●LUXMAN CL36 管球式プリアンプ
このモデルは20年近く前に発売、現在製造中止されています。
外観はシルバーつや消しで見た目年代の古さを漂わせます。
ソース入力はAUX2系統、チューナー1系統、PHONO2系統、TAPE2系統、
ソース出力はTAPE2系統、プリ出力2系統、となっています。
入力にPHONO2系統というところが時代を感じさせてくれます。
真空管式パワーアンプとのマッチングが良く、
これまでのトランジスタ式セパレートアンプに比べぐっと音の解像度が
良くなりました。
また、楽器の余韻とブォーカルの音像と余韻がはっきりと分かり、
さらにナチュラルサウンドで聴かせてくれます。
しかし、真空管を使用しているため、熱がかなり出て、
上には何も載せることが出来ない為、使い勝手には不満が残るが、
音が良ければ結果良し!
一度セッティングしてしまえばこっちのもん!
一生物と呼んでも恥じない名機です。
もちろん、現在は中古品でしか残っていません。
後継機種としては、ラックスマンCL−360が、
真空管としては最終(不明??)だそうです。