1996年11月11日
1997年03月31日

MO のフォーマット

伊藤隆幸さんのMO フォーマットツールmei を用いることで、Linux から SCSI MO を論理フォーマットできるようになります。

伊藤さんの許可をいただいたので、簡単に紹介します。


mei とは

readme.txt によると、meiは、3.5インチ光磁気(MO)ディスク(128MB,230MB,540MB, 640MB)をMS-DOS FATファイルシステム用にフォーマットしてくれるツールで、 次のプラットフォームがサポートされています。
さらに、Linux でもmake できるように暫定的に配慮 されています。
ただし、環境によっては物理フォーマットが正常に動作しない場合があるそう です。Linux はあくまでもα版的な位置付けであるので、利用にあたっては くれぐれも注意しなければなりません。

mei153 のインストール

make とインストールはとてもシンプルでした。

まず、 伊藤さんのページ からmei153d.tgz とmei153s.tgz をgetします。

その後、以下のようにmake します。
% mkdir mei153
% zcat mei153d.tgz | (cd mei153; tar xvf -)
% zcat mei153s.tgz | (cd mei153; tar xvf -)

% cd mei153
% less readme.txt         ドキュメントを読みましょう
% less unix.txt           これも読みましょう
% cp linux.mak Makefile
% vi Makefile             DEVICE_FILE がMO を指すように書き換えます
% make all
% su                      ここからはroot で作業します
Password:
# make install

使い方

root 権限で引数なしで実行すると、デフォルトでIBM フォーマットで論理フォーマット されます。

# mei

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