁ?って思ったが、どうなのだろう?

 帰ってから消灯時間まで、大阪から来た金田さんと、一緒に泊まってた外人さんと話をする。この外人さん、「高い箸は使いにくい(漆塗りのため)」とか、「納豆とか、日本の食事は大体食べられるけど、生きたタコは、口の中に吸い付くので苦手だ(そりゃ、日本人でも苦手だ)」とか話してた。なるほど、そうなのか・・・。

本日の走行距離:613.2km

8/2 8/4

タイトルに戻る