1998年5月27日Wednesday(現在のゆりこ)


また、言われてる。「自分のために生きてない」
本当にそうだと思う。でも、最近はすこしづつ変わってきていると思ってる。まだまだだけど。
でも、これだけ違う人に同じ事を何度も何度も言われるなんて、私、よっぽどのあほなんだな、と改めて気づいた(笑)
自分のために生きること。みんなは自然にできることなのだろうか。
小さい頃、いろいろな理由があって、私は、家族から何をしても叱られ、家族のけんかの原因となっていた。母親を守りたくて、その方法は何なのか無い頭で考えた。私が叱られる原因を作らなければいいんだ、と思った。いい子にしていればいいと。
それからずっと20年、家族の目を意識しながら生きてきた。顔色をうかがいながら生きてきた。顔色をうかがって自分の行動を決めてきた。
そんな私をみて、彼はイライラしていたんだと思う。いろんなことをやろうと言っても、親の顔色をうかがってびくびくしてやらない私。やったとしても、親にはきちんと言えず、嘘で固めてしまう私。彼には偉そうなことを言って、強いくせに、家族には流されっぱなしの私。
そんな人と付き合っていたって、楽しいわけがない。そう思う。
自分でその環境を打開しようとは思いつかなかった。こんな家に生まれてしまったんだから、それを全て分かってくれて、受け入れてくれる人じゃなければ付き合えない、そう思っていた。だから、分かってくれる人なんかきっといない。もう誰とも付き合えない。って思い込んでいた。
私には、そんな生き方が染み付いてしまっているから、まず思考回路を変えるところから始めなきゃならない。
最近やっと、誰のためでもない、自分のために生きてるんだって思うようになった。でも、いろんなことがままならないし、流されてるときもまだまだある。
でも、何とかふんばって流されないようにがんばってる。
どうすれば、自分らしく生きられるのか。どうすることが、自分にとって一番幸せなことなのか。それは、わかってる。答えはでてる。そこに辿り着くためにはどうすればいいのか。今、それを探してる。


ゆりこ vs ゆりこに戻るっ