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 やりのごんざかさねかたびら
 
 
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 笹野権三 ささのごんざ  権三(浜の宮馬場の段)権三(留守宅の段)権三(数寄屋の段)権三(妻敵討の段)
 表小姓(おもてこしょう)。武芸にも秀でたなかなかの伊達男。お雪と契りを交わしている。
 伊達男が災いして、茶道の師「浅香市之進」の女房おさゐとの仲を疑われることとなり窮地に追い込まれる。
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 女房 おさゐ にょうぼうおさい  おさゐ(留守宅の段)おさゐ(数寄屋の段)おさゐ(妻敵討の段)
 浅香市之進の女房。
 お雪と権三の仲を知らず、娘のお菊と権三を添わせたいと思っていたのだが・・・。
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 娘 お雪 おゆき  娘 お雪
 川側伴之丞の妹。契りを交わした笹野権三との祝言を待ち望んでいる。
 乳母とともに浜の宮へ「手製の帯」を携えて権三に会いに行く。
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 お雪の乳母 おゆきのうば  乳母
 お雪と権三の仲を告げ口しに来る。
 
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 川側伴之丞 かわづらばんのじょう  川側伴之丞川側伴之丞
 権三の朋輩、茶道の相弟子でお雪の兄でもある。何かと権三に張り合おうとする。
 おさゐに横恋慕している。
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 岩木忠太兵衛 いわきちゅうたべえ  岩木忠太兵衛
 おさゐの父親、浅香市之進の舅。進物役を務めている。
 
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 伜 虎次郎 せがれ とらじろう  伜 虎次郎
 おさゐの息子。
 幼いながらも愛する母を奪われた悔しさを激しく訴える。
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 娘 お菊 むすめ おきく  娘 お菊
 おさゐの娘
 おさゐの思いとは裏腹に権三とのことには乗り気でない。
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下女 お杉 げじょ おすぎ  下女 お杉
 浅香家の下女
 
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下人 浪介 げにん なみすけ  下人 浪介
 伴之丞が浅香宅に忍び込むときの供
 
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浅香市之進 あさかいちのしん  浅香市之進
 おさゐの夫。
 茶道の師、主君と一緒に江戸に滞在している。
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娘 お捨 むすめ おすて  娘 お捨
 おさゐの娘
 
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岩木甚平 いわきじんぺい  岩木甚平
 おさゐの弟。浅香市之進の妻敵討に同行する。
 
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踊り子 おどりこ  踊り子(男)踊り子(女)
 伏見の盆踊りの踊り手
 
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