5.横井弘
〜苦しくとも明るい生活をめざす歌詩人〜
横井弘という作詞家はあまりなじみがないかも知れないが、実はヒット曲数、作詞家活動年数などにおいて大変な”大”作詞家です。
この人の詞風は生活感があるということではないでしょうか。日常生活のなかの悲哀と希望を歌言葉に飾りあげて、聴くひとに共鳴感を持たせているように思います。
下記のような数あるヒット曲の中で一番思い出深い歌は何ですかという質問の答えは「やっぱり自分の最初の作品「あざみの歌」だそうです。
伊藤久男・・・・ 「あざみの歌」
三橋美智也・・・「ああ新撰組」「哀愁列車」「おさらば東京」「達者でナ」
春日八郎・・・・ 「山の吊橋 」
大津美子・・・・ 「銀座の蝶」「東京は恋人」
仲宗根美樹・・・「川は流れる」
ザ・ピーナッツ・「心の窓に灯を」
倍賞千恵子・・・「下町の太陽」「さよならはダンスの後に」「おはなはん」
中村晃子・・・・・「虹色の湖」「砂の十字架」
バーブ佐竹・・・「ネオン川」
千 昌夫・・・・・・「夕焼け雲」
佐々木新一・・・「君が好きだよ」
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