タナボタです。岡君です。林さんです。でもそんな事はどうでもいいです。ほのかさんです。実は僕、ほのかさんの大ファンなのです。前回の「貧血鬼ドラキュラ」で今回公演のチラシを見て「絶対に行こう」と思って、四季でも東宝でもチケットを取るために並んだ事がないくせにこの公演だけは、朝早くからチケットぴあに並んで取ったのでした。その甲斐あって前から3列目のセンターを確保出来て、心躍らせ想い出深い草月ホールに向かったのでした。
という事で今回の感想は「ほのかさ〜んゥ」で終わり。なんて感じなのですが、それだけじゃあしょうがないんで、一応感想など。(ハートマークうまく出てるかな?)
この日の曲目を挙げておきましょう。
ACT.1 1.Lullaby of Broadway 42ND STREET 2.Tell Me On A Sunday SONG&DANCE 3.She Loves Me Not CLOSER THAN EVER 4.I Feel Pretty WEST SIDE STORY 5.You Have Cast Your Shadows On The Sea THE BOYS FROM SYRACUSE 6.The Last Night Of The World Miss Sigon 7.from ANNIE GET YOUR GUN 8.Song Of The Sand LA CAGE AUX FOLLES 9.The Impossible Dream MAN OF LA MANCHA
ACT.2 1.The Saga Of Jenny LADY IN THE DARK 2.Triplet BAND WAGON 3.Being Alive COMPANY 4.The Story Goes On BABY 5.Some Encahnted Evening SOUTH PACIFIC 6.Seeing Is Believing ASPECTS OF LOVE 7.Anthem CHESS 8.Mister Cellophane CHICAGO 9.All I Ask Of You THE PAHNTOM OF THE OPERA 10.LES MISERABLES Suite I Dreamed A Dream〜Stars〜Bring Him Home〜One Day More 11.The Party's Over BELLS ARE RINGING 曲名については事前にここの掲示板から情報を得ていたのですが、2つほど注目しているナンバーがありました。それは「I Feel Pretty」と「Anterm」。Antermの方は前に何かのCDかテープで聴いた事があるのですが、とても印象的な曲だったので、岡ちゃんがどのように歌ってくれるのか楽しみでした。これについてはちょっと期待はずれだったかな。まだ歌い込みが足りない感じ。本当の「CHESS」の中で聴いたらまた違うのかもしれませんね。やっぱりこういうコンサートでは、舞台を見た事があるか無いかって結構印象が違って来てしまう気がします。一方「I Feel Pretty」についてはほのかさんがどんな表情を見せながら歌ってくれるのか楽しみにしてたのですが、残念ながら、これ、岡ちゃんと林さんが歌うんですねえ(苦笑)。まあこれはこれでナルシスト岡と中年林の魅力が十分に演出されていて楽しかったですが、やっぱりほのかさんで聴きたかったなあ。
一幕の方は美女ほのかさんを争う二人の男性というちょっとしたドラマ仕立てで進行して行きます。途中に多少笑わせてくれる場面も出て来ますが、実力派3人の歌合戦という感じです。その中でも印象的だったのが「The Last Night Of The World」。ここの所ずっと「MISS SIGON」がもう一度見たいなあなどと思っていた所に、こんな曲聴かされてしまったらうずうずして来ます。おまけに脳裏には市村さんの「American Dream」なんか浮かんじゃったし。「MISS SIGON」では聞けなかったほのかさんのキムを聴く事が出来て、これだけで、もうチケット代の元を取ったなとホクホクしてました。いやあファンというものはありがたいですねえ(笑)。どうしてもこの舞台、失礼ながら岡ちゃんと林さんには全然目がいかないんですよねえ。何せ座席が良かったもんで、目の前にほのかさんがいるんですよぉ。もう幸せの極致。ドレス姿も美しく、表情もさすが女優さん、突然すごく「可愛らしく」見えたかと思えば次の瞬間には「美しい」女性に。なんだかまるで感想になってませんねえ(笑)。普段は結構冷静に舞台を見るんですけど、今回はダメです。クリスティーヌを歌おうが、ローズを歌おうが、何でも素敵に見えてしまいます。ほのかクリスティーヌとかほのかベルとかほのかエリザベートとか(おいおい)見てみたいなあ。
考えてみたら、この舞台、四季の「ソング&ダンス」にも良く似た構成ですね。あまりダンスはありませんが、ミュージカルのおいしい所をつまみ食いして聴かせるという舞台ですから。四季の方はまじめな優等生。タナボタの方は・・というと優等生にはなりっこないですよね。そんな舞台、誰も期待してないだろうし(笑)。たまには四季もこういうサービス精神を発揮してくれてもいいんじゃあないかな。まあ四季の理念とは合わないでしょうが。
最後の「レ・ミゼラブルメドレー」では間近でほのかさんの「夢破れて」を聴く事ができたし、「3人One Day More」も素敵だったし、言う事のない舞台でした。岡ちゃんの「星よ」とか林さんの「彼を帰して」も普段聞けないナンバーで印象的だったのですが、僕としてはほのかさんの「夢破れて」が二重丸です(笑)。でもできれば「On My Own」を聴いて見たかったなあ。さすがにちょっと歌いにくいのかなあ。
で、凄く幸せな気分で、カーテンコールを迎えたのですが、ここでまたまた大変。ほのかさんの色っぽい胸元に完全にノックアウトされて幕は閉じたのでした。(おじさんですね。)帰りには「ほのか夢クラブ」のチラシまで持って帰ってきちゃったし(笑)。でもせっかく「生まれて以来個人のファンクラブに入った事がない。」というのを続けているので、どうなるかはわかりませんが。
しかし今回はまるで感想になってませんね。まあ幸せな気分を分かち合うという事でご勘弁を(笑)。
(99/3/22)