トンデモ怪書録

『トンデモ怪書録』

唐沢俊一(著)、唐沢なをき(イラスト)

光文社, 1996.08

光文社, 光文社文庫, 1999.09

小説CLUB、1993年5月号～1996年7月号連載（連載時タイトルは「脳天気本博覧狂気会」）

内容

前書きに代えて

『心靈まじなひ秘法傳・全』／脳天気本にみる「まじない」いろいろ
『科學畫報』／科学が元気だったころ
『絵入川柳妖異譚』綿谷雪編／綿谷雪というひと
『THE BIG GUY AND RUSTY THR BOY ROBOT』／アメリカのオタク世代
『臨床的獣姦学入門』華房良輔／犬の正しい食べ方
『あまとりあ』／レトロエロの味わい
『夫婦生活』／嗚呼、カストリ雑誌
『バリバリ君』井上サトル／信仰のマンガ
『新・大衆薬の明日を探る』／脳天気な薬品ギョーカイ
『ホモタイム』清原宗明／ホモでオタクで…
『當世通俗雜誌讀者氣質』／いつの時代も変わらぬ性のナヤミ
『釈迦の霊泉』大沢祥二／ハゲの恐怖
『ダサイナザウルス』／脳天気ビデオの世界
『宇宙艇』清家新一／美しき星へ
『ケンペーくん』ならやたかし／天誅ニッポン
『宮沢賢治を解く「オッペルと象」の謎』清水正／カルト作家・宮沢賢治
『異常性愛大事典』／人間みな変態
『THE CELLULOID CLOSET』／箪笥の中のホモセクシュアル
『昭和三十三年の新聞から』／大掃除の畳替え
『薬局新聞』／薬局ギョーカイふたたび
『ラッキー・ホラー・ショー』／少女たちの非退屈な日常
『ガイヤパワー』／化石パワーにおまかせ!　[光文社文庫版では「『封印』／日本で一番アブナい座談会」に差し替え]
『真実のメッセージ』クロード・ボリロン・"ラエル"／聖書は宇宙人の証明だ!
『「ゲテ食」大全』北寺尾ゲンコツ堂／アウトドア料理書(ちょっと特殊)
『世界の超リッチ』Ｓ・クールショール&Ｆ・マロ／大金持ちになったら
『「元祖」野菜スープ強健法』立石和／牛乳飲んだらウシになる!?
『怪力法』若木竹丸／健全なる精神は健全なる肉体に
『パソコンが嫌いな人のための超入門』安芸智夫／動くパソコン
『聖液詩集』農上輝樹編／悲劇と喜劇のあいだ
『空飛ぶかくし芸』面白グループ編／バカになりましょう!
『THE BIG BOOK OF WEIRDOS』／変人・奇人大全集
『柳生十兵衛』石原豪人／バタ臭い時代劇
『FEEL 100%』／香港のバカマンガ
『Dr.Kのスーパーフレーズ』／ブスが屁をこく泡の風呂
『死のハンドバッグ』好美のぼる／追悼・好美のぼる
『実証・人類および全脊椎動物誕生の地──日本』岡村良之助／石の中はにぎやか

あとがき
文庫版あとがき　[光文社文庫版のみ]

トンデモ怪書録シリーズ