1994年4月30日 Saturday


※注
  K君=この前日まで1年8ヶ月付き合っていた人
  N君=この頃惹かれていた人
   M =今現在も続いている大親友(女)

(なんか、登場人物の脚注つけるのっておかしい(笑))

私はN君と付き合いたかったから、K君と別れたの?それが無いって言ったら嘘だしきれいごと。ただ、K君ともうこれ以上付き合っていけないって思った。天秤にかけたわけじゃないと思いたい。
ずーっとくり返しだった。私とK君。いつも同じようなことでもめて、戻って、またもめて。
もっとたくさん会ってなきゃだめになっちゃう人なのに、意地張って自分から会おうとしなくなった。そうしたら、言いたいことが思っていることが素直に言えなくなって、ストレスはたまるし、不信感はつのるしでどうにもならなくなった。K君も別れるなら今しかないって言った。
いろんなことが、私の周りで起こって、悩んで、それをK君に話せば良かったし、いろんなこともっと早く話せば良かった。でも、意地になって話そうとしなかった。もっと早く話してくれれば良かったのにってK君にも言われた。K君に話さずに、話を聞いてくれるN君に話した。話を聞いてくれる人に逃げてるってMに言われた。
確かにそうだ。逃げちゃいけないのは分かっていたけど、今の私にそんな強さはない。私がN君にいろいろ話したりして、仲良くなったりするのを見て、Mは私に不信感と苛立ちを感じた。Mに話せなくなっていく雰囲気を徐々にひしひしと感じて、心を割って話せてた親友を自分でなくした。どんどんN君の方へ私が行くほど、Mは離れて行く。Mが離れて行くから、私は、どんどんN君の方へ行ってしまう。悪循環。自分の場所を自分でなくして、自分で首しめちゃった。
N君とK君を比べることはできない。K君はやっぱり私の中で大きな存在だし、すごく偉大な人。
私の視野が広く持てるようにしてくれた人。自分の人生を自分の足で立って生きていくことを教えてくれた人。
N君はK君のように上から助言をするわけじゃない。そうじゃなくて、物事を一緒に考えてくれたり、私の心に響く言葉を言う人。
K君ももちろん、私の心に響く言葉を言うけれど、私はそれについていくだけ。道はすでに作ってくれていて、私はそこを歩いてるK君の後ろをついていくだけ。一緒に作って進むことはできない。
私がついていくだけじゃなくて、自分で進みたいと思って進み出すと、K君の歩く方向とは別の方向に進んでいて離れて行っちゃう。
それが、すごくさみしかった。
同じ目的が持てたら進む道も同じにできるかもしれない。でも、今はありえない。
私は今、N君に惹かれてる。もしこのままN君のことを好きになってしまったら、Mとはもう友達に戻れないのかな?誰も祝福してくれないのかな?
友達なんていらない。N君さえいれば。と私は思えない。みんなから祝福される恋をしたい。
このまま好きになっちゃってもいいのかな?


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