「日乃出堂通信Vol.42」
* 一番前にある編集後記 *
うわー、とんでもなく遅れてしまった。
2月3月は忙しかったと言うことで許してね。
「4月は?」だってえ?知らない。
*** 今月のおたより ***
「41号の感想など」
感想と言っても自分で書いたものなので何もないです。
「短い」と書くのも毎度のことなので...
そう、「ドラッグストア・カウボーイ」です。バロウズは良いですよね。「裸のランチ」完訳版も読みたいと思っているのですけど、なかなかね。学生時代にかなり苦労して読んだ記憶がじゃましていて。
紀行本...みなさんが好きなのは稀覯本ですか?...と言うのも読んでいるとおもしろいですよね。
でも、食べ物のことをたくさん書いてない紀行は読む気になりません。ああ、やっぱり短い。
42号はお給料前なのにまだ何も書いてない!
ニュース23にはスティーブ・ジョブズが出ていると言うのに、ニッツウは書かれてない。
「伴奉天さんへ」
個人連絡?
伴奉天さんに紹介したい本があります。
あまり写真が入ってないのでちと楽しくないかもしれませんが。
「頭にくる虫のはなし」ヒトの脳を冒す寄生虫がいる
西村謙一著
技報堂出版
技報堂出版の”はなしシリーズ”です。かなり古い本ですが。私も友人から紹介されて(大阪時代の話ですからかなり前ですね)読みました。
内容は伴奉天さんが専門の”寄生虫”ものなので、ちょっと物足りないかもしれませんが。そうか、よくご存じなのですよね。失礼しました。ま、コレクターのはずですから(笑)
興味があれば、他の人も探して読んでみてください。
*** いもほり日記 ***
「パーコレイション」
SUEZEN著
角川書店
エースに連載されていたのですか?確かにどこかで見た記憶はあったのですが。
相変わらずSUEZENは好きです。絵も好きだし、今回お話も良いですよね。
「マリンカラー」は4巻以降を読んでないので。
じいちゃんが死ぬシーンも気に入りました。
マンガは書くことがない。
つづいてまだまだマンガです。
「サムライソルジャー」
「トキョー・ウォーズ」
小林源文著
世界文化社
「サムライソルジャー」の表題作「サムライソルジャー」以外はソ連に侵攻された日本の話です。
あそこまでうまくいくか?と言う感じがしますが。
弾薬、糧食の備蓄を無視するとしても、
現代航空戦で空中給油機のなしに制空権をとるのは難しいのではないかと思ってしまいます。
ソ連があった時期には空中警戒機もなかったし。
空中警戒機と言えば、すごいゲームを見てしまいました。かなり前にでたゲームだと思うのですが...パッケージに書いてあったのが”完全ステルスの早期警戒機”って、んなもんがあるかあ(爆)
小林源文氏には、この後「ベトナムウォー」(だったかな?)なるマンガも出てました。
「日本異界絵巻」
小松和彦、宮田登、鎌田東二、南伸坊
ちくま文庫|筑摩書房
最近、科学技術関係の本を読んでないような気がします。いや、気のせいではないのですけど。これまた、妖しげな人たちの書いた本です。
各人が何かテーマを決めて伝説的な人物について紹介すると言う趣向の本です。
歴史上実在した人物がほとんどなのですが、
鎌田東二さんは良く知りませんが、本の紹介を読むと神道学、宗教哲学が専門のようです。
紹介された人物には歴史上の人物もあるし、純粋に伝説上の人物もあります。歴史上の人物といえども、「日本異界絵巻」ですから、彼らの”伝説”部分を紹介しています。
これを書くとき何人かピックアップして紹介しようと思ったのですが。なんか面倒になったし。
南伸坊は登場人物のイラストを例のタッチで描いてます。
「満洲鉄道 特急『あじあ』の旅」
文春ノンフィクションビデオ
文藝春秋社
買うときはそこまで見なかったし、帰ってから機械にかけるときもパッケージを見なかったので気が付かなかったのですが。
これは、日乃出堂通信39号で紹介した「満洲鉄道まぼろし旅行」のビデオ版です。
白黒ですが、「満洲鉄道まぼろし旅行」に紹介されていた「特別急行あじあ」それに各街を映像で見ることができると言うものです。
それだけではありません、当時の映像に加えて現在の各都市の様子をも紹介しています。そういうところは良いですよね。たぶん、伴奉天さんには気に入らないでしょうけど。
個人的に気に入らなかったのは、満州国で最もすばらしい「五族共和」と言う理想が一言も(直接)出てこなかったこと、中国人や朝鮮人の敬称それに、中国や朝鮮の労働者を尊敬して呼んだ「苦力」と言う言葉などが出なかったことです。
ところで、ロシア人の敬称と言うのを私はしりません。”露助”と言う小馬鹿にした表現は何となく知っているのですが。言霊の国に生まれた日本民族はきっとロシア人に対して尊敬の念を込めて呼ぶ呼び方を持っていたはずです。それを知りたい。
パシナは良い。
「髪切虫」
ふくやまけいこ著
メディアワークス|主婦の友社
ひさしぶりの、ふくやまけいこです。
この人も古い東京に魅せられてしまっているのですよね。
いや、私がこの人の描く古い東京に魅せられているのか?
同時収録に、懐かしの「桧前くん」が出てました。あのキャラクタにも今後活躍してもらいところです。
「宇宙の果てにせまる」
野本陽代著
岩波新書|岩波書店
現代天体観測(光学を主に)の歴史を解説した本です。
ところで、「スバル」に関しては何か「日本の技術が一番」みたいな論調が多くてへきへきしてます。さらにいやなのは「ハッブル宇宙望遠鏡」と比べたときの論調が嫌いです。確かに「スバル」が今ある光学望遠鏡の中では「ハッブル」さえも抜いて一番性能が良いでしょう。しかし、10年以上の差があるのだからそれは当然だと思うのですが。
それに、「空気が無くて自由落下状態にあるから」と言って”宇宙望遠鏡”を創る技術力が当時の日本にはあったのでしょうか?出来たときに、問題はありましたけどそれをスペースシャトルの乗員が修理すると言う離れ業もやってのけましたよね。残念ながらお金はアホのようにかかったので結果的にあのやり方が良かったかどうか疑問だと言うのは否定しません。しかし、あの写真を見たら「んなこたあどうでも良いじゃん」って感じしましたよね。
で、本の方は、なかなか良い出来でした。同じ人の書いている「ハッブル宇宙望遠鏡」(岩波新書)もきれいで良いですよね。私は、1年くらい前に大きな写真集を購入してしまいましたけど。
「スバル」の方と言えば、数ヶ月前にNHKで番組をやっていたのを見ましたが、あれは失敗ですね。せっかくきれいなはずの映像が「超高感度ハイビジョンカメラ」のために味わえませんでした。静止画を写せば良いのにと思いました。
「大江戸美味草紙」
杉浦向日子著
新潮社
この人の十八番ですね。
上の1行を書いてから時間がたちすぎました。忘れてしまった。
つまり、特に記憶に残るようなことは書いてなかったと言うことです。
「ちいさなのんちゃん」
永野のりこ著
アスペクト
私も「まにあわない」毎日です(笑)
虚実取り混ぜた...って、どうなのかわかりません。ほとんど虚の様なきもするのですが”「おててつないで街ゆけば・・・」のまき”は何となく”実”の様な気もするし(オイオイ)
「この国の失敗の本質」
「事故調査」
柳田邦男著
講談社(この国の失敗の本質)
新潮社(事故調査)
「ついに書かれてしまった」感じです。今の今までこの人は「この国の失敗の本質」のような本は書いてなかったのに。この人までキレてしまったのか?
まあ、この人の本を読んでいると、キレたくもなりますね。
新しい事故が起こるたびに「あの事故と同じ」と言うことが多すぎますものね。進歩がないと言うか学習能力がないと言うか。
所詮、人間は自分で体験しないとだめだということでしょうか?それでは”知能”があるとは言えませんよね。
「事故調査」は、工場勤務者として参考になることは多いです。でも、この本にかいてあるようなこたあ実践しません。(って、これを会社の人間が読んでいたらどうする!)
また、この本にで紹介されてあった「機長の危機管理」(講談社)も読みました。おもしろかった印象はありますが、それ以上は覚えていません。
「ミクロの決死圏2」−目的地は脳−
アイザック・アシモフ著
浅倉久志訳
ハヤカワ文庫|早川書房
目的地は脳ですか。「のーのしゅじゅちゅしちゃうぞ」です。
あのゲームがウィンドウズに移植されないですかねえ。フルカラーとまでは行かなくて良いので、高解像度で。心臓手術もやってみたいかな?
今回は、アシモフオリジナルのストーリーです。やはり人間を小さくする技術には無理があるのかもしれません。今回は前回のような投影がどうとか(記憶が曖昧です)言うのではなく、素粒子レベルで縮小するそうです。で、もちろんプランク定数をあたると。
プランク定数を変化させると言うのはラッカーがやってましたよね。最近ラッカーの本は読んで無いなあ。
ラストはちょっと肩すかしを食らったような感じがします。クラーク的と言うのでしょうか。でも、あまのじゃくな私は「それほど単純には行かないよね」って思ってしまいました。
でも、久しぶりに楽しめた小説です。実質1日で読んでしまいました。おかげで寝不足に陥りましたけど(笑)
「日本の下層社会」
横山源之助著
岩波文庫|岩波書店
”明治期ルポルタージュの白眉”と言われている本です。書名をいろいろなところで目にするのですが、今頃読みました。
表に書いてあるように「日本資本主義が一人だち」する頃であるのを実感させる箇所も数多くあります。
特に、著者が”カルテル”を奨励しているところが近代と現代を繋ぐ感じで良いですよね。その部分を読んでいるとかなり違和感観じますけど。
これを読んでいて一番感じるのは、当然なのですが「時代が違う!」と言うことでした。現在では人間がする仕事ではない(コストがかかりすぎるのが一番の理由で)ことを人がやっていると言うのが驚きですよね。
現代の消費量の多さも実感させられる本でもありました。
「極限の特攻機 桜花」
内藤初穂著
中公文庫|中央公論社
桜花ですよ。究極のスマート爆弾(死語)でっせ。「自動操縦できないなら人間をのっけてまえ」ってのがいかしてます。技術者の端くれとしてあまりに正論過ぎると感じました(オイオイ)
あれを創ったり運用した馬鹿者はいくら罵倒してもかまわないと思いますが、これ以上書くとあれ(だけではないですが)に乗っていった人たちにあまりにも申し訳ない。
ま、いい奴らは死んだやつらだからね。
「第三の理 −ハノイの塔修復秘話−」
根上生也著
日本評論社
本邦初の数学小説らしいですが。はっきり言っておもしろくない。
取り上げている題材は良いのですが、お話がまだまだです。
同じ題材を取り上げてもルーディ・ラッカーならもっととか思ってしまいました。
日本では、物理学者のSFも無いので、しょうがないのでしょうけど。
そうだ、この人をハードSF研の客員にするべきでは。
「拷問刑罰史」
名和弓雄著
雄山閣
だれだ?この手の本は待っていればそのうち「日乃出堂通信」に感想が載ると思っているのは?
でも、思わず買ってしまうのよ。
切支丹宗徒の拷問の項には、”さながら拷問コンクール”とあり「刑罰編」にその惨殺方法が書かれているはずだったのに...。少し残念です。何を期待しているのだか。
今後、拷問される側の心理的な考察や、当時の拷問に対する考え方なども書かると良いかもしれません。
*** ロードテスト ***
「B-Right/V」
バージョンアップしました。で、再度ブラウザでWWWをブラウズしてみました。
それでも、やはりつながらず「やはり新しいネットワークボードを買う必要があるのか!」と思っていたのですが。
なんと、自IPアドレスを指定しないとだめだと言うことがわかったのです。
でもねえ、ネットボランチのDHCP機能を使っているので、IPアドレスをいちいち調べるのもねえ。どうしたものか。
と言うことでB-Right/Vの入っているPCだけIPアドレスを固定にしました。
さて、B-Right/Vでのブラウジングですが、制限が多いのでNetscapeなんかと比べるとやはり見劣りします。それでも、インターネット環境としては進展したと考えないと行けないのでしょうね。
しかし、なんと言ってもメールソフトがないのが痛い。
そして、今回のバージョンアップではFTPが使えるようになったのですが。FTPサーバを別のマシンで立ち上げておかないとだめなので使ってません。
結局、Niftyを見るだけに使ってます。本当は「B-Right/V」で原稿を書くべきなのですけど。ただ、原稿を書くにはやはりATOKでないと(^_^;
と書いてからかなり状況は変わりました。
まず、家の中でもFTPサーバが起動しました。Linuxでファイルサーバもやっとのことで起動したのです。
でも、メーラが無いのでBTRONでインターネットはしないですね。
「航空自衛隊」
MSFSの航空機データです。これは、MSCFSでも使用できます。しかし、私の腕ではジェット戦闘機でプロペラ推進の戦闘機とは戦えません。
MSFSで操縦した感じではF-1は良いですね。F-15は扱い切れません。T-4はさすが練習機ですね。素直です。
ターボプロップの大型機がまた良いですね。そうそう、輸送機(C-1)も入ってました。あと、気になっているけどまだ飛ばしてないのは新明和のUS-1です。もしかして、着水できるのかなあ?
次は、同じシリーズで出ている「太平洋戦争」です。
「Linux」(1)
なんかINSTALLするばかりで使える状態にない我が家のLinuxの状況について少し書きましょう。
ディストリビューションは、SLACKWAREを使用しています。
なぜ、SLACKWAREを選択したかというと、もちろん大した理由はありません。
1)最初に手に入ったのがSLACKWAREであった
2)一度TURBOLINUXをINSTALLしたものの、気に入らなかった(後で少し詳しく書きます)
3)こちらでいろいろやっているうちにRed Hutにみんな肩入れした
と言うようなところが強いてあげれば理由のようなものでしょうか。
1)最初に手に入ったディストリビューション
一番最初に手に入ったディストリビューションはINSTALL本についていたものです。
当時はIDEのディスクがほとんど使えない状態のものでした。で、INSTALLはまったくできませんでした。
次に手に入ったパッケージ(これは「箱に入っていた」と言う意味です)がSLACKWAREでした。今もですが大分はそういうのはあまり売ってないのでとっても困ってしまいます。
最近でこそ、RedHatもSLACKWAREもTurboLinuxも手にはいるのですが。でもそこまでです。その他の輸入物のディストリビューションなどはありません。市販のソフトなども全く手に入りません。WnnもVJEも売ってません。これは困った状況になるのではないかと思います。
2)TURBOLINUXを止めた理由
一度INSTALLしてみました。これはINSTALLが簡単です。ほとんど何も考えずにXは起動するし日本語も使えるようになります。
しかし、これではLinux初心者としては困るのではないかと思ってしまいました。
まず、いきなり使えるようになるのがわるい。と言うのも、Linuxはまだまだ、使いやすいOSでは無いという知識をもっていたからです。何かが起こった場合、中身を知らないとどうにもなりそうにないと言うことですね。それじゃあ、MS-Windowsと同じじゃないかと考えるが初心者として当然でしょう。今でこそTurboLinuxにもたくさんの解説本が出ていますが、最初にTuroboLinuxを入れた当時は何もなかったですからねえ。それを考えると、MS-Windowsより状況が悪いと言えなくもなかったですね。
そういうわけで、INSTALL本でも、あまり管理されていないと書かれていたSlackwareを選択してしまったのです。そうすれば、マニュアル読むだろうと言う甘い考えでし。
おかげで、何もしないうち(できないうち)にたくさんの解説本が出てくれました。はやりなんでしょうね。大助かりです。でも、うまくいかないのよ。やっぱ難しいわ。
あと、Red Hutについては、最近大資本が肩入れしていてなんかおもしろくないと言うのがね。なんなんでしょうね、この反応は。自分でもよくわかりません。
現在、我が家には2台のマシンでLinuxが作動しています。両方ともノートパソコンです。1台はsambaを動かして、ファイルサーバにしています。現在、日乃出堂通信はそこに保存しています。書いているのはATOKの使えるMS-Windows95上ですが。
もう1台は、クライアントでwebブラウザやメールの読み書きが出来ないかと思っているのですが。Netscapeの日本語化は手つかず、Mewは設定できず。X上のMuleではvjeで日本語入力できず。何も進んでいません。
次回はサーバにしたマシンについて書きましょう。
***原稿募集***
日乃出堂通信では原稿を募集しています。
内容は一応何でもありです。まあ、本文を参照してください。
原稿の送付は以下のようにお願いします。
1)できるだけ、電子メールでおねがいします。型式はプレーンテキストでね。
2)改行は必要なところにだけ
通常のメールでは70文字程度で改行を入れるのがマナーとなっていますが、「日乃出堂通信」用の原稿は通常の文書のままで送付ください。
一応、紙メディアでの発行も考えているので編集の都合上のお願いです。
3)送付は奥付のメールアドレスまで。