Excelは難しいなんて言ってはいけません。使ってるうちに自然に覚えますよぉ。
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Excelを使いこなしましょう。Excelはいろんなキー操作があります。はっきり言って覚えられないぐらいあります。
とりあえず、便利なキー操作だけ取り上げました。私自身98年12月からExcelはじめたので、もっと便利なものがあるかもしれません。
ちなみに私はExcel2000を使っています。
内容
移動 文書内リンク
表示 文書内リンク
入力・編集 文書内リンク
選択 文書内リンク
移動
次のブックに移動する。 Ctrl + F6 または Ctrl + Tab
前のブックに移動する。 Ctrl + Shift + F6 または Ctrl + Shift + Tab
視覚障害者がExcelを使う時は、複数のExcelファイルを開いて作業することが多いですよね。まして全盲だと印刷物を見て入力するなんてこと出来ませんからね。
そんな時にこの操作をすると開いているExcelのファイルにピョコピョコ飛べます。そうすれば開いているファイルのデータを参照しながら作成中の表にデータ入力が出来ます。
ブック内の次のシートをアクティブにする。 Ctrl + PageDown
ブック内の前のシートをアクティブにする。 Ctrl + PageUp
1つのExcelのファイルには複数のシートを持つことが出来ます。逆に設定で最初から複数のシートが設定されているとファイルサイズがムダに大きくなってしまいます。でもこの設定は残念ながら音声で操作出来ません。但し不要なシートは編集メニューで削除出来ます。
話を戻すとこのキー操作はシートの移動が出来ます。全盲だとファイルの中に複数のシートがあるなんてちょっと気がつかないのですねぇ。
これを利用すれば毎週同じような表を1つのファイルで作っている人は、1つのファイルでシート毎に作ればファイル管理も楽だしディスクの節約にもなりますよ。
シートの先頭に移動する。 Ctrl + Home
シートの最後に移動する。 Ctrl + End
行の先頭に移動する。 Home
1 画面 下にスクロールする。 PageDown
1 画面 上にスクロールする。 PageUp
1 画面 右にスクロールする。 Alt + PageDown
1 画面 左にスクロールする。 Alt + PageUp
データ範囲の先頭行、最終行、左端の列、右端の列に移動する。 Ctrl + 方向キー
セルのアクティブを移動するのに、大きい表だと方向キーを押しっぱなしか、気が短いとバチバチ叩いたりしちゃいます。これらの操作で移動すると、少しははやく目的のセルまでたどりつけます。
表示
セルの数式と計算結果の表示を切り替える。 Ctrl + Shift + @
音声環境の人はこれとても便利ですよぉ。
表を作成していると、音声環境ではセルの中がただの数字か数式かわかりません。特に「データなし」と発声しても実は数式があったりして、セルの内容を知らずに削除しちゃって泣きたくなることもしばしばあります。
そんな時にはこの操作で数式の内容がわかります。最後に表が出来たら表示を戻してね。そうしないと表を上司に提出したら「なんだこれ」といわれちゃうよ。
入力・編集
アクティブなセルを編集する。 F2
セル内で改行する。 Alt + Enter
選択
シート全体を選択する。 Ctrl + A
選択範囲を上、下、左、右に拡張する。 Shift + 方向キー
これは基本的な操作ですね。この操作はよく使いますよ。
データが入力されている範囲の先頭行、最終行、左端の列、右端の列まで選択範囲を拡張する。 Ctrl + Shift + 方向キー
選択範囲を行の先頭まで拡張する。 Shift + Home
選択範囲をシートの先頭のセルまで拡張する。 Ctrl + Shift + Home
選択範囲をデータが入力されている範囲の右下隅のセルまで拡張する。 Ctrl + Shift + End
選択範囲を列全体に拡張する。 Ctrl + Space
選択範囲を行全体に拡張する。 Shift + Space
選択範囲を 1 画面 下まで拡張する。 Shift + PageDown
選択範囲を 1 画面 上まで拡張する。 Shift + PageUp
セルの範囲を選択する時、表が大きいとキー操作も大変ですよね。その時はこれらの方法で楽出来ます。まあこのへんの操作は実際に試してみると便利なことがわかります。
選択範囲内で下の方向のセルにコピーする。 Ctrl + D
選択範囲内で右の方向のセルにコピーする。 Ctrl + R
このへんの操作は、同じ内容を下の方向か右の方向にコピーするには便利です。