「日乃出堂通信Vol.43」
*** 今月のおたより ***
「42号の感想など」
 遅れに遅れていた(らしい)日乃出堂通信の最新号がやっと発行されました。
 わたしも「まにあわない」日々を送っています。
 もちろん、パシナは良いです。
 で、いつ日本にはラッカーやフォワードが出現するのでしょうか。

 最近とみに頭の中がおかしいです。と言うのも、かなり前の話ですが、いつものように会社の帰りに本屋で物色していると、「ヒロポン接待・・・」と言う書名の本を見かけました。「へ?」と思って見直してみると「ピンポン接待・・・」(清水義範|出版社はどこだったか)でした。今でもときどき「ヒロポン接待」に見えてしまいます。自分でもなんだかわかりません。太陽星太郎なる漫画家は、星、大そして郎で勝手に”諸星大二郎”の新刊か!と思ったりするのですねこれが。どうしましょう。
 なんかおもしろくないですね。

 ところで、やっとTV版「マスター・キートン」のビデオリリースが始まりました。
 最初の1枚を購入しましたが、楽しみです。

*** いもほり日記 ***
「Enemy of The State」
トニー・スコット監督
日本題名:「エネミーオブアメリカ」
 楽しめました。おもしろい娯楽作品でした。
 特に、ジーン・ハックマンが良かった。やっぱ、ポパイはキャンディーバーが必要なのね(笑)
 それに、お約束的な話の展開もあって良かったですねえ。
 おっと、パンフレットに、航空評論家の青木さんが書いているではありませんか。この手の映画のパンフレットは読む気になりませんよね。アホなことばかり書いているし。
 まあ、青木さんの文は読ませてもらいましたけど。妥当なところでしょうか。
 それはそうと良い時代になりました。堂々と、NSAが映画に出て、その上悪役になるのですからねえ。フォート・ミードらしいところまで写ってましたし。ちょっと前まではNSAなんて名前も出されることは考えられませんでした。小説では良く出てきましたけど。
 監視と言えば某日乃出る国が計画している「情報収集衛星」についても言いたいことはたくさんありますけど、紙面が足りないので書きません。
 あと、「新ガイドライン」についても言いたいことはあるのですが。これもやめときましょう。
 なんと「盗聴法案」まで成立してしまいました。
 小渕首相恐るべし。

「自殺したい人びと」
別冊宝島445
 田中聡や呉智英が書いているのは気が付かずに購入しました。
 読み進むにつれて”自殺”からだんだん離れていくのがおもしろいです。
 結局、”自殺するな”と言うメッセージになっているのが悲しいですね。私としては、もっと”自殺したい人びと”のルポを読めると思っていたのですけどね。
 中には自殺とはまったく関係ない(とは言えないけど)、ホームレス少女の話まで出てきます。それからドラッグ。服薬自殺のためでない、ドラッグの話ですよ。なにそれ?って感じです。  呉さんの文も相変わらずです。
 しかし、こうやってメディア化されてしまうと...うーん、私も彼らと同じだと思ってしまった。やだ。自殺したい(^O^)

「デビル」
アラン・J・パクラ監督作品
コロンビア/トライスター
 この作品はDVDで手に入れました。
 ハリソン・フォードとブラッド・ピットが出ています。
 ニューヨークで大活躍するIRAです。
 ブラッド・ピットがIRAの兵士を演じています。もちろん、ハリソン・フォードは正義の味方ですね。
 このIRAの兵士を演じているブラッド・ピットが良いです。人を殺すシーンで、兵士らしく何の逡巡の表情も出さない演技がさえていて好きな作品です。
 なんか最後はいやな気分にさせられる映画でした。
 プロテスタント政府だってテロリストの集まりじゃないか。
 IRAの兵士はいつもわりをくうんですよね。って、テロリストを擁護してどうする。

「南太平洋の文化遺産」
ジョージ・ブラウン・コレクション
国立民族学博物館の企画展
 南太平洋の言葉にひかれてはいたのですが。5月末までの開催だったのをすっかり忘れていました。伴奉天さんの情報で思いだし見に行くことができました。
 南太平洋と言えば”バリ・ハイ”ですか?と聞いてきたのは私の友人でした。相変わらず偏った知識の友人しかいないのね。私はと言えば”冒険ダン吉”の人食い人種ですか(^O^)
 毎回博物館の展示では説明があまりなくて困ります。
 博物館を普通に訪れた場合、「博物館で勉強する」と言うのではなく「本や写真でしか見たことのないものの実物を見る」のがメインになると言うことなのでしょう。つまり、「勉強して出直してこい」と言われるわけですな。  で、食人ですが、あまり資料はありませんでした。
 なんといっても”こしみの”のコレクションが多かったです。あと感じたのは「見ただけでは材質がわからない」ものが多いと言うことです。
 今回の展示で不満だったのは、各諸島間の関係がわからないと言うことです。
”なんとか諸島”と言うカテゴリ分けで展示されていたので、たぶん各諸島内ではあまり大きな文化的な相違はなかったのではないか?と思わされるものでした。
 ただし、それもどうかわかりませんけど。
 しかも、その上他の文化圏との交流がどうなっているのかよくわからない展示になっていました。まあ、展示物を見ながらいろいろ思いを巡らすと言うのも楽しいのですけどね。

 などと博物館のありかたについて云々してもはじまりません。
「南太平洋の文化遺産」ですが、やはり”カヴァ”ですよね。一度口にしてみたいと思います。なんと、今では粉末がスーパーで売っているそうです。その情報を見たときは「ミュージアムショップでおみやげとして売ってないかな」と思いました。さすがに売ってませんでしたね。それとも売り切れたのかな?


「銀幕の東京」
川本三郎著
中公新書|中央公論新社
 中央公論新社なのですよね。それはどうでもよいですが、川本三郎です。
 昔の映画です。だいたい、戦後です昭和20年後半から昭和30年前半までです。あのころの東京は、某「東京ラプソディ」に歌われたように、”夢のパラダイス”なのですよね。東京が求心力を持っていた時代なのですが、個人的にはその時代を知らないので”懐かしい”感じはしません。
 それよりも、首都高が完全に完成した後の東京に郷愁を感じてしまいます。
 ちょうど、小学校卒業から中学入学と言う時代に東京(非常に限定された)を体験しているためです。その上、東京からいきなり大分という僻地に移動したと言うのも東京に対する郷愁を感じさせる力になっているのかもしれません。  東京より銀幕に惹かれてしまい購入して読むわけです。「いつでも夢を」を見たいですねえ。次に読んでみたいのが”銀幕の労働運動”てなところでしょうか。
「キューポラのある街」にも少し出てくるのですが、東京が求心力を持っていたように”団結”が言霊を持っていた時代というのも知りたいですね。


「ハムナプトラ−失われた砂漠の都」
原題:「The Mummy」
監督:スティーブン・ソマーズ
制作:スティーブン・ソマーズ・フィルム
 ユニバーサルの配給です。
 スティーブン・ソマーズって監督は知らないです。監督のオリジナル作品です。
 原題からわかるように、「ミイラ男」の話です。ミイラ女も出てきます。
 冒険はああでありたい!な感じでした。
 魔法使いの女はリードマジックしか出来ない上にやってはいけないことばかりやってくれてお話を盛り上げてくれます(^_^)
 Undeadが出てくる話なのにpriestは出てきませんでした。出てきてもTurn Undeadできる様な相手はいませんでしたけど。
 Mummylordはやっぱり強いと言う話でした。
 純粋に楽しめる作品です。
 やっぱりああ言う冒険が良いですよね。
 スティーブンで思い出しましたが、今日(20日)スティーブン・キングが交通事故で重傷を負ったと言うニュースが入ってました。


「Ronin」
 データはパンフレット無いのでよくわかりません。
 ロバート・デ・ニーロとジャン・レノが出ています。
 お話はよくわかりませんでした。
 戦闘のプロが出てくる話なのですが、素人臭い戦闘をやっていました。
 アメリカ映画なのかヨーロッパ映画なのかわかりません。でも映画の雰囲気はヨーロッパ映画的だと私は思いました。  予告編では期待したのですけどねえ。

*** ロードテスト ***
 やっぱ、ここは「WorkPad c3」かな(^_^)
 「南太平洋の文化遺産」に行ったついでに購入してきました。
 本当は現物を見るだけのつもりだったのですが。と言うか在庫があるとは思いませんでした。前にWorkPadが出たときのように品切れになっているものとばかり。展示物を見て良ければ日乃出堂関西支部で買ってもらおうと思っていたのですが。さすがにWorkPadから時間がなさ過ぎたのでしょうね。手に入ってしまいました。(ま、事故ですな)
 えー、ロードテストと書いてますが、私のPalmの使い方はあまり濃くないので参考にならないかもしれません。

 まず、WorkPadとWorkPad c3が並べて置いてあったので持ち比べてみたのですが、持った感じなんか同じくらいの重さに感じました。実際にはかなり重量が異なるのですけど、c3は表面に金属(アルミ合金かな?)を使用しているのが受け取り方を違ったものにしているのでしょう。
 大きさは”とても”小さくなったような感じです。これなら胸ポケットに入れても今まで以上にじゃまになりそうにありません。
 Palm IIIはこの前落としてしまったし。やはりここは買いでしょう(^_^)
 なんと言っても購入を決めさせたのが液晶の見やすさです。もう少しこのc3が出るのが遅れたらWorkPadを購入したであろうくらい、Palm IIIの液晶の見難さが気になってきていたところですから。
 購入はすんなり(^_^;
 大分に帰って早速セットアップです。今回はスイッチを入れるだけで日本語が使えるようになりました。これは前のPalm IIIとは大違いです。ま、英語に堪能な私にはPalm IIIでもそれほど気にならなかったのですけどね(^O^)
 次に気が付いたのは、雑誌などに書いてあるように速いと言うことです。たぶん、WorkPadも同じなのでしょう。
 おお、アプリケーションのメニューが日本語だ...って当たり前だけど、私のPalm IIIはメモリの節約のためメニューの日本語化はしてませんでしたから感動です。しかし、今でも時々違和感があります。何かしようとしてメニューを出してから「???どれだ?」とか思ってしまうのです。
 前に使っていたアプリケーションとデータを移すわけですが、3comのPalm DesktopからIBMのPalm Desktopへの移行は簡単でした。新しくINSTALLすれば終わりです。
 WorkPadにアプリケーションをINSTALLして気が付くのはメモリの空き容量が大きいと言うことです。当然と言えば当然なのですが、初めは「何か大事なものが抜けているのでは?」と心配になったほどです。馬鹿ですねえ。
 c3は良いですね。会社で大活躍です。初めに書いたようにPalm IIIより小さいのが使いやすさの重要なfactorですね。  でも、このc3も良いことだけではありません。
 濃い使い方(ってほどではないですが)をする人にはメモリ2Mは小さすぎます。英和辞書などを入れようと思ったら、せめてWorkPadの4M程度は必要です。まあ、8Mの増設サービスも始まっているので必要なら利用されるのが良いでしょう。IBMの保証は無くなりますが。しかし、改造してあっても故障時には有償でIBMが対応してくれるそうです。安心ですね。ここら辺はいろいろなところで書かれているとおりです。
 悪いところの2つ目は、クレードルの端子が剥き出しというところです。これはちょっと心配です。全体を覆うカバーが別途必要になります。私はまだ買ってないですけど。だって、大分には売ってないの。
 クレードルと言えば、このc3は内蔵の充電池だけで動きます。Palm IIIのように乾電池を使うことは出来ません。最初に4〜5時間の充電が必要です。その後は、HotSyncの度にクレードルから充電される仕組みです。乾電池が使えなくてもふつう1日に数分はクレードルに乗せることになるので問題ありません。電池の減りはPalm IIIと同じか...少し速いかもしれません...これも問題にならないレベルです。数週間は十分持ちます。
 ところが、c3には重大な欠陥があるのです。
 標準で付いてくる蓋はPalm IIIの上に開くタイプ(コロンボ警部が使っているメモ帳タイプ)ではなく横に開くタイプ(銭形警部の警察手帳タイプ)です。これでは、かの有名なPalmwareの「トライコーダ」を入れてもトライコーダのイメージで無くなってしまうのです(;_;)これは、重大な欠陥と言わざる得ないでしょう。
 やはり「Tricorder」は上に向かって蓋を開かないとね(^_^)
 大きさもTricorderレベルでも無いと言うのはありますけどね。
 あ、今回も通信をするつもりはありません。でも、Palm IIIより液晶が見易いので今回は通信も実用レベルになるかもしれません(ぼく的に)
 ただし、まだc3用のSnapConnectが出てないのですよね(近日発売だそうですが)。
 そんなこんなで、今はc3ばかり使ってます。

「シエラ プロパイロット'99」
 懲りもせず、フライトシミュレータです。前のバージョンは、CD-ROMにアクセスするために飛行中に止まってしまっていたのであまりやっていませんでした。PCのHDにすべてをINSTALLする余裕が無かったのが原因なのですけど。
 今回、ほとんどフライトシミュレータ専用のマシンを用意しているので、すべてをHDにINSTALLしました。
 フライトの感想から。MSFSより雰囲気があります。画面の大きさは640×480なのですが、3Dfxで非常にきれいです。フライトモデルも、なんとなくMSFSより良いみたいです。
 フライトモデルばかりは実際に自分で飛んだことが無いので何とも言えないのが残念ですが。操作系の反応についてはMSFSはかなり調整できるのでうまく調整すれば実機と変わらない感じを得ることが出来るのでしょうけど。
 やはりプロパイロットはその絵のきれいさでしょう。上に書いたように640×480なのでMSFSの方が解像度は上だし、シーナリーデータに衛星写真を使っていたりして良いようなのですけど。ちょっと汎用過ぎて見難いところもあります。
 あと、視点を切り替えたときの画面が良いですね。なんとなく「実際にもこんな感じかも」と言う見え方をシミュレートしてくれます。
 そういうわけで、今はプロパイロットで飛んでいます。
 とても良いプロパイロットなのですが、一部あまり良くないこともあります。
 一つ目は、ジョイスティック、スロットルなどのフライトコントローラが起動時にうまくつながらないことがあることです。原因は分かっていません。どうもフライトコントローラの設定スイッチに問題があるようなのですけど。
 もう一つ悪いのは、タキシングしているときの制御の仕方がわからないことです。未だにヘルプから見つけることができません。うまくタクシーウェイをビルまで近づけません。もしかして、滑走路の上で終わるべきなのでしょうか?

***原稿募集***
 日乃出堂通信では原稿を募集しています。
 内容は一応何でもありです。まあ、本文を参照してください。
 原稿の送付は以下のようにお願いします。
1)できるだけ、電子メールでおねがいします。型式はプレーンテキストでね。
2)改行は必要なところにだけ
 通常のメールでは70文字程度で改行を入れるのがマナーとなっていますが、「日乃出堂通信」用の原稿は通常の文書のままで送付ください。
 一応、紙メディアでの発行も考えているので編集の都合上のお願いです。
3)送付は奥付のメールアドレスまで。
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*                        *
* 日乃出堂通信 Vol.43 1999年06月01日発行    *
* 発行:日乃出堂                *
* e-mail:hig@fat.coara.or.jp          *
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