98.3.26
駄菓子の楽しみ

「駄菓子屋世代」とはいったいいつ頃生まれた人までだろうか?どぎつい色をしたスモモやソースせんべいの味。親や学校の先生からいかんと言われるからどこか麻薬のような怪しい魅力もつきまとう。駄菓子ばかり食べていると合成着色料や保存料で身体を悪くしてしまいますよ!!。駄菓子はそういったことで、滅多に口にはできなかった。
けれど日常の中で時々巡ってくる非日常。たぶん人間はそう言う非日常で解放されるのだろう。
さて駄菓子と呼ぶにふさわしい音楽というのはあると思う。ローリングストーンズは駄菓子のホームラン王だと思う。
学生時代に、自分はクラシックしか聴かないよ。と言う友人がいた。そう言う彼に駄菓子を教えてあげたのだが、残念なことに興味を示さなかった。
渡辺香津美氏のアルバムに「おやつ」というのがある。実はまだ食べたことがないのだが実にうまいタイトルだと思う。きっと氏本人や食べた人も解放されるのではないだろうか。

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