"鉄騎" とは?

"鉄騎" の紹介、あるいは、 私は如何にして "鉄騎" の虜になったのか。

"鉄騎" 概要

"鉄騎" は CAPCOM 製作の Xbox 用ビデオゲームソフトです。

端的に言えば、 "殺戮兵器に搭乗して任務を遂行する" ゲームです。 公式ページに行けば、 ゲーム内における世界観を始め、 溢れるばかりの情報を見ることが出来ますので、 ここで今更説明する必要は無いでしょう。

その手の "世界観がどーたら" とか "人間ドラマがどーたら" とかは、 このゲームに関しては(個人的には)どうでもいいのです。 このゲームの最大にして最強のウリは、 兎にも角にも超弩級の専用コントローラなのだ、 ということを端的に表す宣伝文を紹介しましょう。

専用コントローラは、トータル四十個強のボタンとシフトレバー、 そして二本のコントロールレバーと三つのフットペダルにより構成される。 『鉄騎』では、何とこれらのボタンすべてを使用してプレイする。
"鉄騎" 販売ページより

一説には総重量 8kg とも言われているこの専用コントローラは、 単に "大きい" とか "凝っている" というだけでなく、 通常コントローラでは "鉄騎" を遊ぶことが出来ない、 という意味での "専用" コントローラである点で、 そんじょそこらの専用コントローラとは根本的に異なっているのです。

"鉄騎" との遭遇

たまたま垂れ流し状態になっていたテレビから、 摩訶不思議なデバイスを操る映像が飛び出したのは、 8 月 23 日の深夜のことでした。

全く持って冗談としか思えない程凝りまくったコントローラは、 操縦桿やスロットル、フットペダルを備えるだけに留まらず、 まさに長年夢見た "ロボットの操縦席" としか言いようの無い程、 無数のスイッチとランプで埋め尽くされていたのです。 しかも "緊急脱出ボタン" には誤操作防止用のカバーまで!

これはひょっとして凄くヨサゲなものなのでは?

本能が "買え" と言っています。 理性も "買え" と言いました。 それなら買わねばなりますまい。 気がつくと Xbox も持っていないのに Sofmapの "鉄騎" 予約券がこの手に握り締められていました。 これから Xbox も買わなければならないと思うと、 重さと面倒臭さにげんなりしてしまいます。

その後、雑誌等で "鉄騎" の紹介を何度か見ましたが、 あの時の映像ほどは私の購買意欲をそそりません。 その意味では、 あの時 D's garage を垂れ流し状態にしていなければ、 今の私は無かった、 と言っても過言ではないでしょう。

ちなみに、 "番組ゲスト一覧" を見ると、 8 月 23 日深夜の回は "鉄騎" と全然関係ないゲストですが、 ZDNet 筋の情報によると、 その日は 26:20 〜の特別枠(通常の番組枠は 26:11 〜)だった模様です。 やるなぁ、テレビ朝日&CAPCOM。

関連リンク

鉄騎

CAPCOM製作のビデオゲーム。

Xbox

Microsoft によるゲームプラットフォーム。

Sofmap

ゲーム予約時の "申し込み券" 制度は、 他店の予約申し込みと比べて利便性が高いので、 結構利用頻度高いです。

D's garage

テレビ朝日の "クリエータ" 紹介番組。

GAMESPOT JAPAN

ZDNet 系ゲーム情報サイト。