「日本」の正式な読み方は「ニホン」?「ニッポン」?

(中2・馬場正平くん)


  なんで君「そういえば、2通りの言い方があるよね。う〜ん、う〜ん。      ハカセー、日本の正式な読み方はなんと言うんですか? ニホン?ニッポン?」 ハカセ 「え、ヒッポンじゃないの?」 なんで君
「ファミコン必勝本だろ、それじゃ!!」 ハカセ 「ちがうのかい?」 なんで君「ちがうよ!! ギャグにしたって、昔のファミコンユーザーにしか      わかんないようなボケはやめろよ!!」 ハカセ 「ああ、日本だね。確かに2つの読み方があります」 なんで君「そうですよねー。ニッポンチャチャチャとは言うけど、ニホンチャチャチャとは      言わないし、日本人はニホン人と言いますよね」 ハカセ 「これね、どっちが正式なのかは国が宣言してないんです。つまり、どっちでも      いいんです。世界広しといえども、国名の読み方が2つある国は日本だけなんですよ」 なんで君「ずいぶんアバウトなんですねえ」 ハカセ 「そうですねえ。でもね、ハカセ思うんです。国名が日本でよかったなあって…」 なんで君「エヘッ。ハカセ、日本が好きなんですね」 ハカセ 「だって考えてもみてください。国名が『日本』じゃなくて『エロ本』とかいう      名前だったら恥ずかしいですよ」 なんで君「ねーよ。そんな名前!! ありえねーよ!!」 ハカセ 「国名は2つあるけれども、日本の国旗にはちゃんとルールがあるんですよ」 なんで君「白地に赤い丸ですよね」 ハカセ 「単純ですねえ、なんで君。白地に赤丸といっても        こんなのとか こんなのだったら困るでしょう」   なんで君「う〜ん。なんか、ぶかっこうですね」 ハカセ 「だから、赤丸の直径は、旗のタテの長さの5分の3って決められてるんです」 なんで君「そうかあ、だからあんなに美しい旗ができるんですね」 ハカセ 「ただねえ…」 なんで君「どうかしたんですか、ハカセ」 ハカセ 「シンプルすぎるんだ…。こんな簡単なデザインの旗、他にないですよ」 なんで君「そうですねえ。もうちょっと現代風にオシャレでもいいかもしれないですね」 ハカセ 「だからハカセ、日本の新しい旗を考えてみました!」 なんで君「さっすがハカセ! デザインもできるんですね!」 ハカセ 「そうです! ハカセの考えた、日本の新しい国旗見てください」   ハカセの考えた国旗その1   なんで君なんだよ、これ! スマイルマークじゃねえか! パクリかよ!!      ハカセー、これはちょっとのどかすぎますよぉ」 ハカセ 「そうですかあ…? じゃあこれはどうです」   ハカセの考えた国旗その2   なんで君「なんでケンカ売ってんだよ!! 落書きじゃねーか、これじゃ!!      なんでこんなバリバリなんだよ!! ハカセ 「のんきだって言うから、かためにしたんですけどねえ…」 なんで君「極端すぎんだよ!! なんていうか、もうちょっと世界中の人に愛されるような      マークがいいんじゃないですかねえ」 ハカセ 「それもそうですね。じゃあ、これでどうだ!!」   ハカセの考えた国旗その3   なんで君なんだよ!! なにを表してんだよ、これは!!      てめーじゃねえかよ!! 何様だよ!! ハカセ 「やっぱり国旗のデザインは難しいですねえ…」

 



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