「日乃出堂通信 Vol.36」
やっと、36号を出すことができました。連続で出ていれば3年分ですが、実際に
は5年以上が過ぎてます。
編集子に限れば、何の進歩も無いのが実感されます。今後も進歩は無いのでしょう
が、つき合ってください。
では、実質の3周年記念号をお送りしたいと思います。
*** 今月のおたより ***
「日通35号の感想」
いもほり日記でNPさんが紹介されていた「人肉食の精神史」は私も買いました。
とはいえ、まだ読んでいません。目次をパラパラと見た程度です。
NPさんが欲している情報はともかく、この本は人肉食に関するいろいろな文献に
当たっているように見受けられますね。また巻末の参考文献は資料探しに役立ちそう
に感じました。尤も本屋で見る限り、現在手に入れられるこの種の本は限られている
ようですが。とりあえず、中野美代子の「カニバリズム論」を探してみようと思って
います。
また、私は「美食の極地としての人肉食」には疑問を呈しています。私自身、肉食
を好まないと言うこともあるのでしょうが、どちらかというと犬や猫と同じ悪食の食
材と考えています。で、今読んでいる本は「美味求真」という大正時代の料理の本で
す(笑)。
ところで、NPさん、「人喰いの民俗学」は買いましたか?
(兵庫・伴奉天)
「カニバリズム 最後のタブー」(ブライアン・マリナー/青弓社)
まず最初にお断りしておきます。
この文章を読んで食欲不振に陥っても当方は一切関知いたしません。そもそも私自
身、現在、特定の肉類に関して一切受け付けなくなっております。ご了承下さい。
”豚”だそうです。ずっと”羊”だと思っていたのですが、”豚”だそうです。人
種・民族による味覚の違いもあるのかも知れませんが、人肉は豚肉のような味がする
そうです。
人肉食を行う理由は大抵決まっているのですが、この本では人食いの風習、(生き
残るため)必要に迫られた人食い、(肉を売る)利益のための人食い、(美味、興味
の)悦楽の人食いの4章からなっています。
この中で私が興味を持っているのは人食いの風習(?)に関してですが、有名なア
ステカ族、アフリカやアマゾン、南洋などのとある民族の人食いの風習について書か
れています。で、ここに豚肉の話が出てくるのです。とはいえ、勇者の肉を食らえば
その勇者の力が宿るという考えは世界中にあるようですね。もちろん、相手を侮辱す
るためとか死者を尊敬していたために食うというのもあるのですが。
で、人食いの風習はまだ良かったのですが、必要に迫られた人食い、利益のための
殺人と読み進むうちにだんだんと気分が悪くなって行きました。一応まだ倫理観は保
っていますので。
そして、快楽の人食いの章に至り、食欲は一挙に減退していまいました。情景を想
像してしまい、遂に獣肉が食えなくなってしまったのです。冷蔵庫を開けると腕や脚
のぶつ切りが入っている。レンジに掛かった深鍋には頭部が脳のスープ用に煮込まれ
ている。それはトマトケチャップかそれとも別のモノかで赤い色をしている。そして
強烈な臭い。もちろん生食も存在します。食材としては普通の肉と何の違いもないの
かもしれません。
世界の人口が50億人とも言われている現在、人類が飢えるということは無いでし
ょう。少なくとも動物性蛋白質は豊富にありますから(笑)。でも、その後は…。
(兵庫・伴奉天)
「35号の感想など」
薄い!薄すぎる。
誰かが一本落としたと書いていましたが、困ったものです。
はっきり言って書くべき言葉が見つかりません。
伴奉天さんのクレイジー物は楽しみにしています。でも、実際に自分で見ることは
ないの。
人肉食と言えば、魯迅の「阿Q正伝・狂人日記」(岩波文庫版)を読みました。感
想はよいでしょう。
「本草綱目」も見てみたい書ですね。
そだ、子どもをつくって孝行してもらおうかな(ウヒャー!これは危ない発言かも)
それはそうと、なんとかツーリングレポートを載せることができたので良かったです。
あの後すぐに、本四連絡橋尾道−今治ルートの来島海峡大橋の工事現場で事故が起
こってしまいましたね。
あれはなんとかならんのか?あの大工事でせっかくここまで大きな事故はなかった
のに。この技術立国で科学万能の時代に人柱でもないと思うのですが。
(そろそろ本の処分をしたい気もするNBC兵器大好き)
*** 結局書けなかったのよ ***
前に書いた「キューポラのある街」を見ていた時、「スーダラ節」が流れているの
を聞いて、同じ年に製作された「ニッポン無責任時代」と「ニッポン無責任野郎」を
購入して見ました。
それらの映画から、大きな違いを見つけられるのではないかと思っていたのですが
、実際には後に「高度成長期」と呼ばれた時代の雰囲気を感じてしまったのです。
また、「ニッポン無責任野郎」で“労働組合”と言う「キューポラのある街」との
意外な共通点を見てしまったのです。
そこら辺から昭和37年前後を考察してみようと思っていたのですが、2ヶ月もか
けて、結局何も書けませんでした。
ところで、「日乃出堂通信32号」の「キューポラのある街」の紹介のなかで
> あと、「南朝」「北朝」と言っていた時代でもありました。
と書いてますが、これは間違いです。本当は、
「南鮮」、「北鮮」
と言ってました。こういう大事なことを間違ってはいけませんよね。
もしかすると、上に書いたような人や国の尊称に注目するべきだったのかもしれま
せんね。
(斉藤一夫)
*** いもほり日記 By NP ***
「エアフォース・ワン」AIR FORCE ONE
ウォルフガング・ペーターゼン監督作品
幸い「Uボート」のペーターゼンでした。「ネバーエンディングストーリー」のペ
ーターゼンでなくて良かった。
名前は変わってましたが、ついにライアン大統領の登場です。それにしてはスケー
ルが小さいですけどね。
映画館に見に行きたいと思っていた作品なのですが、結局ビデオを借りることにな
ってしまいました。映画館には行かずに良かったような気がします。そのわりには、
ビデオを見た翌日にはDVDを購入してしまったのですけど(笑)
楽しめる作品です。もう“むちゃくちゃ”と言う形容が正しい娯楽作品でした。
「時をかける少女」
角川春樹監督
1997年作品
製作会社の名前は記録し忘れました。なんでしたっけ?
レンタルビデオ店で借りました。物を見た瞬間は借りる積もりはなかったのです。
でも、スタッフにひかれてしまいました。
撮影が仙元さん、脚本に桂千穂さんが加わっていたし、音響に林さん。それに音楽
が松任谷夫婦だったのです。
さらに、ナレーションに原田知世さんです、おっと、久我美子さんが出ておられる
ではないですか。
あのですねえ、白黒なのですが、器材が良すぎるのでしょうね。発色(白黒の場合
発色とはいわないのですかね)が良いのです。
白はがあまりにも奇麗に出すぎてて目立ちすぎます。ちょとかなり見難い感じがし
ました。
芳山和子役は中山奈奈。なかなか良いですね。残念ながら原田知世ほどのインパク
トはありません。演出家が悪いのでしょう。
やはり、最後に向こうから走ってきてアップでにっこりしてくれないとね(爆笑)
時代設定がなんと、昭和40年だそうです。
しかし、芳山和子と言うのはどの映画でも馬鹿なのでしょうね。
こぼれて蒸気と言うか、ガスが発生している液体に顔を直接近づけて、その上何と
、信じられないことに直接手で触れる!指に液体を付け鼻の近くにもってきいきそれ
を嗅ぐ!
信じられませんね。
ところで、昭和40年頃と言うのは「丸底フラスコ」のことを「試験管」と言って
いたのでしょうか?
とすればいつ頃から名称が変わったのでしょうか?
早見優さんが英語教師役で出てました。久しぶりにお姿を拝見しました。
エンディングにNG集が無いのもBADです(笑)
でも、エンディングはアレンジの...メロディまで変わっている「時をかける少
女」でした。
見終わって一言「LDは買わないな」
あ、久我美子さんは芳山和子さんのおばあさん役でした。
「カニバリズム−最後のタブー−」
ブライアン・マリナー著
青弓社
「今月のおたより」のコーナーに伴奉天さんも書いていた本です。
伴奉天さんのメールを見て購入しました。でも、確か以前に買ったような記憶が(
苦笑)ま、いいか。
副題に“最後のタブー”と書かれていながら実は人肉食がタブーでは無いことを書
いているのです。
半分は先月紹介した「人肉食の精神史」と重なっています。
しかし、半分は「利益のための人食い」、「悦楽の人食い」となっていて「人肉食
の精神史」とは違います。
「悦楽の人食い」は、これはこれで以前よく読んだ「連続殺人もの」の本に出ていた
事件と重なっています。
伴奉天さんは結構はまっているようですが、私はもう興味が薄れてきました。
ところで、この本も図像が少ないです。まあ、図像はさすがにまずいのかも知れま
せんね(笑)
図像と言えば、「ドキュメント屠場」(鎌田 慧著|岩波新書)と言う本を買いま
した。プアカ・ディナの解体場面が載っています。ところで、誤解がないように書い
ておきますが、「ドキュメント屠場」は屠場の歴史、実情そして差別の実態を書いた
本で、しごくまっとうな本です。購入した動機は決して写真にあった訳ではありませ
ん。「差別問題」に興味があったからです。題名と著者を見てすぐわかりました。(
こういう事書くから誤解されるのですよね、私は)
「ドキュメント屠場」を読みながら、小学生の頃、近くに屠場があったのを思い出し
ました。。肉の匂い(脂肪の匂いかもしれません。あれが死臭なのか?)、そして側
溝には赤い水が流れていました。隙間から枝肉になった牛をかいま見たりしてました。
話は戻って「カニバリズム」です。伴奉天さんとは違って私には想像力が欠如して
いるので、特定の肉を食べられ無くなったと言うことはないですね。おそらく黙って
出されれば食べてしまうでしょう。ま、言われても解体している所を見なければ、本
気にしないでしょうけど。でも、解体しているところを見たらどうなるでしょう?だ
いたいそりゃ犯罪だって。知って食べたら自分まで罪に問われるって。
個人的に言えばそれほど食べてみたいと思いません。と言うのも今まで畜肉という
のは「食べておいしい」ように飼育されたものしか食べたことがないので悪食な畜生
の肉なんか食べたくないです。レバーなんかいろいろ集まってくるところですから特
にいやですよね。
あ、脳髄は生で食べないほうが良いと言うのは本当なのですか?
「吉永小百合」ベストアルバム
ビクターエンタテイメント
何度か書いたと思いますが、私にとって「吉永小百合」の歌と言うのは「夢千代日
記」のイメージだけでした。ある映画を見に行った時その歌を映画館で聞いたのです
がとても聞けたものではありませんでした。しかし、若い頃の吉永小百合は良いです
。このアルバムを聞いてわかったのですが、「夢千代日記」の頃は声が衰えてしまっ
ていたのですね。
「そこは青い空だった」は良い歌です。機会があれば一度聞いてみてください。
それにしてもアレンジは思わず笑ってしまいますよね。古い!
「ウルトラセブン」
なんか新作らしいです。データはメモしませんでした。
アラシ参謀ですか。
1時間の作品であれ?と言う感じでした。
TDF極東支部の建物が変わってました。なんと、表に出てました。だいじょうぶ
なのか?
ウルトラ警備隊の制服やウルトラホーク1号が変わって無かったのが良いですね。
それなのにパトロール車が変わっていたのが良くない。ホンダのNSXでした。その
上CR−Vなどと言う車まで使ってた。NSXは装甲が弱そうでバツです。秘密兵器
を積む余裕も無さそうだし。第一、制服とホークが変わって無いのだからポインター
も出して欲しいですよね。
しかし、私が一番気に入らなかったのはウルトラホーク1号の発進シーンが無かっ
たことです。いきなり基地の上空を飛んでる。これは許せません。
やっぱり「Force Gate Open」がないとね。
これは、3部作だそうで、見たのはその1作目でした。題名は忘れました。
「潜水艦入門」海底の王者徹底研究
木俣滋郎著
光文社NF文庫|光文社
海底の王者と言いながら第2次世界大戦当時の潜水艦の解説です。いまさらって感
じですよね。基本的に現代の潜水艦とはその技術も戦術も大きく変わってます。
しかし、当時の潜水艦の写真が数多く載っているのは良いです。まとめて見る機会
と言うのはなかなか無いですから。でも、本文読んでる時はうざったいので飛ばして
しまいますけど。
後は、実際の艦内での生活についても言及してくれれば完璧なのですけど。それは
戦記ものを読むしか無いのでしょうか?しかし、私としては技術者から見た艦内生活
を知りたいのですけどねえ。
それにつけても、潜水空母と言う発想は卓越してるが、戦略、戦術的には完全に負
けてるものの発想と言う感じがだんだん強くなりますね。
あ、イ号403潜の話はどこにも出てませんでした(大笑)
それはそうと、先月号で書いたように私はディーゼル−エレクトリックサブが大好
きです。だからトヨタのプリウスが欲しいの(笑)
ムソルグスキー「展覧会の絵」(サラステ版)
ユッカ=ベッカ・サラステ指揮|トロント交響楽団
フィンランドレコード
サラステ版と言うのは、ゴルチャコフ版とフンテク版(孔子に仁を説くようなもの
ですが、ゴルチャコフとかフンテクと言うのはいずれも作曲家で編曲のことを指して
います)を指揮者のサラステ氏が適当に混ぜたものです。
普通「展覧会の絵」と言えばラヴェル版が有名ですが、一度別の編曲を聞いてみた
いと思っていたので買いました。なかなか良いです。個人的にはラヴェル版より好み
かも知れません。
この版を聞くとラヴェル版がピアノ曲をオーケストラで演奏している感じがするの
に対して、ゴルチャコフやフンテクは交響詩にしあがっていると感じます。
調べてみると純粋なゴルチャコフ版やフンテク版はCDが出てないのですよね。こ
れからそういうのも出して欲しいです。
アルバムには「展覧会の絵」以外に「はげ山の一夜」とか「荘厳行進曲<カルスの
奪還>」とかも入ってます。
「異界を覗く」
小松和彦著
洋泉社
小松和彦の著書だったので購入したものです(特に書く必要はないですね)
いつもどおり読まずにほっていたのですが、ある人から書評を聞かせてくれと言わ
れ、あわてて読んだ次第です。依頼で読んだのに、お金に成らないの。
この本は、小松和彦氏がいろいろなところで発表した論文やエッセイを集めたもの
です。この人の著作にはこういうのが結構あります。
内容は大きく3つに分かれています。
壱:異界と異人の魅力的世界
弐:異類婚姻と説話の宇宙
参:視覚化された異界・妖怪たち
です。
中身には以前「日乃出堂通信」で紹介した本に出ていたものもあります。
最後の「視覚化された異界・妖怪たち」には「水木しげる」や「もののけ姫」につ
いて書かれたエッセイも出てきます。
しかし、おもしろいのは壱と弐ですね。
壱の「異界と異人の魅力的世界」は、小松氏による“異界・異人”の(ゆるやかな
)定義と学問的位置づけを論及すると言うものです。しかし、実際にはそれだけでな
く、“異界・異人”研究の方向づけや(現代社会での)意味づけなどがされており、
読んでいて気持ちよい部分がありました。
結論は非常に当たり前のことしか書いてないのですが、この当たり前の結論を堂々
と書くと言うのが普通なかなかできないのでしょうね。しかし、私のような一般人は
「自分の考えているのと同じことが“本”に書かれている」と言うのが何となくうれ
しいものなのです。
こういうのを読んでいるとやはり「経済民俗学」について論考してみたくなりますね。
弐は「異類婚姻」を“昔話”から一般化すると言う作業を行っており、「異界と異
人の魅力的世界」よりおもしろい論考が入っています。その中で出てくる「異類婚姻
のパターン」と言うのに結構ひかれました。それをネタに現代日本には存在しない(
始めから存在しないのか、忘れ去られてしまったのかわかりませんが)「昔話」を作
ることができそうです。
また、「日本中世TRPG」のネタにもなります。
「異類婚姻」と書いてますが、そのとっかかりとして片側人間(片子)と呼ばれる異
類とのハーフの存在を持ってきているのがこの人らしいのでしょう。
伴奉天さんには「異界と異人の魅力的世界」にちょろっと出てくる「脂取り」の話
がおもしろいでしょう。
*** ツーリングレポート ***
今月もツーリングレポートをいただきました。
今月は伴奉天さんです。
次回はツーリングに使用している鉄馬も紹介してくださいね。では、お楽しみくだ
さい。
今回はわけのわからない題名は無しです。
+++ +++
某日、高速を走っているとき、観光バス(?)の後部にネズミ男のイラストと”妖
怪に逢えるまち 境港”と書かれている広告を発見。それを見た私は「これは私に対
する挑戦だな」と受け取りました(笑)。そして「明日、行ってやろうじゃないか」と
思ったのですが、その日は生憎、境港方面は雨でしたので止むなく中止としました。
そして翌週、”黄金の午後”の日。
インターネットで天気予報を調べ、降水確率を調べ、万事問題なしとの確認を取っ
た後、
05:30、境港に向けて出発。空は青空、幸先良さそう?
中国自動車道に乗り、始めは気持ち良く走っていたのですが、佐用辺りで霧に遭遇
。メッシュジャケットで走っていた私は寒さに往生してしまいました。それでも暫く
は何とか我慢して走っていたのですが、さすがに耐えきれなくなり、勝央SAでオー
バージャケットを羽織ることにしました。それから米子道へ向かい、休憩を兼ねて蒜
山高原SAでガソリンの給油と軽食。そして、08:07、米子ICを出ました。
08:30、「アジア博物館、井上靖記念館」という看板に引き寄せられたのです
が、09:00開館という案内を見て入館を諦めました。展示内容を調べて、来る必
要性を感じたらまた来ようと念じながら。
09:00、目的地のJR境港駅前「水木しげるロード」に辿り着く。
まだ朝早いためか、観光客らしい人は少ないと感じました。それともいつもこんな
ものなのかな?(失礼な)
総延長約800mの間に、ブロンズ像70体、レリーフ3枚、色つきタイル8枚が
あるとのこと。で、駅前から順に見て回ることとしました。街路樹上で鳴いている烏
が雰囲気を出してました。
妖怪と言うことで、プロンズ像は全て鬼太郎と河童の三平の世界でした。私として
は悪魔くんが好きなのですけどね。それも千年王国の。まあ仕方ないかな。
殆どのブロンズ像は20cmくらいでしたが、幾つか等身大のもありました。その
中に握手しようと言わんばかりのネズミ男がありましたので、握手してきました(^_^)
。また、”ぬらりひょん”や”ぬっぺっぽう”はともかく”鉄鼠”があるとは思いま
せんでした。鉄鼠ってそんなにメジャーな妖怪だったのかな?
球状街灯が目玉親父の目になっていたり、電話ボックスが鬼太郎の家などになって
いたりと遊び心もなかなか。ここまでやるなら郵便ポストも妖怪ポストの形にしたら
良いのに、と思うのは私だけでしょうか?
「水木しげる記念館」の建設予定もあるようですので、今後もちょっと期待したい
ですね。
09:45 まだ早いので昼食は出雲で蕎麦でも食べようと思い、大社町に向かって
出発。
11:30 出雲大社に着く。
さすがに観光客が多いです。駐車場に観光バスが次々と入ってくるし。
大社本殿にて四拝四拍一拝した後、兼ねてから懸案の宝物殿を見ることにしました。
宝物殿には、奉納された村正&正宗の刀身が飾られていました。豊臣秀吉佩刀の備
前長船も。また、シカゴ世界大博覧会に出品された稲田姫神像と八千矛神像も飾られ
ていました。これがなかなか(^_^)。
ついでに彰古館も見てきました。一階は戎子・大黒像で一杯。よくもこれだけ集め
たなあと思っていたら、案の定、収集家の寄付(?)のようです。二階には出雲大社
の模型と今までの行事に関連した宝物が展示されていました。でも今一。ここでは受
付のおじさん達の会話が方言で面白かったくらいしか記憶に残りませんでした(注:
私は自分に理解できない言葉を喋る人は全て面白いと感じます(^_^)。世間は広いと認
識できるからでしょう)。
で、本来の目的である蕎麦を食べることにしました。どこの店が美味いという情報
を持っていなかったため、適当な店に入って注文しました。出てきたのは割子そばで
、出し汁を掛けて食べるものでした。出雲そばという名前はどういう理由で付いたの
かしら?と思いながら食したのですが、紅葉おろしがピリッと効いてて、この店はこ
の店でなかなか美味しいと思いました。とはいえ、次回(次回が在れば)はどこの出
雲そばが美味しいかを調べて来ようと思ったのも事実です。
13:00 取りあえず、中国自動車道の東城ICを目指して出発。
走っている途中で「奥出雲 たたらと刀剣館」の看板を見て、そこに行ってみるこ
とにしました。通り道でしたし。
14:30 「奥出雲 たたらと刀剣館」に着く。
内心期待していた刀剣は現代刀(当然か)しかありませんでしたが、玉鋼を生成す
る”たたら”の仕組みを見学できました。たたらで生成できる和鋼は西洋方式の製鉄
には生産性ではかなわないようですが、刀剣を作成するうえでは不可欠のようでした
。かつて「ふるさとの伝承」で知った金屋子様が祭られていたのを見たときは何とな
く嬉しかったです(^_^)。
で、ここでの特筆はアニメーション「ヤマタノオロチ」でしょう。いやあ、笑わせ
て貰いました。スサノオのオロチ退治をテーマにしているのですが、コマ送りのよう
な動き、ご都合主義な見え見えの展開、7分と短いとは言え、これはあんまりだ!と
思っちゃいました。でもしっかり見てるけど(笑)。スサノオは勇気と知恵を教えてく
れたそうです(?)。
15:20 中国自動車道を目指して再び出発。
途中で300番台の国道(空いているが、ガソリンスタンドが少ない)をリザーブ
で走るという非常に危ういことをしました。ガス欠を心配して走ったのは久しぶりです。
16:45 中国自動車道に辿り着く。
しかし、着いたのは本来の目的であった東城ICではなく、新見ICでした(^_^;)。
19:00 帰着。
走行距離700km余。疲れたけれど楽しい一日でした(^_^)。
あっ、温泉に行っていない。次回のツーリングには是非温泉を絡ませたいものです。
(「妖怪画談」を見ながら 兵庫・伴奉天)
+++ +++
編集から:
先を越されてしまいました。土曜日の朝と言うことで、お勤めの人も少なかったの
でしょうか?
しかし、ねずみ男と握手...悪趣味と言うか、勇気があると言うか。
ま、ブロンズ像ですからなんら問題無いのでしょうけど。
でも、何と無く“汚い、臭い”と言うイメージが強くて(あまり人のことは言えな
いけど)
編集後記
最初に書いたように実質の3周年記念号です。そう、「日乃出堂通信」は月刊誌だ
ったのですよね(爆笑)
「ツーリングレポート」がこう連続で載るとなんかプレッシャーになってきますね(
笑)がんばってください(と他人事のように書く)
ところで、先月号で「書けなかった」と書いた原稿は結局書けませんでした。しょ
うがないでしょう。これこそ進歩のない証です。
そのうち、創作も載ると良いですね。では。
***原稿募集***
日乃出堂通信では原稿を募集しています。
内容は一応何でもありです。まあ、本文を参照してください。
原稿の送付は以下のようにお願いします。
1)できるだけ、電子メールでおねがいします。型式はプレーンテキストでね。
2)改行は必要なところにだけ
通常のメールでは70文字程度で改行を入れるのがマナーとなっていますが、「日
乃出堂通信」用の原稿は通常の文書のままで送付ください。
一応、紙メディアでの発行も考えているので編集の都合上のお願いです。
3)送付は奥付のメールアドレスまで。