photo diary
2005年8月2日  「 朝顔二鉢 」
まだ食欲がない。
「おいしぃてぇ、あっさりしててぇ、見た目もええモンを〜、
 ちょっとずつぅ〜、食べたい〜」
とオヤヂに言うてみたら、出た答えは、
「駅弁」
やった。
アンタは…、それ以上のモノを食べたことがないのか…。
(まぁな、家では食わしたことない気がする)
会席が食べられるわけでなし、それをコンパクトかつ値段
も安く…となると、たしかに駅弁はそれっぽい。
幸か不幸か、大阪の水了軒の「八角弁当」はそこそこウマイ。
すぐに新大阪駅に買いに行ってしまう夫婦。哀。
なまじっか、こーゆー大きな駅が近所にあるってのも…。
 
「駅弁だけ買いに、新大阪駅に行きました」
ではカッコつかん。
んーーー、んーーー、
「夏の家族旅行の下調べに参りましたの」
とゆーことにしておこー。
「愛・地球博なんかいかがぁ〜」
「お江戸もずいぶん行ってないわねぇ…」
…オヤヂには、こーゆーのすべて、嫌味にしか
聞こえんらしい。
“らしい”ぢゃないのよぉ、嫌味で言ってんだから。
今日のおべべは、少し透け感のある紬。
ツルンとしてるトコは銘仙っぽいけど、ちと違うか。
帯は「糸の節約したかったのか??」とお尋ねしたい
ほど目の粗い絽の帯。
ガシガシのわりには締めやすかった(笑)。
 
 
帰り道、花屋さんに寄る。
お盆用の花とホオズキの鉢を頼む。
 
んで、「お゛ぉ゛ーーーっ!!」な物を見つけた。
イリオモテアサガオ@宿根朝顔 !!
あの「電柱大好き絡みまくり朝顔」の親戚。買うっ。
それと、“年増の色気みたいな色”の艶っぽい色
の日本朝顔も。うれしー。
イリオモテアサガオ
←蕾、開く直前までピンクだったのが、開いてみると
  淡い紫のよーな青のよーな。大輪。
日本朝顔の方は、朝になって気づいたんだけど、
何種類か別の種が蒔いてあったようで(笑)、まず
咲いたのはこのすっきりした青色。
右のが“年増の色気みたいな色”と思わされた
くすんだ臙脂のよーな花の蕾。残念ながら開かず。
…で、私の「天上の青」はっつーと…。(^^; そ、育ってますよ(ヒクヒク)。
ただ、ちょっと失敗したもんで…小鉢から移植の前に去年のプランターに根付いてしまった…、
きれいに花が咲いたらアップいたしますわ。うん、咲いたらね。…咲くかね…。不安。
2005年8月4日  「 はじらい …など、ないっ 」
この夏一番の暑さ。…だそーでございます。
こんな日はなるたけ濃ゆぃおべべで、世間の皆さまのつべたい視線で涼むのがよろしいかと。
涼しゅーございます。涼しゅーございます。涼しゅー…。
うぶぶ、世間様の視線は零下でございました。
キャハキャハとお写真を撮るのもはばかられ、逃げ込んだ先は…。
他になかったのか。
 
 
ゑゑ、ここが一番静かでまったり。
他にどなたもおられませぬ。
撮影してくださった方以外は…。
 
 
 
 
 
 
 
 
*掲示板で褒めてくださった皆さま、
  実情はこーでございました。
  夢をブッ壊してごめんなさいまし。。。
ぢょうちゃま、このよーな場所にも関わらず
とーても嬉しげ楽しげ(…。。。)なり。
次からお写真はこーゆー所に限りませうか??
 
どっかん芭蕉柄。
…“どっかん”は、ばあやの専売特許ですぞな。
くやしい、もっとデンヂャラスどっかんを着てくればよかった。
あん?? この嬉しげな顔は、「勝ったぞゑ」か??
くやしいくやしいくやしいくやしい…。
「かわいいであろー♪むくいぬさんだぞゑ〜」
「ゑ゛…。白熊さんとパンダかと思いました…」
「無粋なおなごぢゃのぉ〜」
「今頃お気づきでしたか。ほっほっほっ」
「どれ、こんな角度はどーぢゃ」
「う、後ろはご勘弁を…。今日は帯がうまく結べず
 じいやに締めてもらいました。不細工でせう」
「いつもよりきれいだぞゑ」
「お太鼓に柄がきておりませんわなっっっ」
「それはいつものことであろー」
「…たしかに。精進いたしまする(泣)」
 
しかし…。いつもながら、どちらが“ぢょうちゃま”で
どちらが“ばあや”か、わからぬ姿でございます…。
調子こいて、おべべ全身図(笑)。一昨年の写真。化粧濃いぜ…。
紗だか夏お召だかジョーゼットだか、古着屋さんでも「ん〜??」な
品で、とにかく薄ぅいです。袖丈はブリブリに長い…。
芸がないから、いつもこの帯との組み合わせ。アザミ尽くし。
今回はトリプル・アザミに挑む
べく(ほんとは袖丈が合う襦袢
がコレしかなかった)、るんるん
着てみたら、おはしょりが取れ
るほど長かった…。
袖丈ばかり気にして、身丈を
ころっと忘れてたとゆー…。
前に着た時はどーしたんだろ。
次までに縮めとこ…。
 
だけど、コレ、おべべにしたい
ほどかわいいんだよなぁ…。
2005年8月6日  「 花火 」
「平成淀川花火大会」、風向きが悪いと煙で見えないんだけど、今年はきれいに見えた。
こんな時だけは、6階住まいも悪くない(笑)。
花火の真上に、飛行機。
上から見たら、どんななんだろー…。
2005年8月10日  「 真夏のメインイベント 」
「本日の〜、メイン・エベントォ〜っ、ハカ・ソォォォォォズィー !!」
…ったく…。今年もコレしかねーのかよ…。
午後から雨だってよっっっ。雨×墓掃除=はぁ…、洋服にするべ…。
かんかんでりでり かんでりでり
ぴーぴーかんかん ぴーかんかん
 
むっちゃ晴れとるやんけ…。
 
おっさんとーか、機嫌悪い。
おっさんとーか、女忘れとる。
おっさんとーか、大股開き。
 
…“おっさん”とつけなくても、これがとーかの
真実の姿である。
 
 
あまりの見苦しさに一部ボカシ入れてしまふ。
ぐずぐず言いながらも、いつもの教会に入れば
機嫌も直るし〜。
真夏の午後の日差し、ステンドグラスの光を畳に
落としてくれたのは、右端の窓だけ。不思議。
日差しが強い分、影もくっきり色濃い。
こんなところにも季節の変化を感じる。
「おんまさん、おんまさん♪ぱっかぱっか」
急に子ども返りするおっさんとーか。
指差す先には立派なイチモ…、いやいや。
 
「おんまさん、秋のレースは勝てますよーに」
それだけかい。
当たり前ぢゃ…。
 
 
半月ほど前、予想だけしてたレースが当たり、
買ってりゃ25万円ほどになったことを、激しく
後悔しているおっさんとーか。
あ゛、息子も同じ予想してたな。二人で50万か。
ちくせう…。
メインイベントも滞りなく…。ぅぅ。
墓石の周りはいつになくドクダミとツルクサが
はびこり、ちょっとしたガーデニング状態。
春に納骨したからな、新しい養分で元気(爆)。
小一時間かけてブチブチ引き抜き、すっきり。
けど…、野良帽持ってくれば良かった!!
首筋ヒリヒリ、日焼けしまくりー。
 
花立の中にカエル(笑)。
「悪いけど、宿替えしてくれるか」
お願い申し上げて、溝に引っ越していただく。
あ〜、終った終った。
今年の夏も終ったのぉー。
いや、まだお盆があるか、はぁ…。
 
ようやく一服、水分補給。
家に「椅子」っつーモノがないもんで(あるには
あるが、戸棚の中だ。リビングもべちゃ座りだ)、
こーゆー上等げーな椅子を見ると、「椅子を
満喫するっ」ことに励む。がっっっつりと。
…で、私の記憶にはないが、どーもこのまま
ガーガー寝ていたらしい(そりゃ記憶もなかろ)。
オヤヂは退屈して、土産物屋を散策してた。
他にお客さんはいなかった…と思う。
思いたい(泣)。
スーパーの駐車場にいた猫。メス。
うふっ、珍しくメスがなついてきてくれたわ♪
…今日一日、おっさんキャラだったせいか…。
右の子はオス。見向きもされず。
やっぱ、おっさん臭がしてたんだろか。風呂入ろ…。
ずっとこんなふうに、フツーに笑って
られるといいねぇ。
これも故郷効果か(笑)。
 
ようやくおばはんとーかに戻れた
ところで、短い帰省は終わり。
何をしたってほどでもないけど、
墓で草むしりしてた時の安堵感、
なによりのこころの栄養剤。
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