2.仙獣の特徴 ここでは、各仙獣の特色をそれぞれ書いていきます。参考資料は資料部屋から、仙獣レベル表をどうぞ。 窟子仙 召還に必要なコストの安さは、他の仙獣の追随を許しません。運搬型だけあって全体的な能力はいまひとつなので、仲間に加えるのであれば、本当に序盤の序盤に召還すべきでしょう。HPは非戦闘系ではかなり高い方です。レベル上昇も早く、強いというか死ににくはなるのですが、速度は遅いです。 陰の窟子仙です。一応、エネルギー運送能力は最強ですが、大量のエネルギー輸送を必要とするケースは少ないことが多く、あまり召喚されません。窟子仙よりHPが低い分、スピードは倍以上も速くなっています。巡回速度を上げるには少しは向いているのですが、全般的な能力から考えるといま一つな傾向があります。 幼龍仙 召喚の為の仙丹も安くて、耐久力もそこそこ強い輸送型の基本仙獣の1つです。仙丹輸送が役目ですが、仙丹の大量輸送をするには速度が今一つ遅いというのがネックになります。能力的に、もう1つくらい抜けたものが欲しいところです。台詞が無いこともあって、最初からいない場合は呼ばれないことも多いかもしれません。 邪邪実は全仙獣中もっとも守備力が高いです。幼龍仙よりHPと仙丹輸送量が少ないだけで、陰獣らしく速度が倍以上あります。必要仙丹もそれほどは多くないので、本当の序盤以外は 幼龍仙よりはこちらを召喚すべきでしょう。ただ、幼龍仙や紫俊と同じくどうしても出番は少なめになるようです。 華翼仙 序盤の部屋回復要員の一人です。ただ、攻撃力も耐久力も低いので、開始後数ターン以内に呼ばれないとまず出番が無くなります。ただ、スピードはそこそこありますので強化して高速巡回パーティーにも入れられます。 中盤以降の部屋回復専門要員ですが、この時点になると他の仙獣やアイテムで部屋回復能力が得られますので、やはりあまり呼ばれなくなる仙獣です。装備でもスピードが上がりやすいのが多いので、それを生かしてスピード上昇メンバーになるくらいでしょうか。華翼仙よりは、全般的に能力は高めです。 羊仙育てるまでが辛いですが、回復魔法の頻度が比較的高かったり細かい能力があったりして序盤のどうしようもない程な弱さの印象よりは使えます。部屋修復とエネルギー運搬も地味ながら案外役立ってくれます。ただ、耐久力の無さと攻撃力の無さはある意味致命的です。女性型仙獣ということで、グラフィックスと泣き声のために参加させる人がいるとかいないとか……。 清風呪仙陰の羊仙です。エネルギー運搬が無くなった分、MP・守備力・スピードともに上昇しているので、どちらかを育てるならばこちらがお勧めです。HPの低さは羊仙ともども仙獣No.1です。高レベルで召喚するか、低レベルな序盤を生き残らせればそれなりには使えるようになります。 角兎妖仙 仙術系の戦闘型仙獣です。速度もそんなには遅くはないので、攻撃型巡回には向いているかもしれません。仙術を覚える速度が速く、レベル20でもう天帝八極陣を使うようになります。ただし、必殺技が無いので無敵が少なく、敵にはめられると抜けられないまま死んでしまうのでフォローの必要があります。 陰の仙獣の中では比較的早期で呼び出せるので、中盤早目くらいで呼んでおくと護衛にも戦闘補助にも使いまわしがききます。装備でも速度がそんなに上がらないので、案外巡回速度は遅くなりますが、派手な呪文が期待できるので主人公パーティーに入れるのも良いかもしれません。キャラクターはお調子者のようで、容姿と合わせて一部に根強いファンがいます。 犬狼仙 とにかくスピードが速いです。召喚にあまりコストがかからないのもいいところです。HP、戦闘力ともに他の戦闘型仙獣にはかなり劣るのですが、一応それなりの強さはあります。ただ、戦闘時にはその速さでどんどん前に突っ込んでいくのですが、それほど防御力がある訳でもないので、先にやられたりするケースがあったりします。弱い仙獣の護衛にはいいのですが、防具関係の装備は要注意です。 全仙獣の中で最速です。真に速さを極めるならばこの仙獣なくしては語れません。速度2位の犬狼仙の1.5倍近くも速い速度は、どのパーティーに入れても速度を上昇させます。巡回速度の速さはそのまま敵や出口を殲滅出来るかどうかになりますので、ある程度大きい仙窟では重要なファクターになります。 猿王仙 エネルギー・仙丹の両方が運搬出来る上にリーダーにすると飛天石出口も破壊出来る便利な仙獣なのですが、陰の禺玄森人より勝っている点はスピードが若干速いという点だけしかないので、角兎妖仙ともども日の目を見ることが少ないかもしれません。早めに呼べるため、第2巡回グループ作成の際にまだ禺玄森人が呼べない場合は、こちらをリーダーにするのも手かもしれません。 禺玄森人エネルギー、仙丹の両方の運搬が出来るうえにリーダーにすると飛天石出口も破壊出来る輸送型としてはほぼ万能の仙獣です。運搬部隊のリーダーとして使われることが多いでしょう。能力も全般的に高めで装備できるものも多く、使い勝手がいいです。攻撃時も、スコップを伸ばして攻撃する突棒が結構強いです。 蛇神仙 こちらは能力的には完全に、陰の窮山蛇仙より劣ります。ただし、窮山蛇仙はリーダーにすると運搬・修復が5%まで落ちてしまい戦闘以外はほとんど何も出来なくなってしまう点は有利な点です。基本的に、本人の強さよりリーダー特性の上昇パラメータや飛天石出口破壊能力等の点で使われる仙獣です。 窮山蛇仙パーティーの運搬・修復が殆ど無くなること以外は最強のリーダー特性を持つ仙獣です。陰になってもHPは低めなままですが、攻撃力も上がり速度も速めの部類に入ります。戦闘部隊のリーダーになることが多いです。アイテムの修復はリーダー特性の計算ではマイナスにされないので、パーティー内の仙獣の1体に修復能力のあるアイテムを装備させると巡回には問題なくなります。装備が貧弱なので、召喚したばかりの際は死にやすいので注意が必要ですが、レベルを上げてやればそこそこの強さにはなります。主人公パーティー入れてリーダーにして主人公を強化させるという手もあります。 嵩山方士 速度の遅さは全仙獣で1番ですが、それを補って余りある戦闘力が魅力です。仙術も非常に強く、1匹だけでもNPCの進入を阻害できるくらい強い仙獣です。主人公グループに入れれば、足の遅さはほとんど関係なくなりますので、自分のパーティーに入れておくだけで主人公は大攻撃をしていたりアイテムを取りに行ったりしてるだけで済んだりします。MPが自然回復しなくなる地下迷宮では強さが目減りしてしまう嫌いがありますが。 泰山方士仙丹運搬能力が無くなった代わりにMP・攻撃力・速度が上がった、さらに戦闘志向な仙獣です。HPも若干下がってますが、元々のHPが高いので全然問題ではありません。速度は嵩山方士の倍ですが、元が低すぎるのでまだ下から数えた方が早いくらいです。ただし装備出来るものも多いので、武器やアイテムで速度の遅さを補えるようになるとその欠点も無くなる万能仙獣といえるでしょう。 牛鬼仙 大仙なので2人分の場所を食ってしまうのですが、序盤で攻撃力と飛天石出口破壊が欲しい場合には召喚するのも手です。HP・攻撃力とも全仙獣中最大ですが、速度の遅さも嵩山方士に次いで2番目なので、あまり広範囲の巡回には向きません。最重要拠点や、NPCの侵入経路で必ず接敵するような巡回をさせると、その体力と攻撃力は頼りになります。一匹だけで巡回させて放っておいても大丈夫な強さは案外楽です。長いリーチに遠距離攻撃の必殺技と、やはり純粋な戦闘力では最強です。 緋胡牛小仙なので場所を取らなくなった牛鬼仙です。HP・攻撃力ともにかなり下がってますが、2番目の地位は守られており、いかんなくその戦闘力を発揮出来ます。飛天石破壊能力が無くなっているので、リーダーにはせずに強力な護衛役として入れるのが良いでしょう。呼び出しが後半になってしまうのだけが問題点ですが、レベル1で召喚してもすぐに実戦に投入できる優れものです。 馬明仙 万能仙獣の馬明仙ちゃんです。大仙ですが、能力の強さとバランスの良さは群を抜いており、序盤で絶対に呼び出したい一人です。HPは緋胡牛に次ぐ3番目ですし、攻撃力も非戦闘系では及びもしない強さです。飛天石出口破壊能力に運搬能力と部屋修復と必要なものはなんでも持っていて速度も普通な万能仙獣です。大仙なので、2人目以降を召喚するかというと考えてしまいますが。 華娘仙小仙版の馬明仙です。運搬・修復以外の全能力が下がり、リーダーにしても飛天石出口を破壊できなくなってますが、バランスの良さはそのままです。特に、弓の必殺技は敵と接敵しないでダメージを与えるため、引っ掛かりさえしなければ、まんべんなく効果を発揮できます。筆者は良く、主人公パーティーに猪系と一緒に入れたりしています。 人虎仙 速度は遅いけれど最強な牛鬼仙に、速度を上げて対抗しているという純戦闘型仙獣です。必殺技も遠距離からでも届き攻撃力はそれなりに高いのですが、防御力の無さは犬・猿よりも低かったりする場合もあり、大仙の攻撃型だから強いと思って油断しているといきなりやられてしまったりします。大仙だけあって、こちらも飛天石出口を破壊できます。 影虎小仙になって、HP・攻撃力・守備力は下がったものの速度は上がり、犬狼仙系統に近い感もある仙獣です。ただし、攻撃力は牛鬼仙、緋胡牛、人虎仙に次いで4番目であり、戦力としては十分強い部類に入るとは言えます。小仙になって、飛天石出口の破壊が出来なくなっています。 |