『カラサワ堂変書目録』

唐沢俊一(著)、ソルボンヌＫ子(イラスト)

学陽書房, 2000.06

光文社, 光文社知恵の森文庫, 2004.12

創, 1996年12月号〜2000年1・2月号連載（連載時のタイトルは「酔狂読書録」）

小説CLUB, 1999年10月号〜1999年12月号連載（連載時のタイトルは「脳天気本博覧狂気会」）

内容

• まえがき

• 魔窟の大冒険──『嵐の鉄腕少年』
• "月島の吸血鬼"──『映画シナリオ　月島吸血三代記(上・中)』
• 爆笑王の新作落語──『柳家金語楼落語名作劇場(上・中・下)』
• タイトルで笑え!──『裸ばなし　女のシリ・シンフォニー』
• 残酷でやがておかしき写真かな──『写真で見る日本残酷物語』
• 著者入魂のイラスト……って──『不思議と神秘の使者　ソロンの予言書I』
• 虫グルメに捧げる本──『虫屋のよろこび』
• "男たちの世界"は酔狂の宝庫──『ホモ族の世界』
• 忍者は不死身なのだ──『どろんろん・最後の忍者』
• 「だれよりも、だれよりもあなたを愛しています」──『青年らしい手紙文の書き方』
• 深海探検の王者、帰還す……──『誉れの軍用犬』
• 血液型の発想とその時代──『「血液型と性格」の社会史』
• "言葉の魔王"登場──『院曲撒羅米』
• 切りも切ったり四千件──『臍学入門』
• お嬢様たちの前夜──［"漾子リリック・レター"シリーズ］
• 「シロクマはみな左利きである」──『超辞苑　新・眠られぬ夜のために』
• エロスの嵐!?　これが人外魔境小説だ──《妖奇》(「大陰茎人」)
• 愛は戦場の彼方に──《征露圖會》
• "人面パワー"炸裂の決定版──『怪奇　人面の呪い』
• 深夜放送、自己主張の時代──『もう一つの別の広場・番外』
• 落書きは下ネタに限る──『落書きの世界』
• 問答無用!!　左縦書きの本──『性愛研鑽法と人生の幸福』
• 変身願望をお持ちのあなたに──『変装の技術』
• 異形ファン必見のアメコミ──『BASIL WOLVERTON IN SPACE』
• 昔も今もスキャンダル! in ヴィクトリア──『ヴィクトリア朝珍事件簿』
• 才人の超実験的雑誌──《モノンクル》
• だます人VSだまされる人──『変態處世術』
• 「性欲は男子の大敵だ!」(笑)──《武侠世界》(悪性慾矯正號)
• 君は"カンジョロ"を見たか──『エピソード科学史III』
• UFO本の名著なのだが……──『私は宇宙人にさらわれた!』
• 笑いの極北を行く男──《マンガの本》
• マフィアには美食がよく似合う──『マフィア、殺しの食卓につく。』
• 神経を逆撫でする男──『マゾヒストたち』
• 1988、世界滅亡!?──『暗年元年大予言』
• すべて見せます。学術写真集──『女体の人種美』
• 運気ツキがとっても好きだから──『ツキを呼び込む10ヵ条』
• 妄想と現実の狭間を漂う人々──《地球ロマン》(天空人嗜好)
• 正常位は陰謀である!?──『処女懐胎の秘密』
• 怪獣がヒーローだった頃──<テレビ人気音頭まつり>(「ウルトラ怪獣音頭」)
• 絵も文もアヤしい北氷洋活劇──『まぼろし船』

• あとがき
• 文庫版あとがき—『本棚の話』　[光文社知恵の森文庫版のみ]

• トンデモ怪書録
• カラサワ堂怪書目録
• カラサワ堂変書目録

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