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初心者の人へバスケットボールの理論

スポーツとしてのバスケットボール

バスケットボールの技術

技術の一番の基本

 

 

スポーツとしてのバスケットボール

色々なルールが決まっているが、基本的なルールと一般のルールがある。一番大切な基本的なルールはゲームを勝とうとして両チームが努力すること。この前提的なルールがなければスポーツとして成り立たない。

 基本のルールはお互いにゴールへボールをいれて多いほうが勝ちであると言うこと。そして小さいルールが沢山できた。

 この小さいルールさえ守れば何をしても良いと言うわけではない。ルールの裏にある精神(基本的なルール)を理解することが重要である。これは法律と憲法の関係に似ている。

バスケットボールの基本ルールにおいて最も重要なことはお互いに最善の勝つための努力をすることであり、勝ちを度外視したバスケットボールはありえない。しかしこれはルールブックに書くことができない

フェアプレー精神とは、互いに対等な立場で試合を行うことである。ルールを遵守することではない。対等なファウル、対等なルール無視はフェアプレー精神に反しない。しかし、ルール違反には罰則がついている、フェアプレーでありながら罰則が適用されることはありうる。

 

 

 

 

バスケットボールの技術

バスケットボールの技術にはいくつかの種類がある。

@基礎体力

バスケットボールでは基礎体力というのは技術とは別なものと考えられているが、体力、身長、ジャンプ力、スタミナなどは、試合の中ではある種の技術のうちに入ると考えるべきである。

Aボールを介した肉体的な技術。

オフェンス:パス、ドリブル、シュート

デフェンス:ステップ、ハンドワーク、コースチェック、スクリーン アウト

リバウンド:ジャンプ、ブロックアウト

以外に分解すると種類が少ない、しかしそれぞれの組み合わせは無限にある。

B対戦相手との一対一の技術、

常にゲームをするときの最も基本的な単位であり、しかし実際のゲームの状況とは最も遠いものであり、むしろボールを介した技術に近いものである。この時点でストップシュートとカットインシュートができれば攻めができることを認識するべきである。

C二対二から五対五までの技術、または作戦と言うべきもの

疲労度を判定する能力。

精神的な疲労、肉体的な疲労を的確に判定すること。チームとしてどのようにフェイントをかけるか。またどんなに優れている選手で疲れている選手がコート上にいることは悪い影響があることを知るべきである。最も頼られている選手は最もチームメートに対する影響力が強い。

マッチングの問題。

ゲームの流れを読むこと。

相手の癖を知ること。

D味方に対する心理的な把握と操作

 

 

 

 

技術の一番の基本は何だろうか。

それは試合をすることである。そこでできないことを練習するべきである。基本という考え方は一般的には分解練習の考え方であり、命のやり取りをした昔の武道などでは簡単にゲームに類することはできないのだから分解練習は必然になる。しかし現在のスポーツではすぐにゲームができるのであるから、するべきである。

 分解練習は一見能率的である。しかし、試合のどの局面で使うかわからなければ非能率的な練習である。分解練習を有効にするにはゲームに応用することが重要である。言葉でいうのには限界がある、状況が選手を教育するのである。