3-2.間奏の三大名曲       (2011年6月8日)
                 (戦後編)
   

 ※ 先に「間奏の三大名曲」としてあげましたが、よく見ると戦前の曲ばっかりだったので、戦後にも名曲はあるのだということで、「戦後編」を追加しました。

  リンゴの唄  万城目正 編曲(昭和21年) 

♪〜可愛いや りーんーごー♪ の後に ♪ピンポンパン ピンポンパン   パパン パパン パパパン パンパンパン♪ と軽快なメロディーがつづきます。この歌はイントロも素晴らしく、よくいわれていますが、戦後の焼け跡の復興を元気づけるように、ほんとに希望に満ちた明るく楽しいメロディーです。並木路子が歯切れよく上手に歌っており、戦後歌謡曲の名曲第1号だと思います。



  高原列車は行く  古関裕而 編曲(昭和29年) 

  この歌をテレビで見ていると、岡本敦郎が♪高原列車は ラララララン ゆーくよー♪と歌うと、テレビカメラは会場の聴衆を映し出し ♪ランランラン タララッタタララララ♪ という間奏に合わせて、全員が手拍子を打って楽しんでいる様子が映し出されます。古関裕而は”日本のスーザ”と言われるほど、行進曲風のメロディーは天下一品です。その技量に感心します。


  高校三年生 福田正 編曲 (遠藤実は作曲のみ)(昭和38年) 

 ♪クーラス仲間は いーつまーでもー♪ の後に 鐘の音とともに ♪ランランラン ララ ランランラン ウーウ ウウウー♪という女性コーラスが入ります。誰でも知ってるメロディーです。 みんなで歌っていて、つい この間奏もみんなで続けて歌ってしまいます。歌の感じを途絶えさせずに、2番の歌詞に持ち込んでいきます。
”みんなで歌える間奏”ということで貴重な一曲です。      

<番外編>

  お祭りマンボ 原六朗 編曲(昭和27年) 

 この歌は唄もにぎやかだが伴奏もにぎやかで、いろいろなテクニックが駆使されています。唄と伴奏の掛け合いが、聞いていて面白く楽しい曲です。美空ひばりの歌唱もすごいです。


<選考経過>
 3曲の選択に非常に悩みました。上記3曲をあげてはみたものの、自分自身でまだ満足、納得できるものではありません。とりあえず、自分として印象深いものをあげました。
 別項にあげた間奏の楽しい名曲一覧 も参照して、歌謡曲の伴奏を楽しんで下さい。




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