夜、息子が緊急入院。
残業後、「頭が重い。ふらつく」と訴え、上司から「タクシーで帰らせる」と連絡があったが、
息子の職場環境を考えると熱中症の不安がよぎり、念のためにそのまま救急車で病院に
搬送してもらった。
的中。診断は、「熱中症・脱水・過労」。
点滴1パックしてもらって帰れるかと思いきや、まだ足りないらしく、もう1パックして入院。
…当日の勤務中も5リットル以上の水分を摂ったらしいのに、なんつー職場。「女工哀史」
かよ…。
8月12日、養父の祥月命日でもある。
あのまま帰宅していたら、熱中症とも気づかず、盆休み明けにはまたあの職場へ戻り、
同じことの繰り返しだったかもしれない。「すぐ病院へ行け」と思わせてくれたのは、きっと
父だろう。好物だった「ハクレイ」の冷酒の封を切る。
迎え火代わりの蝋燭をともす。
自分自身が帰省後、暑気あたりか体調を崩して、
お盆の支度が何もできていない。
お供え用のきなこ団子は、毎年、息子が作るのに、
その本人は病院のベッドの上。
疲れ果てているのか、面会に行くと爆睡中。
担当の先生からは、もう少し入院を勧められる。
病院から戻っても、何もする気になれない。
とりあえず迎え火くらい…と思い着替えたものの、
よく考えるとこれって、12日にやることだっけ??
まあ、いいや。
12日、息子がピーポーピーポーに乗せられた時、
その赤色灯を見つけて、じーさんばーさん、皆
ダッシュで帰ってきたに違いない。
んで、ずっと病室で息子を見守ってただろ。
ウチに皆で帰ってくるのは、息子が退院する時で
いい。
私はちょっと淋しいけど、しょーがねぇか…(笑)。
ぼんぼんです。退院しました。
気にしていただいて有り難う
ございました。
これからは熱中症にならない
ように気をつけます。
皆さんも気をつけてください。
15日付掲示板より
おかげさまで退院いたしました。
掲示板やメールにてお見舞いの言葉をいただき、有り難うございました。
さ、頑張って今から、お盆のお供え団子を作ってくれっっっ。
じーさんばーさん、待っとるでぇ〜。
こき使われるのが会社だけと思ったら、大間違いぢゃ〜。水分補給はせーよ。ん。
8月中旬、着物画像ほとんどありません。
息子があんなことになってなかったら、「お盆はコレ」
「親戚の墓参りにはコレ」と、夏の着物を楽しむべく
予定立てたりしとったんですが…。おじゃん。
退院後も会社側との話し合いが続き、あのお歴々
相手に着物着る気分にもなれず(姐さん系でビビらせ
ればよかったのか…。いや、口だけで十分ビビってた)。
話し合いはまだまだ継続しそーです。
←…で、コイツ、何してんのかっつーと、気温35度の
炎天下の野外コンサートへ行ってます。
本人、全く行く気はござんせんでした。自分の体力を
考えりゃ無謀以外のなんでもなく、まして息子が熱中症
でブッ倒れた後とあっては、なおのこと。
が、「行ってきたら」と勧めてくれたのが当の息子。
ストレスたまりまくりのハハへ彼なりの配慮、はたまた
「同じ目に遭ってこい」…?? (^^; かもな。
普通ならもう取れないチケットも、この過酷な日時で
余ってたのか、18日に取れてしまい…。
こんなのにでも付き合ってくれそな友達誘いました。
一人ではさすがに…。倒れたらどーする。
つまらないことを全部忘れて、楽しんできました。
コンサートもだけど、なんにもない空の下に身を
置いて、風に吹かれたり、雲の流れを見たり、
トンボの大群やセミに囲まれたり…。
普段の暮らしの中にも、そんな機会が多くあれば
もっとゆったりしたこころもちでいられるでせうね。
「迎え火」で着てた浴衣、こんなのであります。
あの時は“迎え火らしい雰囲気”を重視して(笑)、柄もなんも見えておりませぬ。
(ポーズ違いの写真、少し明るくするとわかるだろーか)
黒に近い鼠色にやや薄めの鼠色で、水でも表しているのか緯糸だけで蛇行の染め。
よほど近付かないとわからんよーなソレに、あっさりナデシコ。
作った人の、「ちょっとひねってみたのさ。ふっ」みたいなトコが好きです(笑)。
下旬は頑張って着物着るべ…。
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