久々にストレートプレイのチケットを確保しました。「アート」という作品なのですが、JCBの貸切公演のプログラムを見ていたら出てきたのです。「見たいなあ。」と思ったのですが、我が家の家計は火の車、これはちょっとダメかなあと思っていたのですが、嫁さんがそれを見つけた瞬間、よだれをたらしてしまいました(笑)。相変わらず市村さんにはメロメロのようで、市村ルキーニにもよだれをたらしています(笑)。
新年度を迎えた4月、多分忙しくなるだろうなあと思って一本も観劇予定は入れていなかったのですが、予想以上に多忙です。会社の人事異動で僕の部の人間が半分位入れ替わってしまったので、前からいる人間としては悲惨な目にあっています。おまけにちょっと引っ越しの予定まで入ってしまってさあ大変という感じです。チケットは取らなくて正解だったのですが、やっぱり寂しいですね。
そんな生活ですが、やはり楽しみは舞台という事で、我が家は気がつけばミュージカルのCDがかかっています。僕はミュージカル歴長い割には昔のCDとかほとんど持っていないんですね。もったいない話だと思うのですが、若い頃はやっぱり「舞台至上主義」でほとんど買わなかったのです。今持っていればお宝CDになったかもしれませんね。という事で今回の徒然草はちょっと気になるCDとかお気にいりのCDを挙げてみましょう。筋金入りの(笑)ミュージカルファンの方にとっては全部お持ちかもしれませんが、たまにはミュージカル初心者の為のCD講座というのも良いのではないのでしょうか(笑)。
まずはジーザス・クライスト・スーパースター(1976年東京キャスト版)です。これは僕がミュージカルにはまるきっかけとなった鹿賀ジーザスの声が聞けるCDですね。その他にも沢木シモン、市村ヘロデ、滝田ペテロが聴けるというお徳用版です。ご存知とは思いますが、銀座の山野楽器に山積みされているはずですので、よろしかったら聴いてみてください。(決して山野楽器の回し者ではありません。)また最近よく聴いているのがCATSオリジナルキャスト版です。野村玲子さんのシラバブとか山口祐一郎さんのタガーとか久野グリザベラ、保坂グリドルボーンとかの懐かしい声を聴く事ができます。山口さんのタガー、今の声とはちょっと違いますね。なんか「歌のお兄さん」みたいです(笑)そういえばこのCD、「アンサンブル」の中に青山弥生さんとか鈴木孝次(!)とかの名前があるのも懐かしいですね。ただ録音の時期とかが一切書いていないのが残念ですが。
ここまで書いていたらまたも(笑)嫁さんから横やりが入りました。「チェ」はどうしたの!?まったく市村さんには目の無い奴です。エビータのオリジナルキャスト版です。確かにとても魅力的な歌声を聴かせてくれています。どうも嫁さんは僕が市村さんの「オペラ座の怪人」のCDを買っておかなかったのがすごく不満なようです。そんな事言ってもしょうがないのねえ(笑)。
話を戻して(笑)、輸入版にも手を出しています。輸入版って昔は手に入れにくかったのですが、最近は国内でも結構流通してますし、インターネットでも気軽に注文できるようになったので楽ですね。そんな輸入盤の中から僕のお薦めはSTAGE HEROESというCDです。このCDはCOLM WILKINSONがいろいろな歌を聴かせてくれるCDなのですが、ちょっと前にタナボタで話題になったANTHEMという曲も入っていますし、他にも「THE IMPOSSIBLE DREAM」や「魅惑の夜」、「BRING HIM HOME」などいろんな名曲を聴く事ができます。あと有名な(笑)輸入盤として「Les Miserables The COMPLETE SYMPHONIC RECORDING」を挙げておきましょう。島田さんの華麗な歌声を聴く事ができます。「レ・ミゼラブル」に関しては他に日本公演ライブ版(いわゆる「赤盤」の方です。)とオリジナルロンドンキャスト版を持っていますが、やはり「COMPLETE」が一番ですね。ただ日本語で聴きたいという方にはちょっとあいませんけど。でも最近やっぱり「青盤」も欲しいなと思い出しました。岡ちゃんも聴けますしね。
上の方で「オペラ座の怪人」の古い版を買わなかったのが残念と書きましたが、もう一枚、「買っておけば良かったなあ。」というCDがあります。それが「ミス・サイゴン」日本公演ライブ版です。あの舞台、見た時は印象が今ひとつで、CDを買う気がおこらなかったのですが、最近は「また見たいなあ。」なんて思いだしました。まあ再演すればCDも発売されるでしょうから、それを楽しみに待つ事にしましょう。といいつつなぜか「日本公演ハイライト版」と「ロンドン版」は持ってるんですね。昔はやはりロンドン・ニューヨーク至上主義みたいなものがあって日本語のCDを買う位ならあちらのCDを買っていたんですね。今なら間違いなく「日本語」の方を買うんですけどね。年をとったのかな(笑)。そういえば日本語・英語以外の言語のCDで唯一持っているのが「エリザベート」ウィーン版です。そういえば最近一番聴いているCDはこれかもしれません。キャストも何にも良くわかっていないのですが、この「エリザベート」、曲も良い曲がそろっていますし、良く出来た舞台ですね。
その他に良く聴いているCDとしては「美女と野獣」(四季版)、ロッキーホラーショー(輸入盤)、「オペラ座の怪人」(四季:山口ファントム版)等を良く聴いています。やはりCDというのはビデオとは違った魅力があって、想像の世界に入っていけるというのが良い所ですね。
(99/4/18)