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RESTAURANT AMAN

レストラン「アマン」

TIPASAろくでなし、ティパサ…
 札幌のレストラン<ティパサ>は、私たちがこれまで営んできた店を芝居に例えると『第三幕』になりますが、このレストラン<ティパサ>は、2006年9月に閉店しました。
 ちなみに、『第一幕』は東京渋谷の東邦生命ビル裏の<ろくでなし>(4年間)、『第二幕』は同じく渋谷の松濤町入り口(文化村脇)の<ろくでなし>(15年間)、そして『第三幕』が札幌の<ティパサ>(7年半)でした。
 そんなわけで、ここ鹿児島県の最南端の離島、ヨロン島で、2007年10月22日にオープンさせたトラットリア<アマン>(島の言葉で「やどかり」)は、『エピローグ』に当たるのです。これで私たちの<人生劇場>は終焉を迎える訳です、ハイ。

そしてアマン
 <アマン>オープンの10月22日は、期せずして一年前(2006年)移住のためヨロン島にフェリーで上陸した日でした。ヨロン島移住一年で、ヨロン生活の第二段階が始まりました。20年以上も親しんできた北の端北海道を離れ、きれいな海と親切な人々に包まれ、今こうして南の小さな島に定住していることを思うと、我ながら不思議な感慨にとらわれます。雄大な北海道の折々の季節や人々との交歓を満喫した後、海流に身を任せたヤシの実のように、このヨロン島に吸い寄せられて漂着したのでしょうか。

AMAN店内エピローグ
 ともかくも、『エピローグ』の幕を開けています。
 札幌の<ティパサ>や私たちを愛してくださったお客様全員に<ティパサ>の閉店と移住のお知らせをお伝えすることができませんでした。
 「なんで突然いなくなったのだ。どこへ行ってしまったのだ」というお客様の不審不満がブログや風の便りできこえてきます。本当に申し訳なく思っています。
 突然風に吹かれてしまったのです。お許しください。
 このホームページと旧ティパサとのリンクで、私たちの消息を探し当てたり、いつかヨロンを訪ねてこの島でこの<アマン>で再会できたら、どんなにかすばらしいことでしょう。

 南の島に漂着して、島の新しい友人たちにも恵まれて根をはやしつつある私たちです。これからも友達でいてください。        

「アマン」オープン
2007年10月 ヨロン島
長崎 歳・慶子

それから
 はや4年がすぎ、与論島のレストラン「アマン」は依然続いています。
島の人たち、旅人たちが楽しく交流できる場所になっています。
外国からの人たちも含め、新しい友人たちがまた沢山できました。

「アマン」のホームページを更新しました。
これからもよろしくお願いいたします。
2011年 6月

  • 営業時間:昼12時〜3時(ラストオーダー2時半)
  • 夜は予約制です。3時ぐらいまでにご連絡してください。
  • 定休日:水曜・木曜


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