「日乃出堂通信 Vol.30」
 やっと出す気になりました。「日乃出堂通信」第30号です。
 29号は非常に限定された形で出されたのですが、それは過去のことです。と言う ことで30号をお送りします。

 今号は特集を組みました。「BrainPad TiPO発売記念PDA特集」です。
 mobileに2年ほど前から手を染めている数人の人(結局2人だけでしたけど )に頼んで原稿を出してもらいました。
 後は、相変わらずの内容です(今回内容は薄いです)。
 と、言うわけです。

「BrainPad TiPO発売記念PDA特集」
 まずは、みなさんご存じのHP200LX使いの伴奉天さんから

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 HP200LXの基礎と実践

1)接触篇
 私がパームトップパソコンHP200LXを買った理由は、NPさん(仮名)とか みひとえさん(仮名)という二人のLXを買ったことに起因します。
 この頃(今もですが)、私の家での愛用機は98NOTEでした。デスクトップ型 ではなく敢えてノート型を買ったのは、長期連休中に実家に持って帰れるというメリ ットを機能の拡張性よりも優先させたからです。でも、専ら主な用途は通信端末とし ての機能でした。
 しかし、知り合いが二人も買ったとなると”そんなにHP200LXってすばらし いパソコンなの?”と思い、そのスペックが知りたくなりました。
 調べたところ、CPUはインテルの186相当、表示は200x640のCGA、 メモリは2Mですがメモリカードを挿入することによって相当量を増やすことが出来 る。キーボードはテンキー付き。しかし、何と言っても私の気に入ったのは乾電池2 本で動き、それも数週間保つこと。今までのノート型パソコンでは信じられないよう な長寿命です。これに対抗できるのは”ザウルス”くらいなのですが、如何せん私の 嫌いなペン入力ときている。私の弟が同じペン入力の”WIZ”を持っているので、 試しに使ってみたのですが、私の字は癖字のため、あまり上手く変換してくれません 。だんだんいらいらしてきます。その点、キーボード入力は賢いFEP(私はATO K8を使用)さえ搭載していれば後はキー入力の早さが勝負。以来、ペンコンピュー タには興味が持てません。しかし、世間ではPDAの流れはペン入力が主流のようで すね。

2)発動篇
 「HP200LX BIBLE」という本があります。LXはそのままでも十分P DAと使えますが、更にソフトを追加すれば無敵(?)の携帯端末になるのです。そ れは何と言っても”パソコン”ですから。
 PDAとしての基本機能は十分持っています。但し、日本語化が必要です。PDA 特集の本にはよく”LXを使うにはDOSの知識が必要”と書かれていますが、それ は嘘だと思っています。DOSを知らなくても十分使えこなせますから(本当かなあ ?)。
 私は基本機能のうち、主に電話帳とデータベース、ノートテイカー(メモ帳の一種 )をよく使っています。電話帳は特に変わった使い方があるわけではありませんが、 データベースには個人所有のLDデータベースやモスバーガーの所在地データベース など、その他いろいろなデータベースがパソコン通信のホストのライブラリに登録さ れていますので、必要に応じてダウンロードしては使用しています。
 そうです。ダウンロードするためには通信ソフトを載せなければなりません。日本 語化キットにはWTREMとMIFESmini、WX2+が付いてきますが、私は これを個人的趣味により、KTX、VZ、ATOKに載せ換えました。以来、LXで はVZとATOKで文章を書いています。KTXは軽いのですが、マクロをコンパイ ルしなければならないので結構面倒です。慣れればそうでもないのですけどね。最近 はデジタル(灰色)の公衆電話が増えていますが、ひところは何処に行くにもモデム とケーブルを持ち歩き、喫茶店でメールやFAXの原稿を書き、公衆電話に駆け込ん では通信すると言うこともやっていました。最近はあまりやっていませんが。

 LXは専用のソフトの他にDOS汎用のソフトがいろいろと使えます。
 そこで、私のLXにも実用系と遊技系(フリーウェアとシェアウェア)のソフトウ ェアが入っています。

 フリーウェアには、上に上げた通信ソフト「KTX」の他、良くできているFAX ソフト「SRFAX」、ファイル管理ツール「FD」、電車通路探索ソフト「TRA IN」、縦書き表示ソフト「Jupiter」、意外にもよく使っている英和・和英 辞書、オセロゲームなど。NIFTY−Serveのログビュア「NIFP」も載せ ています。
 シェアウェアには、初めての外国為替と初めての国際郵便を使って買ったLXの機 能アップソフト「Buddy」。点数計算機能付き2人麻雀ソフト「雀悟狼」。シリ アル・パラレル変換器が上手く作動せず料金は払ったのにまだ使えない印刷ソフト「 PRT+」など。
 まだまだLXには果てしなく可能性があります。

3)暴走篇
 うちの某林檎のパソコンのように滅多にありませんが、偶にLXもメモリ不足によ りプログラムが動作しなくなることがあります。例えば、VZを使いながら、メモ帳 を見て、更に電話帳を開くなどたくさんのアプリケーションを同時に開くと起こるよ うです。当然ですね。最初は驚きましたがまあこれは慣れてしまいました。
 幸いにも、止まらない暴走にはまだ遭遇したことが有りません。

4)再起動篇
 フリーズしたときには常に恐怖と直面します。このときの対処方法として、LXに はソフトリセットとハードリセットがあります。ソフトリセットは通常のパソコンで も頻繁に起こる(?)ので慣れたモノですが、ハードリセットにはデータが初期化さ れるという機能があります。Initialize?の質問にYと答えたが為にデー タを無くしてしまったユーザーの話はよくでてきます。幸運にも私はまだやったこと がありませんが。しかし、そのうちやるかもしれません。

5)クローン
 私はこんな風にLXを使っています。使っていると言ってもまだ一年半ですが。し かし、最近、キーボードのトップがキーボードプレートから離れてプラプラになりつ つあります。そんなに乱暴に扱ったつもりはないのですが。もし、キートップが無く なって使用出来なくなったら、次も新しいPDAはLXを買うつもりでいます。そし て、同じ環境をもう一度作成するのです。

 と、こんな風に私に思わせるほどHP200LXは良いPDAでした。
 (まだ壊れてないって)
                          (兵庫県 金蝙の伴奉天)
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理想のPDA

 私にとって理想のPDAは次の条件を充たすものです。

1)大きさ
 ちょっとした外出にもすっと持っていけるくらいの大きさでないと困ります。まあ 、精々セカンドバッグに入るくらいまでは許しましょうか。でも、私は着のみ着のま まで出かけることが多いので、ポケットに入るくらいの大きさが理想的です。ワイシ ャツのポケットに入るくらいなら尚良いですね。

2)重さ
 幾ら小さいと言っても1kgもあったら困ります。大抵、大きさと重さは比例する ものです。最近の携帯電話が良い例でしょう。機能はそのままでどんどん小さくなっ ていますから。しかし、私としては100〜200gが理想だと思っています。とい うのは、あまり軽すぎると持っているのか持っていないのかわからなくなるからです 。“持っている”としっかり意識できる重さは必要だと思っています。

3)使用時間
 最近のノートパソコンも使用時間が延びてきていますが、それでも数時間が良いと ころです。仮にもPDAと呼ばれる端末ならば、使用時間は時計並になってもらいた いものです。例えば、何時交換したかわからないくらい長く使い続けられる。あるい は、代わりのバッテリーがすぐに手に入る。でも、こういう端末ってまだまだ少ない ですね。専用バッテリーでしか使用できないようなPDAは、PDAとしての資格が 既に無い!(そこまで言うか?)と思います。まあ、いつも予備のバッテリーを持ち 歩くと言う人なら問題ないのでしょうが、私はそこまでしたくありませんから(でも 、バッテリーが軽くて小さいなら話は別)。

4)機能
 PDAには専用と汎用の2つのタイプがあります。
 機能が限定されていて、初心者でも使いやすいけれど、それ以上の使い方が出来な いもの。電子手帳や低価格のものにこのタイプが多いようです。
 もう一方は、基本的な機能も付いているけれど、ユーザーのカスタマイズによって 機能拡張が可能なもの。最近の小型PCやちょっと高価なPDAですね。
 一般的なPDAの機能としては、スケジュール帳、電話帳、メモ、時計、電卓、辞 書などでしょうか。これらに通信用ツールが付いて、電子メールやFAXが送受信で きれば最低限満足です。ということで、送信速度は遅くとも良いからモデム内蔵は必 要条件ですね。外付けでも可ですが持ち歩くのが、億劫ですからねえ。あと、必要に 応じてプログラムが追加できるアドオン機能ですかね。それもユーザーライクで簡単 に。汎用的なソフトが使えるとなおさら良いですね。

5)入力方法
 入力方法にはペン入力とキーボード入力がありますが、頭に思い浮かべた端から文 章を入力するには、さすがにキーボードの方が速いです。ペン入力はとろくていけま せん。しかし、ちょっとした走り書きをするときにはペン入力の方が便利なのは認め ます。ということで、主入力にキーボード、補助入力としてペンが使えるというのが 良いです。贅沢かな?

6)表示画面
 消費電力が許せばカラーに越したことはありません。そうすればJPEGフォーマ ットのようなデジタル写真が見られるでしょうから。しかし、そういった用途に使用 しなければモノクロでも良いです。少なくとも私にはモノクロで十分です。あと暗闇 でも見やすいようにバックライトも欲しいですね。

7)外部インターフェース
 光送信機能は欲しいですね。相互のデータ交換がスムーズに行えますから。しかし 、光送信装置がないPCともデータ転送を行う何らかの方法も準備しておいてもらい たいものです。ディスクカードが使用できる機種であればそれでも良いですが。つい でに書いておきますと、TYPEUのカードが2枚使えると便利です。最近はいろい ろなカードが出ていますのでそれらが活用できるともっとPDAの利用用途が広がる ような気がしますから。

こんなPDAが私は欲しい。

                     (兵庫県 ”西風つカイ”の伴奉天)
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PDAに望むこと

頑丈なこと
 象が踏んでも壊れないくらい丈夫だとうれしいですね。慌て者の私はものをよく落 として破壊することがありますから。
 また、暑さ、寒さなどにも強いとなおさら利用範囲が広くなるでしょう。砂漠の横 断や二百三高地のような雪中行軍にも持って行けますから。

簡単なこと
 小難しい機能は要りません。スケジュール帳とメモ帳、電話帳、辞書くらいがあれ ば十分です。キーボード入力の苦手な人のためにはやはりペン入力。それもとろくさ い認識機能など付けずに手書きそのまま。悪筆の人には可哀想ですが、このペン入力 機能を使って字の勉強をするのも良いでしょう。ついでに子供の学習教材にも利用で きますし。辞書には度忘れ事典が入っていると何となく便利そう。忌み言葉なんか載 っているといざというときに役に立ちそうな気が(どんなときだ?)

電池交換が要らないこと
 太陽電池で充電式というのが良いですね。光量もそれほど要らないで動作すれば、 ちょっとした街灯の下でも使えますし。それに停電に備えて懐中電灯の様な用途にも 使えるとますます便利かも。

 壊れない。止まらない。滅多に暴走しない。理想のPDAはこれに尽きます!

                            (尼のソキミキニ)

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 日乃出堂通信29号に載せたのと同じ某パソコン通信上のオンラインエッセイに書 いたものです。この原稿はアップされましたが、それを読んだ人間はニッツウ読者に は2人(書いた本人を除いて)しかいないはずなので良いでしょう。
 読み直してみるとなんだかわからない内容なのですが、よいでしょう。

日乃出堂通信出張版 第2回
「こんなものいらない」
 各地のPHSがサービスを始め、Mobile PCなどと言う雑誌まで創刊される最近です 、しかし、本当に携帯PCなどが必要なのでしょうか?
 私も94年の秋に200LXの存在を知って、気にはなっていました。
 結局実物を目にしたのが95年の2月頃。それから対抗機種との比較検討を始め、 「もし(この“もし”と言うところが大切(^O^))、買うとすれば200LXが最も良い 」と言う結論を得ました。
 特に既に持っていたPC(98)とのデータのやりとりについては、カタログだけで はよくわからずいろいろな人に教えを請いました。その時に役に立ったのがパソコン 通信であったと言うこともつけ加えておきましょう。
 その時、候補に挙がったのが、200LXの他にはザウルスとオアシスポケット3 でした。今思うと雑誌の記事に乗せられていただけです。まったくもって広告文化の 寵児としかいいようがありません。「そんなことなら3種類とも買えば良い」とはさ すがに思いませんでした。
 で、私の選択と言えば、まずザウルスが落ちました。と言うのもキーボードがつい ていなかったためです。最近はちょっとしたメモのためでさえペンを持つのがめんど くさいくらいです(^_^;)。第一、自分の性格から言うと、あの入力ペンは一週間もし ないうちに無くしてしまうことが目に見えていたし。
 キーボードから言うとオアシスポケットでした。200LXは写真で見る限り使い やすいキーボードとは思えませんでした。
 実物にさわった感じでもオアシスのキーの大きさ、タッチ共に200LXより上で した。確かにワープロとして作っただけあります。
 そうは言っても、実際に触ってみると200LXのキーボードも写真で受ける印象 に比べると「意外に使えるのでは」と言うものがありました。
 最終的に200LXを選んだ理由は、やはり既設のPCで慣れ親しんだ環境を持ち 込めると言うことでした。
 特に、FEPに使いなれたものを使えると言うことが意志決定に大きく関わりました。

 でも、実際に買うとなるとかなりの出費を考えなければならず、さすがに躊躇しま した。なんだかんだ言っても20万円近くがかかる計算でしたから。
「はたして、それだけの価値があるのか?」と言う気持ちが先行します。おもちゃと しては20万円は大きすぎます。通常の電子手帳の4〜5倍、ザウルスの倍ですものね。  しかし、以外なところにきっかけはありました。
 ある朝、わたしは天啓を受けたのです。(危ない人間である)
「あんなものいらない」
と(^_^;)
 その日は会社にいても、
「朝の啓示の意味は?」
と考えてしまい、仕事にならない午前中を過ごしました。
 で、わたしが得た結論は「きっとわたしに対する挑戦だ!買ってやる!」でした。
 ほとんど、鳥坂先輩状態です。(まったく危ない人間だ)
 で、結局買ってしまいました。

 ところがどうでしょう、実際に買うと「あんなものいらない」どころの話ではあり ません。
 今は、手放せません。
 なんと言っても名刺ホルダーをめくることが少なくなりました。スイッチを入れて 検索一発です。便利です。手帳のADDRESSと特に違うのは大きなメモ欄があることです。
 スケジューラと言うのもPIMを手に入れてはじめて使うようになりました。特にT O DO LISTは役に立つことがあります(^_^;)。
 それから、わたしも(?)友人と同人誌的なものを創っていまして、昼休み、出張の 行き帰りに原稿が書ける!はずだったのですが・・・
 実際には 出張の帰りの乗り物の中では出張報告の原稿を書くのがメインになって しまいました(実は移動中のメインは寝ることなのですが(^O^))。やはり打ち合わせ記 録は憶えている間に書くのが正解です。でも、何となく最初の目的とは違うような? どうもこれでは会社の仕事をするために買ったようですね。
 納得行きません。個人の楽しみのために買ったのに。
 もちろん、個人の楽しみもありました。機械が手には入ってから、PIMの使い方 を調べたり、DOSソフトを導入したり、Setupを行ったりと1週間以上は寝ら れない日々が続きました。(^_^;)
 それに、泊まりの出張の時は、パソコン通信でメールを送ったり受け取ったりする のには大変役にたちます。

 わたしはまだ、街角のISDN公衆電話での通信は行ったことはありませんが、そのう ちやってみたいと思ってはいます。現在のところあまり必要性は感じていませんけど 。でも、外回りが多い人などは雑誌に書いてあるように、「グレ電や携帯電話(PHS 含む)を使って社内LANに接続!」と言うのは使いでがあるかもしれません。
 このように、携帯情報機器と言うのは役に立つものなのです。
 最後に200LXの最も良い点を挙げておきましょう。これは雑誌などでかかれす ぎたきらいもありますが、実際に手に入れると「アルカリ単三乾電池が2本(たった) が普通の使い方であれば1ヶ月前後持つ」ことに感動します。
 他にも200LXに限れば持ち歩けるPCとしていろいろ利点があります。(他の機 種は使ったことがないのでわかりません)
 日乃出堂通信出張版「携帯情報機器はこんなに役に立つ」はこれで終わりです。
(え?最初と最後で題名が違うって?そんなこと無いと信じる斉藤一夫)
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「Brain PAD TiPO」セイコー電子工業(SII)発売



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「いもほり日記(30)」
 久しぶりの「いもほり日記」ですので内容はちょっと古いです。かんべんしてくだ さいね。
「ビジュアルブック江戸東京」
4巻:「昭和30年東京ベルエポック」
川本三郎編/田沼武能写真
別巻:「震災復興大東京絵はがき」
近藤信行編/尾形光彦コレクション
岩波書店
 えー、なんと紹介して良いのかわかりません。
 目について思わず購入してしまった本です。(こんな本ばっかり家にあります)
 田舎に住んでいると「大東京」に憧れると言うだけです。
 ニッツウの読者で良くお便りをくれる伴奉天さんは「昭和」は嫌いだと言ってまし たが、私は大好きです。
 しかし、4巻の編集をやっているのが川本三郎と言うのはなんとも情けないですね 。最近この人の本が多く家にやってくるようになっています。
 で、大東京で思い出しましたが、今読みかけの本で「東京たてもの伝説」(森まゆみ 、藤森照信著|岩波書店)と言うのもあります。帯に「明治の洋館から同潤会アパート まで<建築探偵>藤森照信と<町の情報通>森まゆみがたずね歩き語り合う暮らしと 歴史」とあります。
 結局東京の呪縛から逃れられないと言う話ですね。
 ビジュアルブックのほうはどうでも良いですけど。「東京たてもの伝説」はまだ、 読みかけですけど読んで(私にとって)損はないと思います。

 ところで、私は好きで「紅の豚」を良く見直しているのですが、わからないことが 一つあります。
 フィオがラフプランをポルコに見せながら「前の図面見て驚いちゃった。翼も木製 モノコックだったのね。この計算書すごいわ。この翼を作った人、本当に木の性質を 良く知ってる。感動しちゃった。」と言う所がありますが、前の図面や計算書は機体( この場合は船と言うべきですね)に付いてきた物なのでしょうか?
 つまり、飛行艇を購入すると引渡し書類として完全な図面と設計計算書が付いてく るのか?と言うことです。
 それとも、あの機体はピッコロ社の設計製造なのでしょうか?しかし、画面からは そうは思えません。
 飛行機の世界はわかりません。まして、あの頃の飛行艇の世界など知るよしもあり ませんから何とも言えません。誰か教えてください。

 宮崎さんの映画には空を飛ぶシーンがたくさんありますが、やはり“飛行機”で飛 ぶシーンは格別です。
 やはり人間は凧もどき、飛行石そして怪しげな生き物に乗ったりするのではなく、 動力の付いた“飛行機”で飛ぶのが自然なのです。
 良い映画です。
 と言う訳で、やはり帝都は文化の中心だと言うことが言いたかった訳です。
 でも、個人的には大日本帝国の帝都東京ではなく、日本国の首都東京の方が好きな ような気がします。やはり戦後生まれだからでしょう。
 関係無いですが、今まで地方都市は“小東京”を目指してましたし、地方の時代と 言いながら未だにどの地方も小東京を目指しているように思えてなりません。
 それが地方の時代なのでしょうか?どうもこうも私には理解できません。
 ややこしい事は第3新東京市に任せて置けば良いと思うのですが。


「コンピュータいま何がなぜ?」
坂村健著
読売新聞社
 週刊読売に95年4月から1年間にわたって連載された「坂村健の電脳教室」をま とめて改題したものだそうです。
 そう、坂村健と言えば、斗論プロジェクトの坂村健東京大学教授です。
 95があるのに今更トロン?と言う人も多いですが...トロンを知らない人はさ らに多いのですが(^O^)...95の時代だからこそ斗論だと思います。
 私がDOS/V機用のBTRONである1B/V2を購入したのは95年末でした 。実際には余り使わなかったのですが、95プレインストールのアプテバを購入して( 95を)使用しているうちに「ワープロや表計算を主に使うのに95みたいな重いOS が必要なのか?」と思い始め、ついに原稿作成に1B/V2を使用することにしまし た(と断言できればすばらしいのですけどねえ)。もちろん、ゲームやCD−ROMは 95でないとどうしようも無いので95を捨てることはできませんけどね。
 で、「コンピュータいま何がなぜ?」ですが、主な内容は皆さんご存じのことしか 書いて無いのが残念です。でも考えようによっては、「1年間週刊読売で連載を読ん でいれば結構な情報が得られた」とも取れます。
 しかし、内容としてはちょっと足りないと思います。
 ところで、もし、読者対象を「パソコンを知らない」人をメインに据えているとす れば、この連載を読んだ、またはこの単行本を読んだ読者がBTRONを採用してく れれば!と思ってしまいます。
 やっぱり、そりは無理な話なのでしょうか?
 しかし、実際私のような「コンピュータを文書作成に主として使用している」もの にはBTRONは最適だと思ってしまいます。
 こういう、紹介記事も個々の内容を仮身化して並べれば興味があるものだけを選択 して読むこともできるのですけどね。
 リアルタイムマルチタスクOS!でもちょっと基本文書エディタのスクロール速度 が遅いの。


「制服向上委員会−狙われた制服編−」
 MS-WINDOWS用のCD−ROMです。
「美少女アドベンチャーゲーム+写真集+ボイスコレクション+数十分におよぶムー ビー付き」
なそうな。
 確かに内容はそうでした。写真集+ボイスコレクションは楽しめました。ムービー はおもしろいのですが、退屈です。
 美少女アドベンチャーゲームに至っては「ありがたい」の一言です。
 エロCD-ROMでもここまではひどくなかろうと思います。(実際に見たことないからわ からないけど)そのくらいひどいものです。
 でも、許す!だってSKi(制服向上委員会)なんだもの。
 ムービーについては、何というか...内容はひどく退屈です。内容は無いと言っ ても良いでしょう。でも、SKiだから許す!と言うことで「おもしろいのですが退 屈です」と言うコメントになってしまうのよ。
 なんにせよ、「制服向上委員会」は良い!のです。
 まあ、そう云う類いのものです。
 実際見てみればわかるけど、SKiを知っていて入れ込んでいなければ容認できな い内容ですよ。
 しかし、個人的に言えば、9801DAでは再生が遅すぎるために...つまり、 このCD−ROMを見たいが為にペンテアムの166を購入したのですからねえ。馬 鹿ですねえ。


「電房具1B」(2)
 前回に引き続きBTRONのおはなしです。
 最近DOS/V用のBTRONである「電房具1B」で原稿作成とパソコン通信を 行ってます。ぺんてあむ166は完全にCD−ROM再生装置となっています。
 で、BTRONは昨年秋に購入したIBMのTP330Cs上で動かしてますが、 この装置の表示は640×480です。しかし、この大きさではさすがにウインドウ 環境というのは苦しいですね。800×600程度の表示が欲しいと思ってしまいます。
 やはり、(なにがやはりなのか?)これからはBTRONの時代です。
 で、本論なのですが、この10月23日から東京ビッグサイトで行われた「モービ ルコンピューティング展」(日本能率協会主催)でセイコー電子工業から発表された 新しい「ブレインパッド」がBTRONなのです。それも、iTRONをマイクロカ ーネルとしたOSで3B(BTRON3のこと)なのです。
 背広のポケットに入り、単3乾電池2本で40時間の動作をするPDAなのです。
 小型で長時間駆動と言えば、ヒューレットパッカードの200LXがすぐに思い浮 かびますが、あれと同等の製品と言えるでしょう。
 ほぼ、パソコンと言えて、乾電池で長時間動くマシンは日本にはあまりありません 。いえ、まったく無いと言っても過言ではないでしょう。
 実物を手にできるのは当分先の話しみたいなのですが、今はそのPDAに期待して います。
 昨年春、HP200LXを購入してから、Mobile Computing環境にはまってしまっ たのだ。


「パーソナル編集長95」
株式会社バックス
「これからは、BTRONの時代だ!」などと書きながら、いきなり95用のソフト の紹介です。
 いわゆる、ページレイアウトソフトです。大仰に言えば、DTPソフトなわけですね。
 このソフトはニッツウ用に導入したもので、29号より使用しています。
 今までは、Win3.1上の「ワード」を使用してニッツウの編集をしてました。
 ところが、つい半年ほど前、編集マシンが更新された時にマシンに付いてきたワー プロソフトがロータスの「ワードプロ」だったのです。
 一度は「ワードプロ」でニッツウの編集を行おうとも思ったのですが、一晩触って 、断念しました。「できることはわかったけど、面倒くさすぎる」ということが分か っただけでした。でも、これは“ワード”の時に分かっていたことなのですけどね。
 そういうわけで、ページレイアウトソフトを導入しようと考えたのですが、実際に 導入してみて驚きました。
「ワープロソフトなんか必要ない」
と言い切ってしまいましょう。
 ソフトを購入したのが10月27日の夕方。で、29号のドラフトができたのが2 7日の23時前でした。ニッツウで使用する機能の把握に要した時間は約2時間でし た。以前使用していたワードや、今回最初に使おうとしたワードプロと比べて格段の 簡単さです。
 その上、思ったとおりにレイアウトができます。ワープロではこうは行きませんで した。
 ただ、一つ言いたいのは、みんながBTRONを購入して、パソコン通信に繋がれ ば、BTRONのファイル型式であるTADでニッツウを送ることができるし、その 方がおもしろい通信誌に成ると言うことです。発送の手間も省けるし。
 と言うことで、文書(印刷する)を作成するなら、ワープロを捨てて、ページレイ アウトソフトです。
 それも某社の「ページメーカー」などはたぶん必要ありません。この「パーソナル 編集長」も1万円程度のソフトですが、パーソナルユースには十分使えます。
 てなわけで、今後の日乃出堂通信に期待してください?(ウソ)

 ま、こんな話は、TEXを使っている人には関係無いですね。


「宇宙のランデブー」
アーサー・C・クラーク&ジェントリー・リー著
早川書房
 文庫版の「宇宙のランデブー3」が出たので、やっと全巻を読むことができました 。と言うより「宇宙のランデブー3」が中途半端なおわりかたをしていたためしょう がなく“4”をひっぱり出したと言うのが正しいですね。
 で、この機会に、1、2もよみかえしました...と言いたいところですが、さす がにそうは行きませんでした。
 お話の内容としては“4”の方が好きです。何と言っても“まっとうな”人達が大 勢出てきますからねえ(^O^)
 著者の想像では人類はそのすばらしい資質を300年も先まで保ち続けているとい う希望的観測に満たされています。
 やはり、人類は無敵であるとあの人達も考えていると言うことなのでしょう。うれ しくなってきます。


「ブロークン・アロー」
John Woo監督
21世紀FOX映画
 たいした映画ではないと見に行かなかったものでビデオを借りて見ました。
 おもしろいです。もうジョン・トラボルタがやっている役がめちゃめちゃかっこ良 い。見ているともう“アホ”としか言い様がないのですけど、かっこ良いです。
 話の展開にはスピーディでないところがありますが、トラボルタの役どころがそれ を打ち消してあまりあるものをもっています。
 こういうのはB級映画の王道なのでしょう。
 楽しかったです。


「新テキスト入力環境」
 テキスト入力環境をBTRONに変更しました。なぜ?と聞かれても困るのですが 、今更WINDOWS95の環境に未練がないと言うことです。特に、パソコン通信を行ったり 、テキストを入力するにはどんな環境でも良いと思えますし、それならできればマイ クロソフトとは縁を切りたいと思うのが人情では無いですか。
 まあ、ゲームなどの話があるので95を捨て去ることができないのが中途半端で悲 しいのですけどね。
 で、テキスト入力環境をBTRONに変更するに当たって、マシンを新調しました。
 購入した機械は松下電器のLet's NOTE。最軽量の呼び声も高いノートマシンです。
 小さな液晶画面に800×600の表示ができるのがうれしいです。
 今まで使用していたIBMのTP330CsがVGA表示だったため、画面が小さ くて入力に困っていたところでした。まあ、それで新しい機械を購入したのですけどね。

 実際Let's NOTEは軽いです。今まで使用していたTP330と比較すると雲泥の差 です。
 330はDOS環境とBTRON環境を同居させていたのですが、今回は95との 同居です。何故かって?なんと、今DOSを売って無いのですよ。これだからマイク ロソフトはいやなのです。過去のOSもサポートしろよ!

 そして、はやりのタッチパッド。今いち世間様の受けは良くないようですが、私は 、結構気に入りました。ボタン操作があまり要らないのも良いです。後は、慣れの問 題だということもわかりました。
 しかし、絵を描くのはちょっと無理かも知れません。無理でした。絵はスキャナで 読み込まねばならないのですね。
Part 1(終)


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