「日乃出堂通信Vol.44」
「Star Wars episode I Fantom Menace」
久しぶりのStar Warsですね。いやあ、実にStar Warsでした。
しかし、なんですね。アナキン君の将来がわかっているので何となく素直に彼がJediの修行をを始めるのがねえ。
映像はすごいです。さすがルーカスとILMですね。とりあえず続きがみたいです。
*** 今月のおたより ***
今月は何もなし!
そうそう、「ハムナプトラ」のところで”監督のオリジナル”と書いてましたが、実は同名映画のリプレイ...じゃなくて、リメイクでした。
オリジナルは見てないのでわかりませんけど、内容はたぶん監督オリジナルと言えるものでしょう。
昔の作品の邦題は「ミイラ復活」か「ミイラ再生」だったような。覚えてません。
*** いもほり日記 ***
「THE BLACK BOX」墜落の瞬間 ボイスレコーダが語る真実
マルコム・マクファーソン 編著
山本光伸 訳
青山出版社
副題にあるように、ボイスレコーダをテキストにおこしたものです。
墜ちたのも墜ちなかったのも収録されています。
生データでないので、声に含まれる緊迫感などは感じられませんが、テキストだけでもかなりきます。
しかし、こういう本こそ、CD-ROMなどで収録して欲しいですよね。と言っても生の記録を載せるというのではなくて、フライトレコーダの解析記録の図示と一緒に読むと理解が深まると思わされます。
実際、テキストだけ読むと、飛行機がどういう状態になっているのかわからないことが多々ありました。まあ、「元になった事故のことをもっと勉強しろ」と言われればそれまでなのですが。
日本での事故もいくつか入ってました。そう、かの有名なJAL123便も入ってました。
あたしゃ、日曜シミュレータパイロットですから気楽なものです。
最近墜ちなくなったし。
「国家・宗教・日本人」
司馬遼太郎/井上ひさし対談
講談社文庫|講談社
対談者を見ただけで”濃い”と思いますよね。中身が「濃い」と言うわけではなくって、今よく意味不明に使われている”濃さ”です。
中身は、95年、96年に行われた対談のため、「宗教」あたりでは、当然のようにオウム真理教が話題にあがっています。けど、それは話のつかみとして話題に出しているだけと言う感じで好感がもてま...そうかな?
まあ、二人とも宗教関係には造詣が深いのであまりめちゃな議論をしていないのは良いと感じました。
「世界の猟奇ショー」
唐沢俊一+ソルボンヌK子
幻冬舎文庫|幻冬舎
大猟奇の続編でかつ、文庫だけでの出版だそうです。相変わらずですねえ。しかしそれほど猟奇かなあ?ちと疑問に思ってしまいます。
それより「世紀末倶楽部」の最新号の方が猟奇な感じがします。そうそう、最新号の「世紀末倶楽部(Vol.4)には「衛生展覧会」が取り上げられています。荒俣さんが取り上げたと同じ「エルスケン氏」の写真を元に記事が書かれています。これには、荒俣さんの本に取り上げられていない写真も出ています。しかし、なんか混乱しますよね。衛生展覧会なのか、衛生博覧会なのか。世紀末倶楽部で取り上げられているのは「公衆衛生と防犯展覧会」となっています。しかし、記事は「衛生博覧会の真実」となっているし。
あと、この世紀末倶楽部の巻頭にある”見世物看板”とフリークスの写真などは一見の価値がある?のか本当に?
衛生展覧会で思い出すのは、43号でも名前が出ていた田中聡ですね。そう、田中聡の新刊が出てました。(「ニッポン秘境館の謎」田中聡著|晶文社)
ま、それについては次号で。
「FULL MOON」
新潮社刊
アポロ計画で撮影された月の写真集です。月の写真と言うとだいたい地上から撮影されたきれいな月の写真が編集された写真集が多いですが、これは違います。月の軌道上から撮られたものや、月上(ですよね)の写真なのです。
きれいですね。とても地上のものとは...地上ではないです。空気が無いと遠くまできれいに見えると言うのを再度気がつかされるのですが、やはり驚きです。それに美しすぎる。後は、太陽光と陰の部分のコントラストが強すぎて色の無い世界に見えると言うのも驚きですね。実際色が無いのかもしれませんけど。あそこから地球を見上げた写真もやはりインパクトがあります。上に書いたように月上に色が無い分地球の青い海の色が目にしみます(なんてね)。いや、きれいですよ。
ハッブル宇宙望遠鏡の大きな版の写真集は出てましたっけ?今度探して買わないと。
写真集ばかりは見てもらわないとわかりませんね。
「日本の神々」
谷川健一著
岩波新書|岩波書店
帯には「今、よみがえる流竄の神たち。」おい、梅原猛か?
彼方昔、暗黒の地に流された国つ神がついに天つ神と天孫族へ復讐するために蘇るのか?
一部気になるところがありました。
まず、”カヤカベ神話”の章でその内容が記紀の冒頭と似た部分があることに対し「辺境の庶民が記紀を手本にして、そのようなこみ入ったことをするはずはない。(中略)その発想に日本民族の心性の共通性があるからであろう。」と断定している部分があります。(P86)
しかし、その証拠となるような記述は見られません。つまり単に著者の思いこみによる断定なのです。
こういうのは嫌いですね。第一、記紀の冒頭にある世界が混沌から始まると言う創世神話は世界の各地に見られるものであり特に日本民族の心性の共通性とは言えない考えます。その上、この”カヤカベ神話”はかくれ真宗の一派だそうです。このことから記紀の影響を受けている可能性も十分考えられるのではないでしょうか。
次に鉄器と日本本土の関係の記述についてもおもしろく読ませてもらいました。(P195)
しかし、大陸との関係が何も書かれていないと言うのはおかしいのではないかと思ったりするわけです。
「あとがき」に書かれている姉妹が兄弟の守護神となる「オナリ神話」の部分は読んでいて思わず「「もののけ姫」はこうして生まれた」のアシタカの旅立ちのシーンのアフレコで宮崎監督の俳優さんへの解説を思い出してしまいました。
他にも「御門の神」のところ(P79)では、字面から気づいても良さそうなことに今まで気が付かなかったことを痛感させられました。”帝”と言うことばも同じ様な意味だったのでしょうね。
あと、気になっているのは”天日槍とその妻”(P180)にも記述がある日光感精説話と卵生説話です。卵生説話と言うと今のところ「暗黒神話」くらいしか思いつかないのですが(^_^)
最後に、希望を言えばもう少し南方との関係が書かれていると良かったと思うのですが。
*** ロードテスト ***
「ATOK12SE for Linux」
TURBOLINUX4.0付属の日本語入力ソフトです。遅きに失した感のあるJUSTSYSTEMの超有名かな漢字変換エンジンのLINUX版です。使い心地ですか?それほど使ってないのでよく解りません。まあ、いつも使っているMS-Windows版とキーが同じと言うのが一番でしょう。どの日本語入力が使いやすいかと聞かれればたいていの人が「使い慣れたやつ」と答えるでしょう。それと同じです。
この号の途中からは、ATOK12SE for Lunuxを使用して書いてます。エディタにはjvimと言うのを使用しています。最初はviと言うエディタを使用したのですがXウィンドウズのkterm上でもうまく日本語が表示されない場合があるので、日本語入力に対応していると本に書いてあったjvimを使い始めたのです。本当はXウィンドウズ用のエディタを使えば問題ないはずですが。なんかキーボードだけで操作できると言うのが好きなのです。
問題は、メールなのよ。
なかなかうまくいきません。この前も読めないメールを送ってしまいましたよね。
文字コードで引っかかってしまいます。もう少し研究の必要があるようです。
難しいですねえ。
なんか短いですが、これにて。
***原稿募集***
日乃出堂通信では原稿を募集しています。
内容は一応何でもありです。まあ、本文を参照してください。
原稿の送付は以下のようにお願いします。
1)できるだけ、電子メールでおねがいします。型式はプレーンテキストでね。
2)改行は必要なところにだけ
通常のメールでは70文字程度で改行を入れるのがマナーとなっていますが、「日乃出堂通信」用の原稿は通常の文書のままで送付ください。
一応、紙メディアでの発行も考えているので編集の都合上のお願いです。
3)送付は奥付のメールアドレスまで。