ミュージカルの名曲(1)
最近ちょっと重い(?)話題が続いたのでちょっと楽しめる話題に変えたいなあと思って、安易な所に行き着いてしまいました。題してミュージカルの名曲。
「ミュージカル」という位ですから音楽は当然つきものですよね。またミュージカルから生まれた曲がスタンダードナンバーになった曲も多くあります。皆さんにも「この曲好きだあ」なんて曲があるんじゃあないでしょか。というわけで個人的な趣味を含めて「ミュージカルの名曲」を集めてみました。まずは「珠玉のバラード集」。
「ジーザスはだあれ?」という事で話題になってます「ジーザス・クライスト=スーパースター」から”I Don't Know How to Love Him”。邦題はちょっと忘れてしまいました(って調べればいいだけなんですけどねえ)が、この曲、70年代の半ばにHELEN REDDYがカバーして大ヒットした曲なんですね。僕は当時ミュージカルの曲だとは知らずに口づさんでました。まさかその後でミュージカルで再会するとな思ってもいませんでした。いい曲ですよねえ、これ。。
お次は「レ・ミゼラブル」。このミュージカルは名曲の宝庫ですね(って僕が個人的に好きだという事もありますが)。”On My Own”が非常に有名となりましたが他にも”夢破れて”だとか”彼を帰して”だとかバラードという分野に限っても聴かせ所がたくさんありますね。同じ東宝系の大作ミュージカルということで「ミス・サイゴン」からの”命をあげよう”も印象に残る曲ですね。
何の脈略も無く続きますが、「CATS」からはやはり何といっても”メモリーでしょうね。「CATS」に使われている曲って割と楽しめたり明るい曲が多い中でこの曲の存在は非常に大きいものがあると思います。ひきしまりますよね。また僕がこの文章書きながらBGMに流れている「オペラ座の怪人」から”All I Ask of You”。甘ったるい(失礼)音楽の多い「オペラ座の怪人」の中でもいかにも愛の歌という曲ですね。しかしこの文章の曲名のタイトル、原題と邦題がごっちゃですねえ。まいいか。
「サウンド・オブ・ミュージック」からは”Edelweiss”と”Climb Every Mountain”この2曲、タイプはちょっと違いますけど心に残る曲ですよね。個人的にはEdelweissを聴くと「ホロリ」ときてしまいます。「エビータ」からは"スーツケースを抱いて”。地味なんですけど、僕この曲好きなんですよねえ。
「ラ・マンチャの男」から”見果てぬ夢この曲もスタンダードになってますけど名曲ですよね。静かな導入部からどんどん盛り上がっていくというバラードのお手本のような曲なんですけど松本幸四郎さんの名演と相まって素晴らしい出来になってます。そういえば「ラ・マンチャ」、今年はやらなかったですね。ここ何年か毎年秋に演ってくれていたので楽しみにしていたのですが。来年予定されているようなので楽しみにしていたいと思います。楽しみといえば「マイ・フェア・レディ」のフレディ役、次回公演は川崎麻世さんが出演されるみたいですね。川崎さんの”君住む街で”がとても楽しみです。
B級カルトミュージカルの大傑作「ロッキー・ホラー・ショー」からは”Over at the Frankenstein Place”。これから起こる不気味な体験を暗示しているみたいでシーンにマッチした曲ですね。あと「美女と野獣」から”愛せぬならば”とテーマ曲”美女と野獣”。しかし並べ方がめちゃくちゃですね(笑)。とくに愛せぬならばは1幕の最後をかざるにふさわしい曲ですね。その前の「Be Our Guest」から一転してのシーンですから一層印象的です。何人かの野獣を見ましたがそれぞれ特徴があって見ていて飽きません。
というわけで駆け足でバラード編を書いてきましたがまだまだ名曲がたくさんありますよね。皆さんはどんな曲が好きなんでしょう。次回はバラード以外の名曲を挙げてみたいと思っています。僕個人的にはアンサンブル全員が参加して迫力有る歌を聴かせてくれるシーンの方が好きなんですけどね。それではまた次回。
(98/08/22)