ここではスクリーンリーダーを使用している場合において、ちょっとした情報でいろいろ操作出来るようなことを載せていきたいと思います。
今後、内容が充実してきたらカテゴリ別に整理します。
内容
楽をしようWindows (キー操作編)
たいたんさんのページ「マウスを使わないキーボードテクニック」
音声環境でワープロ 文書内リンク
音声環境で表計算 文書内リンク
楽をしようExcel (キー操作編)
仕事で使えるかも知れないExcelテクニック
北神 あきらのExcel97で罫線を引こう
音声環境でインターネット 文書内リンク
Netscape Navigatorについて
音声環境で電子メール 文書内リンク
音声環境でホームページ作成 文書内リンク
バリアフリーWebデザインガイド
音声環境でワープロ
音声環境でワープロをするにはいろいろな方法があると思います。例えば視覚障害者が会社で仕事をする場合、ワープロはまわりの人と互換性があるものがいいですね。それを考えるとワード文書が編集出来るのがいいのかな。
Microsoft Wordの音声化ですが、現在販売しているスクリーンリーダーは一応対応になってますね。細かい設定まで音声環境で使用出来るかどうかは難しいところですが書類を作成するようなことならほとんど大丈夫です。あとはスクリーンリーダーの操作性による好みでしょうね。
またワードパッドでも書類の作成は出来ます。機能は少ないですがシンプルなので私自身はこちらを使用しています。もちろん文字のサイズ・色・フォントの種類の変更などやレイアウトなどの操作も可能だし、それにWindowsの中に最初からありますからなかなかこちらも良いと思います。
ちなみにVDM100W-PC-TALKER・OutSpoken・JAWSでもそれぞれWordは音声化になりますがバージョンなどの詳細は開発元に確認してください。
音声環境で表計算
音声環境で表計算をするには、MIcrosoft Excelですね。
Microsoft Excelの音声化ですが、現在販売しているスクリーンリーダーは一応対応になってますね。細かい設定まで音声環境で使用出来るかどうかは難しいところですが基本的なところは音声化されます。
音声環境で表を作成する場合、上下左右カーソルキーを動かすたびにセル位置を「A1」とか「B2」などと音声で発声するので迷子にならないでちゃんと表作成が出来ます。
Excelで罫線を引く作業のスクリーンリーダーでの対応ですが
Excel95での95Reader2.1では問題なし。
Excel97以降(XPは不明)では
95・98・2000Readerでは罫線のダイアログボックス操作出来ない。ちなみにマクロを使用すれば引けます。
VDM100W-PC-TALKER4以降では専用の罫線ダイアログボックスで簡単に引くことが出来る。
OutSpoken・JAWSでは罫線のダイアログボックスは音声化になるけどうまく操作出来ない。
視覚障害者でも関数を使いまくるとまわりの人をビックリさせるような表が作成することが出来ます。それに表作成時間も短くなることが多いです。ですので関数は勉強するといいと思います。
仕事で使えるかも知れないExcelテクニックに関数を使用したサンプルがあります。
Excelの便利なキー操作もまとめました。「楽をしようExcel (キー操作編)」
Excel97で罫線を引くには「北神 あきらのExcel97で罫線を引こう」をどうぞ。
音声環境でインターネット
はじめて音声環境でインターネットをやった時、とてもビックリしてしまった。その時使ったのはホームページリーダー。検索エンジンで検索出来たのはすごいと思いました。
今、音声環境でインターネットをするには、スクリーンリーダーで直接Internet Explorerを操作する方法と専用のソフトを使用して音声化する方法があります。
VDM100W-PC-TALKERとJAWSでは本文の読み上げをさせていてもリンクの部分がわかるようになっていてテキスト入力やリンクのジャンプも出来ますので専用ソフトなしでもとても快適にインターネットが出来ます。
専用ソフトでは下記のものがお勧めです。
ホームページリーダー
VoiceExplorer98
VE2000
あたりがいいですね。もちろん検索エンジンや掲示板などのテキスト入力やアンケートなどのチェックオンオフ及びソフトのダウンロードサイトでのダウンロードなどももちろん出来ます。
専用ソフトを使って音声環境でこれからインターネットをはじめるかたにはホームページリーダーがおすすめです。テンキー操作で使用しやすいです。また最新バージョンではフルキーでも操作することが出来ます。
あとVE2000は、Internet Explorerを音声化します。
詳細はソフトウェアのページに掲載してます。
また現在Netscape Navigator 4.05以前のバージョンを使用している人は、「Netscape Navigatorについて」を読んでください。
インターネットを電話回線で使用している人には下記のソフトがおすすめです。
スピーチダイヤルアップ
これはインターネットの接続時間がわかるソフトでなかなか便利なものです。
人間、、知らず知らずに使っていると意外と電話代使っちゃうんですね。やはりインターネットの接続時間が常にわかると節約しちゃうんですよ。たぶん電話代に困っている人には効果あるかな。
TEL坊主
これはインターネットで使用した電話料金を計算するソフトで設定すれば特別な操作をしなくても自動的に計算してくれるなかなか便利なソフトです。
RDISCONN
これ使うと簡単に電話回線を切断することが出来ます。
ホームページリーダーなんか使ってるとアプリケーションを終了させても電話回線切るか聞いてこないから切断忘れるとちょっと痛い。
そんな時にはこれを使いましょう。
音声環境で電子メール
音声環境でも電子メールは出来ます。このおかげで電子メールで友人知人とのやり取りやメールマガジンの情報入手、メーリングリストの情報交換などが出来ます。これらが意外と情報源になります。
音声環境で使えるメールソフトは
MMメール携帯
Winbiff
Pocket Mailer
秀丸メール
あたりが使いやすいです。
音声環境で使用することを考慮したMMメール携帯はこれからメールをはじめるかたにはいいですね。またメールソフトでいろいろな機能を使ってみたいという方には絶対に秀丸メールがおすすめです。
秀丸メールは豊富な機能にプラスして秀丸エディタ同等のマクロが使えるのでいろいろとカスタマイズが可能です。そして簡単なマクロでいろいろな内容を秀丸リーダー経由で読み上げさせることも可能なので自分好みに音声化させることも出来ます。
よって音声環境で使用することが出来るメールソフトの中では秀丸メールは一番すばらしいソフトだと思います。
上記以外にも
ホームページリーダーに同梱のホームページメーラー
これはホームページリーダーと同じ操作でメールの送受信が出来ます。バージョン2.5ではパーソナルWebサーバーを使用してメールの送受信をします。バージョン3.01からはパーソナルWebサーバーは不要です。
WZ Editorに同梱のWZ MAIL
これはWZ Editorの機能を持ったメールソフトです。受信トレイや送信メールの本文などは音声環境でもとてもよく使用出来ます。
ただ弱いのはメール作成における宛先指定や件名入力がキー操作で出来ますがもう少し使いやすければといった感じです。
ちなみにJAWSではOutlook Expressが音声環境で使えます。
音声環境でホームページ作成
このホームページも画面見ないで作成してます。
HTML Writer
SuperTag 32 Pro
WZ Editor
ちょっとタグの知識を知っているとこれがいいのかな。メニュー操作でもタグが挿入されるので便利です。私自身ホームページ初心者でこのくらい出来ますからね。特にHTML Writer・SuperTag 32 Proはフリーソフトですのでとてもおすすめです。
メモ帳
Windowsのアクセサリにショートカットがありますが、これでもHTML文書は作れます。でもすべて手打ちなのでとても大変です。それにタグの知識がとても必要です。
Word
WordでもHTML形式の保存が出来ます。ワープロ感覚で出来るということですね。でも私は使ったことないのでわからないですがHTMLソースはちゃんと変換されてるのかな。誰かこれ使ってホームページを作っている人どんな感じですか?
「バリアフリーWebデザインガイド」
Hiroさんが作成した「バリアフリーWebデザインガイド」のページです。ホームページリーダー2.5で読みやすいページについて細かく記述されています。
内容については各項目ごとに例を用いながらわかりやすく解説されています。音声環境に配慮したホームページを作成するのにとても参考になると思います。
FFFTP
とりあえずホームページ作ったら世間の人に見れるようにしなくてはいけません。これを使うとホームページのスペースにアップ出来ます。操作も簡単です。自分のパソコンのファイルとホームページのスペースのファイルの一覧を参照しながら操作します。入手方法はソフトウェアのページを見てね。
こんな感じでホームページは音声環境でも作成出来ます。皆さんも頑張りましょう。
皆さんからの情報をお待ちしています。