演歌のホープ・三山ひろしと島津亜矢 (2012年12月15日)
私が今注目している演歌歌手のホープは下記の2人であり、その魅力を語ってみたい。
三山ひろし(1980年生まれ(平成24年現在ー32歳)
演歌にピッタリの美声と歌唱力もあり、若々しくさわやかで、小気味良い節回しが魅力である。
変な癖もなく久しぶりの正統派の演歌歌手である。昭和30年代の春日八郎や藤島桓夫などの演歌を実にうまく歌っている。オリジナル歌手の真似でなく、自分の持ち味を入れることにより、その歌がまた新しい生命力を得て、新鮮な歌に聞こえて来る。
五木ひろしの再来のような気もする。
これだけの美声と歌唱力があるのだから、オリジナルヒット曲が出れば、文句なく紅白に初出場も夢ではない。
島津亜矢(1971年生まれ(平成24年現在ー41歳)
あの太く力強い声で懐メロ演歌を実にうまく歌いこなしている。男の根性ものを歌わせたら 全身の力を込めた堂々たる唄い方は今や右に出るものなしである。今や当世実力No1の演歌歌手であろう。
また最近「女の駅」(大月みやこ)を唄ったのを聞いて、”ああ女心の歌もこんなに実にしっとり、艶っぽく歌える” のだと感心した。
最近の活躍ぶりを見ていると、過去の都はるみや森昌子、天童よしみに似ており、将来 きっと紅白でもトリをとるくらいの実力歌手になるのではないかと思われる。
あとはやはりオリジナルのヒット曲を出せば紅白2度目の出場も確実であろう。