メーターパネルです。左が水温、燃料、油圧計、中央がスピード、右にタコメーターと時計です。下は各種警告灯と外気温計（これだけデジタル）
一番驚いたのが水温計、上下の変動が激しいので見ていてハラハラします。最近は慣れましたが。
スピードメーターは260Kmまで刻まれています。
ステアリング（エアバッグ付）は革巻きで、左の方からちょこっと出てるレバーはクルーズコントロールです。40kmから使用可能でアクセルを踏まなくても加速、減速ができます。

エンジンをかけ、ドアを閉めると、「ご主人様シートベルトをお持ちしましたアーム」が後方より伸びてきます。ベルトをすると引っ込みます。また、しないでほっておいても引っ込みます。
シートベルト着用警告灯も同様に消えます。（この辺が警告つきっぱなしの国産車とは違います。違うといえば、ギアをRに入れてもビープ音は鳴りません）いらないような気がするけど、あると便利な機能です。これに慣れてしまうと他の車に乗ったとき、手を出して待ってしまい「何やってんの早くベルトしてよ」とつっこまれてしまうほどです。（正式名：ベルトキャリア）
ON/OFFスイッチがあっても良いと思うのは私だけでしょうか？

センターパネルはウォールナットを使った重厚感のあるものです。 エアコンの吹き出し口の下には４つスイッチがあり、左からリアデフォガー、後席ヘッドレスト収納、ハザード、後席ルームランプスイッチです。
後席ヘッドレスト収納スイッチは、同乗者が寝てしまってシャクにさわったときなどに押すと良いでしょう（事前に手でヘッドレストを起こしておく必要がありますが）
その下はエアコンです。両端にあるダイヤルで、運転席側と助手席側で違う温度にできます。冷房と暖房が同時に使えるかどうかは不明です。^^;　丸いダイヤルは左が風量切替え、右が吹き出し口切替えです。
真ん中の３つのスイッチは、上から除湿、エコノミー、内気循環スイッチとなっています。エコノミーにすると本当に風しか出てきません。（前の車は真夏でもエコノミーでＯＫでした）内気循環は時間がたつと解除されてしまいます。ドイツの法律できまってるそうです。
ステレオは純正？のテクニクス（National）製で音はあまり良くないです。トランクに10枚CDチェンジャーが付いてます。
一番下は灰皿ですが、煙草は吸わないのでオプションでコインホルダーがあるとありがたいです。ちなみにカップホルダーの類はありません。グローブボックス内には一応ありますが意味無し（走ったら倒れそう）、現行各車にはあるのに〜（涙）。

後席はクーペながらヘタなセダンよりも広いです。前席を後ろに下げてしまうと全然レッグスペースが無くなりますけど。
右に見えるのはアームレストです、その下にコンソールボックスがあるのですが、アームレストのおかげで蓋が全開にならないので使い勝手は悪いです。深さもあまりありません。

ドアを閉める音はメルセデスお約束の「ズドンッ」という気持ちのよい音です（この音のファンの方も多いと思います）。ドアロックは磁石ではなくバキュームなので、コトンと上品？な音です。
ハンドルの調整機能はオプションらしいので、この車には付いてません。ドアミラー調整の運転席側はなんと手動です。届く所は自分でやれ、ということかな。 きっと他のところに金がかかってるんでしょう。
ちょいと固めのアクセルを踏んで走り出すと、「これがメルセデスのボディかぁ〜」と感激しました。まさに装甲車にでも乗ってるかのような剛性感があります。装甲車に乗ったことはありませんが^^;
走行安定性もすばらしく、気楽に走っていると知らずに80kmも出てたりします。エンジン音も静かなので、高速ではたまにスポーティに走らないと眠くなります（笑）
ブレーキは普通かなぁ。もっとドッカーンと効くかと思ってました、でも踏み込むとすごく効きます。
気になる燃費は、街乗り5.7Km/L〜6Km/L、高速で8.5Km/Lくらいです。あんまりハードには走ってません。いいのか悪いのか私には判断できないのですが、RVRにくらべると高速では燃費が良いです。さすが５AT。

エンジンは直列６気筒。今時の国産車から見ると驚くべき馬力ではないですが、必要にして十分です。発進は素早くないですが、高速の伸びはなかなかです。
トランクにはキャディバッグが２つは余裕で入ります。ちなみに運転席からトランクを開けることはできません（私はＲＶに乗ってたので違和感ないのですが、たまにトランク開けてといわれる）。左に見える黒い箱は１０連装ＣＤチェンジャーです。マットの下にはスペアタイヤ、工具が収まっています。