”ちょび髭のハマクラおじさん”という感じでご存知の方も多いと思いますが、
幅広いジャンルで結構いい歌を世に送り出した名作曲家です。
下記のヒット曲のうち、「黄色いさくらんぼ」、「恍惚のブルース」、「人生いろいろ」を除いてすべて作詞・作曲です。
作詞・作曲でこんなにヒット曲をもつ歌謡作曲家は彼が一番でしょう。
作詞も歌詞が２番までというのも特徴です。
昭和３０年代後期にＮＨＫテレビで「黄金（きん）の椅子」（宮田輝司会）という番組がありました。ある週に、当世の代表作曲家４人を集めた特集があり、出席したのは古賀政男、吉田正、中村八大、そして浜口庫之助でした。下記のヒット曲を見れば、４人の中に選ばれたのもうなずけるところです。
スリーキャッツ・・・「黄色いさくらんぼ」
守屋浩・・・・・・・「僕は泣いちっち」
石原裕次郎・・・「夜霧よ今夜も有難う」、「恋の町札幌」他多数
西郷輝彦・・・・・「星娘」、「星のフランメンコ」、「願い星叶い星」
青江三奈・・・・・「恍惚のブルース」
田代美代子とマヒナスターズ・・・・「愛して愛して愛しちゃったのよ」」
ジャニーズ・・・「涙くんさよなら」
マイク真木・・・「バラが咲いた」
坂本九・・・・・・「えんぴつが一本」
伊東きよこ・・・・「花と小父さん」
高田恭子・・・・・「みんな夢の中」
ザ・スパイダース・・・「夕陽が泣いている」
にしきのあきら・・・・「もう恋なのか」、「空に太陽がある限り」
島倉千代子・・・「人生いろいろ」