日々是平穏
2003/12 後半

↑現在の日記へ↑
←←2003/12 前半へ 2004/01 前半へ→→
↓過去の日記一覧へ↓


12月31日 水曜日 冬休み

 10時過ぎ、叩き起こされて、例年通り風呂を掃除。泊まりの来客があるごとにざっと掃除をしていたものの、この半年くらいは大がかりにやっていなかったので、大分汚れが目立ってきている。気合いを入れて掃除……とはいえ、昔に比べれば随分楽になったもので、カビの汚れには、塩素系の洗剤をしっかりかけてやるだけで、十分に綺麗になっていく。洗剤に含まれるアルカリに足の皮がぬるぬるして、すっころんで肘の辺りを強打して流血>ただの擦り傷です
 天井のカビが綺麗になったので、続いては床や浴槽、水栓など、中性洗剤をかけて、たわしで気長にこしこし擦り、少しずつ綺麗にしていく。2時間近く洗って、十分に綺麗になった所で終了。風呂の後は窓ふきなど頼まれたり。

 掃除が一段落着いたので、冬コミの後始末やら、書きためていた日記を片付けたりしていた所、カンダとヒラノから相次いで連絡が入る。二人とも風邪で全く動けないらしい……今年は二年詣りはなし、となる。「それでも大晦日なんだし、どこか行くくらいはしたいなぁ」と思い、冬コミ後実家に戻っているタナカに声を掛ける。案の定割と暇であるようで、夕方過ぎに来てくれるとのこと。暫く時間があるので、余りに汚い車を洗車してこようとGSに出掛けたが、同じようなことを考える人は沢山いるようで、洗車機の前に、車が列を成していた。仕方がないので戻り、また後片付け。

 18時過ぎ、タナカ来訪。晩飯を食いに行こうと思ったが、「曙対サップは観てみたい」と曰ったので、洗車とガソリン補給だけに留めて、スーパーやコンビニで飲み食いするものを仕入れつつ帰宅。紅白も観ずに、民放三局の格闘イベントをはしごしつつ楽しむ。
 観るべきイベントも終わったので、タナカを伴って聖天山へ赴く。家を出るのが例年より遅かったので、随分長い列の後ろに付くことになった。間もなく日付が変わり、お互いに新年の挨拶。長かった列も次第に消化されていき、45分ほどして、漸く本堂の前に到達出来た。新年のお参りを済ませ、家に戻る。
 帰宅後も暫し駄弁って過ごし、4時頃、タナカを見送った後、再びPCに向かう。

〜今日の一枚〜
FZ1はほとんどフルオート。露出くらい弄りたい…
今年も行って参りました、聖天山への二年詣り。
この10月から5年がかりの大改修工事が始まったばかりで、
仮本堂へのお参りになりましたが、流石に大きいお寺だけあって立派でしたね。
山内は足場やらなんやらで大分狭くなっており、いつもより混雑していた気がします。


12月30日 火曜日 冬休み

 寝ることも出来ず、引き続き2時間近くかけて準備を続ける。出展用のアイテムを漁っていたら、遺品の内から譲り受けたアイテム袋の中に、藤原が昨夏お遊びで作ったヨコハマ造船所の身分証明書(写真付き)が入っていた。折角だから連れて行ってやることにする。晩飯の残りを掻き込んで家を出る。湘南線まで大崎まで、着席とほぼ同時に寝て、道中ほとんど寝て行けて、睡眠を確保する。8時ちょっと前には国際展示場駅まで到達、無事に時間内入場を果たす。眠気でぼーっとしていたが、龍さんや碧海君、藤原弟君達に促されて何とか支度。

 10時、遂に開会。いつも通りのシフト、龍さん・碧海君には買い出しに行って貰って、一人で店番をする。ウチみたいな泡沫サークルに開会10分で来てくれた方が居られたり、新刊既刊5冊セットでまとめて買って下さる方が何人も居られたり、お出でになるなり「新刊をお願いします」と仰る方が居られたり、数年来のウェブの友人環氏に差し入れのサンドウィッチを貰ったり、同じく数年来の友人PI(ぴーわん)さんに新刊を頂いたり、本が非常に好調に捌けたり、大変嬉しいことばかり。

 会場にいるという高揚感からか、何とか眠気を抑えていられたのだが、差し入れのサンドイッチを食べた後、ぐぐぐっと眠気に襲われる。お客さんの波も粗方抜けたので、タナカに店番を任せて後ろの席に交代すると、あっという間に意識が飛んでしまった。目が覚めてみると、きっかり1時間進んでいたが、その間に捌けたのは1冊だけだったらしい。粗方来るべきお客さんも来てくれたようだし、疲れてもいるし、最後まで居て大混雑の中を帰る元気もなかったので、終了宣言1時間前に撤退を決める。橘屋関係者全員、疲れでグロッギーだったり、用があって早上がりだったり、他の友達と呑みに行ったりで打ち上げもなく、店仕舞い中に寄ってくれた環氏(ちょうど上がる所だった)と会場を後にする。浜松町で氏と別れた後、上野へ。こんな寒い日に限って、車両故障由来の遅延に遭い、30分近く立ちんぼ。

 帰宅してみると、ゼンマイがすっかり解けていて、部屋の柱時計が止まっていた……ほとんど残ってなかったのは知ってたけど、忙しくて手を付けられなかったからなぁ。脚立を持ち出してぐりぐり巻く。晩飯を食い、風呂に入り、ネットに繋いで、友人達に事後報告。半ば意識を失いながら『映像の世紀』を最後まで見る。



〜今日の一枚〜
きっちり一杯巻けば30日はちゃんと動きます
ねじまき中。頑張ってねじを巻くと、真ん中のゲージが白に変わっていきます。


12月29日 月曜日 冬休み

 ちょっと気を抜くと、ふっと意識が飛んでいきそうな状態で、引き続き原稿。余りの惨状を見かねたか、お母んが製本作業を手伝ってくれると言うので、宜しくお願いする。製本を任せつつ悪戦苦闘し、苦闘したなりに原稿は進むが、それでもどうにも最後までまとまらない。新刊分の製本も手伝ってくれるというお母んに寝ていて貰って、弟に頭を刈って貰い、風呂で気分転換を済ませてからラストスパート。本当に書き上がるのかという不安感と戦い続け、25時過ぎ、何とか書き終える。相変わらずのんびり屋のプリンタに鞭打ちつつ表裏に印刷を施し、お母んを起こして製本。全ての製本作業が終了したのは27時を大きく廻ってからであった。
 製本が終わった後も、寝る暇もなく出発の準備。

冬コミ出店まで後1日。原稿:……完成!


〜今日の一枚〜
写真は春の房総半島旅行から
どうにか昇った勝利の陽。

……目一杯援軍と運頼みの他力本願な勝利でしたが。皆様に感謝。


12月28日 日曜日 冬休み

 原稿も切羽詰まっているが、みちケンさんが北海道への帰省が羽田経由ということなので、東京駅までお迎えに参上。東京駅近辺をぶらぶら歩きつつ、延々無駄話にお付き合い頂く。浜松町までお見送りの後、再び東京駅で碧海君と合流、明後日のサークル入場チケットを渡した後、少しでも原稿を進めるべく、寄り道せず真っ直ぐ戻る。

 帰宅してからも、甥っ子の子守もしないで引き続き原稿。洒落にならない所まで切羽詰まってくると、流石に手も早く、めりめり進む。
 明日になってから新刊既刊を一気に印刷するのは負担がでかすぎるので、甥っ子共が帰り、夕食と風呂を済ませてから、レーザープリンタでごんごん印刷。相当古いとはいえ、レーザーだけに刷り上がりの出来は全く問題なく満足。ただ、相当古いだけに印刷速度はかなり遅い。しかもたまに止まる。姉貴のノートを借りて原稿と並行して、既刊分だけ印刷。『映像の世紀』も見る。既刊4冊各25部、両面印刷が終了したのは午前3時を廻ってからだった。印刷が終わっても、一向に原稿は終わらず、そのままぱかぱか原稿を書き続けている内、朝日が昇る。

冬コミ出店まで後2日。原稿:怒濤の進行。


〜今日の一枚〜
……そんなのを貼るくらいに余力がない、とw
ネタを捻り出す余力もありません。

普段コピーして使ってる日記ソースのテンプレート、
『今日の一枚』の画像が出る所に貼ってあります。
ブラウザを通して見てみた時にこれが出なければ、
ちゃんと『今日の一枚』を更新出来た、ということ。確認用です。


12月27日 土曜日 冬休み

 いい加減疲れてきて集中力が続かない。べろんべろんでデスクに向かう。今日は甥っ子共が二人とも預けられていたけれども、二人とも一日機嫌が悪く、何かあってはぎゃーぎゃーと泣き叫び、家族みんなで疲れ果てる。
 そんな中、お父んが「レーザープリンタで印刷してみたらどうだ」と曰った。我が家には、とある筋の廃用を譲り受けてきた、10年モノの業務用レーザープリンタがあるのだった。印刷の一部にかすれが出るのでコピー誌作成には使えない、と思っていたのだが、先頃お父んが蓋開けて掃除をしたそうな。試しに印刷してみる……かすれなく、無事全面に印字されている。再版分の再編集・印刷も幾らか進めてみる。枚数を刷ってみても大丈夫(そりゃ元は業務用だから……)だった。結果、余りに厳しい「28日夕方まで」の〆切が1日伸びる。万々歳。……とは言え、明日の午後以降、原稿と並行して印刷も進めていかなければならない状況に何ら変わりはないのだが。風邪から来るのか、胃腸の調子がいまいちという弟とお父んに施術。いい加減観念して鍼打たせなさいよ。その方がずっと効くんだから(私信→弟)
 若干ノルマが弛んで、多少楽な進行。『映像の世紀』を見ながらデスクに向かう……放映時間が昨日までとずれるとか、一挙2本放送するとかであれば、もうちょっと分かりやすく広報してもらいたいなぁ、と思った年の瀬>気付かなかった奴が悪い

冬コミ出店まで後3日。原稿:深く静かに進行中。


〜今日の一枚〜
見ての通りネタならありませんw
さて、勝利の陽は昇るか。


12月26日 金曜日 冬休み

 漸く体調も好転してきたので、いよいよ本格的に原稿作業再開>結局このパターンです ぼちぼち仕上げていくか、とのんびり構えていると、「いつも印刷をさせて貰っている伯母の会社が29日にも仕事があるから、28日夕方までに原稿を上げるべし」との恐怖の通達がお母んから下る。眠い目を擦り、紅茶の飲み過ぎで重怠い胃袋をさすりながら、進まない原稿と格闘。若干なりとも形が見えてきたのは救いか。

 夜はいつも通り『映像の世紀』でしばし休憩の後、原稿。途中、姉貴の年賀状づくりに動員されたり。

冬コミ出店まで後4日。原稿:それなりに進む。


〜今日の一枚〜
松竹>同じネタは3回まで
春の房総旅行から、日の出前の海。
吹き荒れる風に波も高く、白く砕けて押し寄せます。


12月25日 木曜日 冬休み

 少し調子が上向きになってきたので、髭を剃り、お師匠の所へ。施術を受けて更に上向き、風邪は殆ど治まる。腰や背中に貼るカイロを貼りながらPCに向かう。『映像の世紀』を見ながら原稿。


冬コミ出店まで後5日。原稿:減ページを検討中……

【買い物メモ】
・アイシールド21 (6)
集英社 ジャンプコミックス  原作:稲垣 理一郎  作画:村田 雄介
・げんしけん (3)
講談社 アフタヌーンKC  著:木尾 士目


〜今日の一枚〜
9/23の東京ドームからの帰りに撮影
魔都秋葉原の空に浮かぶ火星。目下大いくさの最中なので。


12月24日 水曜日 冬休み

 体調今三つ。原稿進まず。去年もこの時期体調を崩しながら原稿書いてた気がするなぁ……そして、休もうって時に限って色々頼まれる。
 昼過ぎ、病院に行って来た甥っ子の子守。クリスマスプレゼントにグラン・ツーリスモ4プロローグを買って貰ったのをプレイしたいというので、部屋からPS2を持ってきてやらせたりやって見せたり。甥っ子の豪快な運転を見守る内に3D酔いしてリタイア。

 夜、どうにか復活。『映像の世紀』を見ながら何とかデスクに向かうが、やっぱり殆ど進まず。

冬コミ出店まで後6日。原稿:本格的に危険。


〜今日の一枚〜
ビデオテープが散らかってるのは洋画小僧のお父んの所為
子守。
風邪を伝染したり伝染されたり。


12月23日 火曜日 天皇誕生日

 症状は相変わらず今二つ。せめて今日の内に出来るだけ良くして、残す日数をフル回転で回そう……と思っていたが、甥っ子共(2号に至っては風邪で発熱中)が来た上に、又お父んがさっさと出掛けてしまったので、結局甥っ子の面倒見に駆り出されたり、あれやこれや雑用を頼まれてゆっくり寝られず。PCに向かいながら、症状を抑えるべく鍼や灸で処置。

 夕方には、2号の体調が良くなったのと入れ替わるように、1号が熱発。寒い中、熱の出てる子供を連れて帰れない弟は、仕事を終えて泊まっていくことになった。『茄子』のDVDを観たり軽く無駄話をしたり。昨日と同じく、『映像の世紀』を見ながら原稿。

冬コミ出店まで後7日。原稿:進みません。かなり危険。


〜今日の一枚〜
その分日の出が遅くなる訳です
冬至の夕陽。山の端に沈んでいきます。
因みに、日照時間自体は冬至前後が一番短い訳ですが、
日没自体は今月上旬から遅くなりつつあり、今頃は日に30秒前後は遅くなっています。


12月22日 月曜日 冬休み

 折角のお休み、原稿を進めたい……が、風邪の具合が大分悪い。仕方無いので首や腰などを温めながら寝ている。午後、パートに行くお母んに診療所の診察券を託し、夕方前にもさもさ支度して出掛ける。高校の先輩の先生はとても気さくな方で、私が鍼の学生だと云うことも知っていて、色々アドバイスをしてくれたり。「年末までに書き上げなければならない論文がありまして……」と云うと、抗生剤の点滴・注射を受けさせてくれた。

 折角医者に行ってきたので、そのまま暫く休もうと思って帰宅すると、甥っ子と一緒にいたお父んが「おらぁ今から出掛けるから甥っ子の世話見ておけ」と言い残してさっさと出掛けてしまった。結局休めず。今日から再放送の始まるNHKスペシャル『映像の世紀20世紀』を見ながら原稿。

冬コミ出店まで後8日。原稿:ほんの少し。火が点いてませんか?

【買い物メモ】
・茄子 アンダルシアの夏 【DVD】
VAP/アスミックエース  主演:大泉 洋


〜今日の一枚〜
暈は撮れなかった……
雪が降る数時間前の画像。流されてきた雪雲で、太陽が暈を被ってました。
嵐の前の静けさ。


12月21日 日曜日 冬休み

 今日から冬休み。日曜、更に風邪っぽいこともあり、11時過ぎまで寝て過ごし、起きた後も留守番しながらのんびりぼんやり過ごす。夕方からは、年賀状作業を始めたお父んお母ん姉貴に代わる代わるヘルプに呼ばれながら、PCの前に座って進まない原稿と悪戦苦闘。

 深夜、アメフト観戦道師匠のはぐさんとチャットしつつ、甲子園ボウルとNFL録画を楽しむ。息抜きの合間に原稿はいつものスタイルなので……>一般的には言い逃れと言います 観戦しつつ、身体のあちこちを触って、手応えのおかしい所に片っ端から鍼をする内、大分風邪の辛さが抜けてきた。折角なのでそのまま寝て、少しでも風邪分を抜いておくことにする。

冬コミ出店まで後9日。原稿:ほんの少し。焦げ臭くなってきました。


〜今日の一枚〜
ファイル名の由来が分かったら大した物(笑)
朝の籠原駅。低く差し込んでくる太陽が眩しいです。
終業式の朝撮影。土曜日は空いていて、撮影の余裕もあります。


12月20日 土曜日 終業式

 今日は終業式……なのだが、お母んの部屋の内線子機兼目覚ましがバッテリー切れで作動せず、家族全員で寝坊。目が覚めたら0640で激しく焦る。スーツと、先生方やクラスメートに配る新米(1升ずつ袋に分けて入れてある)は昨夜のウチに準備してあったので、どうにか事なきを得る。甥っ子を預けつつ、朝飯を食いに来た弟と相前後して、慌ただしく家を出る。いつもより10分程遅かったが、土曜日なので、湘南線には余裕で間に合う。カートに詰め込んだ米が重くて(20kg以上)、駅の階段や学校前の坂が非常に辛かった。

 重いカートを担いで階段を上がりたくないので、ロビーにいた先生方に便乗して、教職員用エレベーターに乗せて貰う。いつも通りの校長の話も、もうじき聞き納めなんだなぁと思うとやや感慨深い。学術発表やら、中国への研修旅行の説明会などあって、HRが捌けたのは、11時の湘南線に乗れない時間になってからだった。電車を待つ間を使って、米を配りまくる。皆さん喜んでくださったので何より。今日渡せなかった人も沢山いるので、今度は年始という明目で持ってこよう。米が無くなってもまだ時間が余っていたので、本屋を周りながら駅に向かう。

 籠原に着いて北の空を見ると、普段だったら山を越えた辺りで薄白くなっているはずの雪雲が、鼠色のまま南の空まで舌を伸ばし、赤城すらその姿を隠されている。北風は激しく、いつもより湿気を帯びている。山の方はさぞかし凄い雪になっていることだろう。帰宅中、余りの風で転がってきたプラスチック製の植木鉢を躱し損ねて、バンパーに傷が付く。まぁ、濃紺のボディカラーのお陰で、黒い樹脂面が目立たないだけナンボかマシなのだが……がっくり。
 余りの寒さに、愚かなわんこも小屋の中で丸くなっていた。マットだけでは寒いだろうな、と思ったので、表に出ていた毛布も中に入れてやる。窓だけじゃなく、家そのものが軋む程の風が吹く中、ベッドで横になり、眠りに就いた。

 UPSの作動音と、ふわっと明るくなる蛍光灯の灯りで目が覚めたのは22時だった……ブレーカーが落ちたにしちゃ灯りの戻り方がソフトだったので、電圧が低下したと見るべきであろう。新潟や群馬では大雪だと云うから、架線に何らかの支障が生じているんだろうな……と思って居間に降りながら、わんこの様子でも見ようかと玄関を開けると、表は一面の銀世界、というか吹雪で、一瞬我が目を疑う。気圧配置図を見れば、台風並みの低気圧と、大陸の強力高気圧に挟まれて恐ろしいまでの気圧の谷で、雪雲が山で降らせきれない程の雪を持っていて、しかもそのままこっちまで流されてきてしまったようだ。そりゃあ吹雪こうというもの……この地域としては珍しい雪の振り方だ。寒さの所為か、喉がいがらっぽい。明らかに風邪である。晩飯の残りのおじやを食べて部屋に戻って、薬を飲み、風邪の特効穴にイヤと云う程お灸をし、温かい茶を飲みながら過ごす。
 夜半には雪も止んで、風だけが吹いていた。屋根から雪が落ちる音を聞きながら寝る。

冬コミ出店まで後10日。原稿:少しだけ進めました。
取り敢えず風邪を悪化させない内に寝ます。

【買い物メモ】
・ベルセルク (26)
白泉社 ジェッツコミックス  著:三浦 健太郎
・かってに改蔵 (23)
小学館 少年サンデーコミックス  著:久米田 康治

〜今日の一枚〜
寒いってば
そりゃぁ雪も降ろうよ、という色の雲。北北東方向を撮影。
カメラを持つ手もぶれる程の強風、冷たかったです。


12月19日 金曜日 授業 1:衛生学 2:鍼実技 (全休)

 いつもより早く起きる。目を覚ますべく門を開けに表に出ると、わんこは小屋の中、マットの上で丸まっていた。これで学習してくれれば何よりである。
 普通に支度をし、晩飯の残りのげそ天で飯を食ってさぁ出掛けよう……という矢先に、鼠径部に微妙な痛みが走る。胃とか大腸とかが痛いのならイヤという程経験があるが、この部分の痛みは初めてなだけに激しく不安になる……怪しい医学知識を総動員し、原因になるような事柄を考えるだに、鼠径ヘルニアか、尿管結石か、腹膜炎か、S状結腸の異常か、尿管に微細な異物が入ってリンパが腫れたか。まず、激しい痛みでないので、洒落にならない状況(入院モノの尿路結石、鼠径ヘルニア、腹膜炎)ではなさそうだし、温めて痛みが増さず、拍動性の痛みもないので、腹膜炎などの炎症の線もなさそうだ。先週休んだだけに出来れば学校には行きたいが、原稿もこれからという時にダウンはしたくない。取り敢えずは痛みを抑える為、消炎鎮痛剤と抗生剤を飲んで、コタツに臍まで潜り込んで、暫し下腹部を温めることにする。1コマ目は若干遅れても仕方無いか……と思って横になっていると、コタツの暖かさでうとうととし、目が覚めたら昼だった。あかんやん。目が覚めた時には、痛みはすっかりなくなっていた。尿路系の原因の可能性を鑑み、トイレに行って出せるモノを全部出してから、着替えてベッドに戻って寝る。目が覚めたら夜だった。

 晩飯を食い、金曜ロードショーでTAXI2を見た後、風呂に入るべく階下に降りると、家の門が閉まってないから締めてくるように仰せつかる。表に出ると、この冬一番の寒波と強風の中、わんこがまたしても小屋の前で震えていた……折角昨日入れてやったマットを表に出して。ウェルシュ・コーギーは賢い犬種じゃなかったのか。仕方無いのでマットを中に入れてやったら、一目散に小屋の中に入っていった。おばかに付き合っていたら、こちらまで激しく凍えてきたので、急いで門を閉めて家の中に戻り、風呂で温まる。
 折角睡眠十分なので、少し原稿を進める。ある程度流れを作ってさえおけば、スパートに移った時(>後が無くなった時、とも云う)に筆の進みがまるで違う。何事も段取りが大切である……何事もギリギリにならないと進められないダメ人間なので、段取りくらいはちゃんとやっておかないとエライ目に遭うから、なのだが。体質の近いお母んが尿路結石持ちの為、尿路結石の可能性が頭を離れないので、紅茶にミルクを入れて飲みながら作業。

冬コミ出店まで後11日。原稿:折角なのでちまちま進めました。

〜今日の一枚〜
おばかな写真撮ってるくらいの余裕が必要です(言い訳)
原稿執筆、快調に進行中>嘘を吐きなさい
三脚使って撮影。藤原君、貴方の形見の三脚はこうやって有効利用されています。
今日はちゃんと撮ったので手抜きキャンペーンは一時お休み。

どてらですよー(謎)


12月18日 木曜日 授業 1:東洋医学臨床論(あマ指) 2:東洋医学概論

 寝落ちでたっぷり寝て、目覚めは大変すっきり。昨日程穏やかではないけれども、比較的静かな、すっきり晴れた朝。普通に支度をして普通に出掛ける。
 普通に2コマ授業を受けて、普通に帰ってきて、普通にまったり過ごして、ちょこちょこ原稿を進めて、甥っ子の相手をして、夜には姉貴のあん摩をしたり、マシンの調整をしてやったり、ソフトの扱いをレクチャーしたり。これといった山もなく一日終わる。

冬コミ出店まで後12日。原稿:それなりに進める。危険なかほりがして参りました。

〜今日の一枚〜
可哀想なので別のマットを敷いておきました
原稿期間中につき手持ち画像で手抜き更新キャンペーン実施中。
ななこはん。折角小屋の中に敷いてやった毛布を表に出してます。
案の定、朝、毛布の上でがたがたいってました。おばか。


12月17日 水曜日 授業 1:解剖学 2:東洋医学概論

 割とすっきり目が覚める。鍼のお陰だろう、背中だけでなく、身体全体が大分軽い。ちゃんと起きられたので、早めに飯を食い、早めに家を出た。昨日に引き続き寒かったものの、余り風が強くないお陰でさほど辛くない。いつもより余裕で湘南線に乗る。
 1コマ目の解剖を無難に受けていると、 「仕事なのに昼飯持ってくるの忘れたから、次抜けてどこか喰い行くけど、どう?」と言うスズキさんにつきあって、2コマ目の出席を確保してすぐ退出。時代屋が開店前だったので、学校のある坂をJR側に下った所にあるラーメン屋亜寿加(あすか)へ。名物の排骨麺を喰らいつつ、色々駄弁っていたら、昼から出勤のオガワ先生が店内に入ってきて、見事に目が合ってしまった……硬いことを云う先生でないので、腕時計を見てちょっとおどけた表情を見せてくれただけで済んだけれども。湘南線には間に合わなかったので、赤羽経由。籠原終着に乗れたので、ぐっすり寝ていく。

 家に戻るなり、犬の散歩を頼まれる。まずはスロープに散らばったうんこを片付けてから、「今日の一枚」のネタを得るべくカメラを提げて出る。曇っていて、動きながらではなかなかピンが合わず失敗。かなり眠かったので、散歩が終わったら少し眠ろうと思ったが、お父んの世話やら甥っ子の世話やら、断続的に色々入って寝るチャンスを逃し続ける。漸く余裕が出来たのが晩飯を食い終わってからだった。がっくりと寝落ち、起きられずに終わる。

冬コミ出店まで後13日。原稿:ちょっとだけ。

【買い物メモ】
・School Rumble (3)
少年マガジンコミックス    著:小林 尽

〜今日の一枚〜
くもり
原稿期間中につき手持ち画像で手抜き更新キャンペーン実施中。
散歩の後、「明日は晴れると良いなぁ」と思って撮った一枚。


12月16日 火曜日 授業 1:生理学 2:鍼灸理論 (全休)

 肩凝りが酷くて気持ち悪くて堪らず、起きるのも辛い。頭の中で出席を計算した結果、今日はそのまま寝ていることにする。暫く寝ていると、お母んが「そんな辛いならとっととお師匠さん所に行って来なさい」と曰った。起きあがるのも怠いけれども、少しでも楽になりたいという思いが勝ち、支度を始める。折角昼間出掛けるのだから、久し振りに見性院さんに出向いて挨拶をしてこようと思い、お土産に米を持って出る。強風が嵐のように吹き荒れていて、トルネオですらフラフラ流される。

 まずはお師匠の所。他にお客が居なかったので、すぐに施療に掛かって貰えた。施術をされるに連れ、どんどん背中の鍼が弛んでいくのが分かった。弛む背中と共に意識も弛み、終了までぐっすり。
 お師匠の所から見性院さんへ。暫くぶりだったけれども、大変暖かく迎えて頂いた。ちょうどお昼時だったので、お昼にうどんを御馳走になる。暫く副住職のお話に付き合って、1330頃辞去。
 帰り道、熊谷市内の本屋へ。出版社の倒産で廃刊の憂き目に遭っていた某誌が、出版社を移って復刊したのを買ってみる。

 帰宅後、ざっとベッド周りの片付けをした後横になり、晩飯時までぐっすり寝ている。起こされて居間に降り、甥っ子共の面倒を見ながら晩飯を食う。食後、帰る弟達を見送ろうと表に出るが、余りの寒さに愕然とする。明日の朝はどれくらい寒くなっているのだろう……。以降、姉貴にあん摩したり、風呂に入ったり、ゆっくり過ごす。

冬コミ出店まで後14日。原稿:今日はお休み。

【買い物メモ】
・ファンロード 1・2月合併号
大都社

〜今日の一枚〜
2002/12/25 06:58撮影
原稿期間中につき手持ち画像で手抜き更新キャンペーン実施中。
もうすぐ冬至、そこさえ過ぎれば日照時間は長くなるものの、
年明けまでの間、日の出だけはどんどん遅くなっていきます。
家を出る時間でもこんなもの。籠原に着く頃、家々の屋根の上から眩しい朝日が差してきます。
……だから運転が辛いんですが。

↑現在の日記へ↑
←←2003/12 前半へ 2004/01 前半へ→→
↓過去の日記一覧へ↓
橘屋入口へ