リンク集に関してのコメント

最終更新日時 (GMT): $Date: 2000/05/17 18:51:04 $

浜田良樹氏のページについて

最新情報

1999.11.23
経緯の時系列について誤りがあるとの指摘があったので訂正。また浜田氏のページ更新にあわせた情報の追加
1999.12.5
浜田氏の日記ページのURLだった http://member.nifty.ne.jp/ryoju/line.htm には一切のドキュメントが置かれなくなりました。しばしばかわるURLを知る方法は別ページ参照のこと。
1999.12.5 その2
浜田氏の日記ページが完全になくなり、トップページに私を非難するコメントが書かれた。 なお、「自己所有の計算機にロードされたのち 実行されるプログラム内の変数内容を閲覧し、 そこに平文で書かれたpartial URLを発見すること」 それ自体は完全に合法である。不正アクセス禁止法における不正アクセスではないし、 この場合は改訂された著作権法にも全くひっかからない。 また、さらに、発見した平文で書かれた partial URL を参考に完全なURLをつくり、 HTTP での認証のない公衆アクセスによって特定のWebページを閲覧する行為は、 全く合法的である。 浜田氏は自己のプライバシーをも問題にしていたが、 彼がWebサーバにおいていた情報はそもそも本人の意志により なんら保護されていない状態に置かれていた情報である。
1999.12.5 その3
浜田氏のページの コンテンツそれ自体が消滅したようだ。今後、彼の書いたいくつかの論文について 徹底した批判を書くつもりであった矢先であった。 彼への個人攻撃ではなく、彼をひとつのサンプルとして、 彼の属するインターネット規制論者の集合への批判に通ずる内容にする予定だったので、 彼の論文がオンラインから消滅している(1996年当時のものはまだあるようだが、 比較的新しいものは読めなくなった)ことは残念でならない。
2000.5.18
浜田氏のページが 復活している。1999年10月時点のもので若干古いようだが...。

経緯

1999年6月以降11月はじめまで 浜田 良樹氏のページ「法情報学の小窓」トップページから リンクのはられていた日記ページには、 彼の日常(それ自体に私は関心がない)とともに、彼が出版物や彼のページで発表している論文の背景となっている 思想を伺わせるもの(「長銀破綻はイエロージャーナリズムによる人災」だとか、「通信傍受法」のターゲットとして 大学の寮を挙げ、自分が人事担当者なら寮出身者は採用しない、だとか、マンション建築の住民説明会への住民側 出席者に自分以外にスーツ着用者が存在しないことをもって、出席者が住民を代表していない疑いをもつ、とか) が多々あり、「有用な」情報だと考えて私はアクセスしていました。 そのページには名指しはしないものの、 私がILCのシンポジウムでスーツを着ていないからとか そういう実に下らないことで中傷する内容が書かれていたので気にはなっていました。 (この前の一文、 「そのページに」以降は、「トップページ」にあった記述ではなかったかという指摘があり、はっきりしないので取消。)

11月にはいって、日記ページの トップページからのリンクは消滅していましたが、 11月12日に再び、前述の 私がILCのシンポジウムで スーツを着ていなかった件についての非難が書かれていました。 私は、リンク集に浜田氏の日記ページへのリンクをはる一方、 彼の私への非難について、単純な事実認識において誤っている点があるのでメールをしたところ、 彼の日記はJava Appletに対して パスワードを入力することによって知ることのできる別の未知のURLへと移転となり、 日記ページは上記Applet とパスワードのヒントの情報が記載されている形になりました。 そこで、リンク集のなかに当該ページに関するコメントを書いておいたところ、

なお、この関所が設置された理由に心あたりのある人は、ただちに心当たりのリンク集のコメントを消して下さい。後で訴状が届いても知らないよ。

とのおどしが記載されました。

私は自分の行為に違法性がないと確信していますが (「ヒント」を解く目的で「お友達になって鳥鍋食べにいきましょう」 と述べたりするのは「倫理的に」若干問題があったかもしれませんが、 現実的でないお誘い文句を書いただけで違法性が生じるとは思っていません。 そもそも仮に問題のパスワードをなんらかの方法で解いてredirect先を知ったとして、 それは手元にアクセス制御なしに取得したHTMLファイルとJava プログラムに 対するアクセスだけで完結するものであってこの時点ではなんら違法性がない ように思われます。 また、「日記」のredirect先をどなたかが教えてくださってそのURLのページに アクセス制御がかかっていなければ、その閲覧はこれまたなんら違法性がないと思います。)、 トラブル回避は一応してみようかと思い、HTML4.0 の記法に従って DEL エレメントにすることで削除した形をとったところ、今度は

この関所ができた理由について、 心当たりのある者はその文言を実質的に読めない状態にするよう、 お願いします。棒線を引いただけでは訂正にすらなりません。 なお、訴状はすでに完成していることを申し添えます。

とのさらに強いおどしが記載されました。

私は自分の行為に不正がないことを信じていますので、これ以上の要求に 応ずる気はありません。また、「訴える」こと自体は、 紀藤弁護士らを 「ライフスペース」だとか「SPGF」だとかいった名称で知られる団体 (最近のミイラ事件で有名ですね)が訴えているように、 誰でもできるし客観的正当性がなくてもできることですから、 まーそういうものだ:-)と受け取ってます。

とここまで書いたら

いつも大変にお世話になっております。  さて、このたびもまた私の不徳のいたすところにより、 ILC−Cにおいて名指しで批判されるところとなってしまいました。道義的責任を痛感しております。  ただ、そもそもこのホームページ(line.htm)は不特定多数に公開を企図したものではない (ゆえにトップページからのリンクもありません)のに、ILC−Cというまったく別のメディアにおいて、 「浜田良樹氏」などというタイトルでこれを公開されるのはまことに遺憾であります。 ましてや、パスワードの先にあるのは他愛ない日記にすぎず、ある程度のアクセス制限は当然のことだと思います。  また、当該記事には私が明日にでも訴えるようなことが書いてありますが、 相手を特定してそのようなことを書いたことは一度もありません。  私は、かかる些事をILCのごとき公共の場で議論されることを好みません。 フレーミングは、一本の挑戦的記事からはじまり、それに大勢がフォローすることによって拡大するものです。 ゆえに、私は一切反論を書きませんし、ILC−Cにも入っていません。 本人不在だと言うことを会員各位にはよくご理解のうえ、当該記事へのフォローにあたっては慎重に慎重を期されることを、 お願い申し上げる次第です。

とまるで違うことが書かれてますね。 以前の「後で訴状が届いても知らないよ。」とか「訴状はすでに完成していることを申し添えます。」 とかはいったいなんだったんでしょうね。

オリジナルのコメント(DEL タグは外しました)

リンクをはったからか、 私への中傷じみた言及に対して説明のメールを送ったからか、 パスワードをつけてきました。 Java Appletでの認証で、しかも 暗号化されたパスワードとredirect先が当のページに含まれてますから、 リバースエンジニアリングすれば先に読みすすめることができるようにも 思いますが、それをやったら「不正アクセス」の被害届をすぐさま警察に 出す可能性がありそうなのでやりません。そう、罠に違いないと思うんです。 (もっとも、ヒントに対して正解がわかっちゃうのはなんら問題ないと 思ったりしますので、新潟大の方、お友達になって鳥鍋食べにいきましょう)。

そして彼は今後も私についての誹謗中傷を、 「法情報学関連で御支援下さる方」あたりを対象に 流し続けるんでしょうかね。 今度は批判を一切気にせずに。 そういえば、彼は一時Web BBS を設置していたのですが、 私への批判 についてコメントを書いたら、すぐさま廃止したなんて過去もあったり。

今回の件の直前に私から浜田氏に送ったメール

このメールは浜田氏を知るとある方にCc:されていますが、その方をさしている部分を 「XXXさん」と置き換えて提示しておきます。なお、最後のパラグラフの記述は、 1996年7月26日の「情報通信倫理委員会」(電子情報通信学会)を差しています。

To: ryoju.hamada@nifty.ne.jp
Subject: about your diary
From: SAKIYAMA Nobuo <sakichan@lares.dti.ne.jp>
Date: 15 Nov 1999 03:09:13 +0900

崎山です。浜田さんあてですが、
「XXXさん」にもCc: しておきます。

以下、浜田さんの 11月12日付の日記が ILCのプライバシーシンポについての
私に関するものだと判断しての内容です。違ったらそのむねをおしらせくださ
い。

シンポ後の、私があなたと明記しないで、あなたのページについて言及したこ
とについて。

まず、「相手が読んでいないことが明らか」だと私は認識していませんでした。
以前のあなたの「ILC除名要求」は極めて迅速なものでしたので、私はあなた
がILCの会員であり、ILCのMLのメールを読んでいるものだと推測していました。

さらに、実際のところあなたを批判するのが目的ではなくて、「どういう場な
のかしらね」ってことで書いたのですよ。あなたを批判するのが目的ではない
から、あなたの名前を出してないで、dress code の話として述べているんで
す。

私自身の行動は極めてシンプルで、業務上の出席(この場合は組織としての
dress codeがあります)でなく、会合上の dress code もないのならスーツを
着ないというだけです。だから、批判があったので dress code について質問
したのであって、あなたとご同様の意見が多ければ単に自分のシンポの位置付
けへの認識が誤っていたのだなということでそれに従うだけなのですが、そう
いう意見が MLでは一切なかったので、とくに問題ないんだなと私は判断した
次第です。

なお、あなたがILCシンポに出席していたのを知ったのは、シンポが終わって
打ち上げも終わったあとです。

ところでひとの出ていない研究会でひとのことを虚偽をもってあしざまに罵っ
た行状は、はたして卑怯ではないのでしょうか?あれこそ私とあなたの間には
なんら接点がなかった状態だったので「いきなり斬りつけられた」ようなもの
なんですけど。
-- 
SAKIYAMA Nobuo        sakichan@lares.dti.ne.jp

SAKIYAMA Nobuo