1999年12月21日


購入したディスクが初期不良

(IBM DNES-318350LVD 18G)


1年10ヶ月程使用していたIBM(OEM)DCAS34331UW (4.3G UW SCSI) がおかしくなったのでAdaptec 2940U2WとIBM(OEM) DNES-318350LVD(aka UltraStar 18ES/18.2G U2W SCSI)を購入しました。

2台目マシンのSCSI アダプタとディスクを交換し、電源を入れるとSCSI ファームウェアのデバイスscan でID 0: と出たまま先に進みません。
SCSI ID 0(LVD disk です) に何かあることは気付いているようなのですが、scan をパスできないようです。

試行錯誤してみました。

最後の実験で disk 単体でスピンアップできないことがわかりました。
この試験に使用した電源はケースのものではなく、 ドライブのテスト用に別にもっていた電源なので電源が壊れている可能性も 消えました。

ということで、翌日購入したショップに電話して状況を説明 (単体でまわらないことを強調)し、持ち込みました。
友人にもよく勧める親切なお店で、 たまたま混んでいなかったのでレジ裏の作業場で私立ち会いのもと、 すぐ確認してくれました。
預かりではなくその場で確認してくれたことと、 確認作業に立ち会えることはポイント大です。
スピンアップしないこと、SCSI カードにつないでもscan が止ることが確認され新品に交換してくれました。
交換品が正常に動作することも目の前で確認してもらいました。
ディスクの初期不良はとてもめずらしいそうです。
相当運がわるかったのでしょうか。

交換してもらった新品にはシリカゲルの薬剤パックが入ってるようでしたが不良品には入っていませんでした。
同じロットなのにどうして梱包に違いがあったのでしょうか。
不良品には赤ペンでペケを書いていたのでそれがそのまま販売されることはなさそうです。


おまけ

良品を持ち帰ってセットアップすると、 普通に動作したのでパーティションを切ろうとしました。
いつものように最初のパーティションだけDOS で作成し、残りをSlackware Linux のフロッピーで切ろうとしたのですが、 手持ちのSlackware のVersion が3.4 で2940U2W はNG でした。

残りはWindowsNT4.0 で切ることにしました。
DOS, Windows95 はインストールが完了し、WindowsNT4.0 のインストール時、ディスクは全体で8G としか認識されませんでした。そのまま続けました。
インストール後は残りの領域も認識されました(SP5 をあてたからかも)。

上記の経緯のため、ヘンな(あまりきれいでない) パーティション構成になってしまいました。

種類内容サイズ
基本DOS, Win95(C:)2G
拡張論理NT4.0 boot(D:)4G
論理(空き)2G
基本NTFS アプリ領域4G
基本NTFS 各種作業領域5G

最初の基本領域だけDOS で切りました。
NT をインストールする時にインストーラからNT boot 用の4G を切ったのですが、認識している8G までの6G を拡張領域として取られ、そのうち4G がD: ドライブになりました。
NT で2 つ目のパーティションを切ると、 残りいっぱいの拡張領域が勝手に作られて、 その中に論理領域としてパーティションが作られるようです。

インストールが終わってから残りの領域を切ったのですが、 真ん中に中途半端な大きさの拡張領域があるため2G だけ余ってしまいました。
まあここは1024シリンダに収まっているのでOS が起動できます。 ということで将来のために残しています。
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