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・本作品について
山歩きの帰途、夕陽を背にしながら山道を降りてくる。陽は尾根の向こうに沈み、あたりが急に黄昏れるときの寂しさはなんとも言えない。戦国時代、敗走する落武者もここを通っていったのだろうか? 気が張り詰めているうちは良いが、黄昏れてくると同時に気力が萎えて刀傷の痛みが突然襲ってくる。そんなことをいつも思い浮かべながら、いつか落武者をテーマにした作品を作りたいと願っていた。直接、落武者とは関係無い曲もあるが、山行で出会ったり思い浮かべたシチュエーションを下敷きにして出来たのがこの作品である。
CDライナーノーツより
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Produced, Composition, Performing, Recording-Mixing, Cover Desing
By Isogawa, Shin-ichi
1989年制作
GACD-004
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