二日目用にちょっといいおべべを持ってってたけど、帯枕を忘れて着られず〜。(T T)
「あわよくばもう一泊」と目論んで、予備に持参した銘仙着用。オヤヂがあれぢゃ、もう一泊は無理…。
こっちも気疲れしてたのか、のんびり支度をして宿を後にする。ほんとにお世話になりました〜。
この神社で真っ先に
蕾をつける紅梅。
もう少し膨らんでる。
雪の中にこの紅色が
のぞくと、春が近いと
感じて嬉しかったっけ。
元日にできなかった初詣@いつものウチの町内の神社(笑)。
10月に来た時は、境内の木々も悲惨だったけど…。
一夜明けて、街はほとんど落ち着きを取り戻したとわかる。
ならば、我が家のことだけお願いいたしませう。
交通安全・家内安全・無病息災・商売繁盛…」
神前で嫌味を言う私。
「神さま、この根性ワルは治るでせうか」
いくらお賽銭をはずんでも、こればっかりは…。
photo diary
荒神屋 藤佳
平成十七年 元旦
旧年中はたくさんのお客さまにご覧いただき 誠に有り難う存じました
本年も相変わりませず 宜しくお願い申し上げます
新しい年が皆さまにとって おだやかで幸多き一年でありますように
謹んで新春のおよろこびを申し上げます
2005年1月1日  「 MY  HOME  TOWN @ 新年早々… 」
あけましておめでとうございます。
 
ご機嫌さんでございます。
新年早々、宮津へ帰れるんですからぁ。
急なことで大晦日に必死に探した結果、「六畳一間と次の間」
っつー、ちとショボイ宿の部屋も取れました。
…亭主と同じ部屋@いびき地獄も致し方ござんせん…。
 
前日からの雪で、高速道路は規制や通行止めだらけ。
ギリギリまでヤフーの道路交通情報を見てたけど、解除される
見込みも立たず、午後の出立となりました。
「あの道路情報はなんだったんだろ」ってほどスイスイ、いつも
立ち寄るサービスエリアまでたどり着き、その先の状況を聞くと
「冬タイヤかチェーン着装ならば通行可」とのこと。
はいはい、チェーン積んできてますがな♪
まだこのあたりはノーマルタイヤでもいいので、規制表示が出
たら着装いたしませう。
 
← んなことを聞いた直後だもんで、顔がほころんどります(笑)。
こってり普段着&着膨れ、門松と不似合いなことを自覚しとり
ません。
今年もこーやって、おばか路線まっしぐらなんでせうな…。
渋滞を過ぎるとまたスイスイ、たいした速度規制もチェーン規制もないまま、宮津到着。
おほほ、これも日頃の行いのたまものかしら。
…いや、おかしい。日頃の行いから考えると、こんな順調なワケがない。おかしいおかしいおか…。
 
ガツン。
 
そーよね、これが当然の結果よね…。
高速道路を下りてすぐ、前の車が交差点で急ブレーキをかけ(他府県ナンバー、道がわからなかった
んだろーか)、避けよーとしたらスリップしてガードレール@鉄柱に激突。
幸い、前の車には当たらず怪我人もなく、痛い目に遭ったのは愛車のみ。
「あ゛ーっ、裂けとるっ!!」
愛車の左側前方部、きれーに一文字に裂けてやんの。しょーがねぇべ、車は保険で直しゃいいよ。
「あ゛ーっ、裂けたっっっ!!!!」
だから、車は保険で…って、アンタ、何やってんの…。
裂けた部分を素手で触って、自分の右手中指を裂いてしまったオヤヂ。見りゃわかるだろ…。
前の車の人の方が心配して、真新しいタオルと傷テープをくださった。かたじけないっ。
「宿までもーちょっとやから、とりあえず止血しときな」
冷酷な嫁は「その程度で死にゃせんわ。指もつながっとる」と思いつつ、運転を代わる。
「ゆっくり走れよ、スリップするぞ、雪が残っとるぞ、気ぃつけぇよ」
オメェに言われたかねぇよっっっ。大体、これでスピード出せっちゅー方が無理ぢゃわ」
タイヤも裂け裂け。パンク。ったく…。宿まであと200メートルほどの所で運転中止。
宿に連絡したらすぐにご主人が駆けつけてくださり、もう知り合いの病院とJAFに電話しておいた
とのこと。元日の夕食時、一番忙しい時になんとおやさしい~~~~。深謝深謝。
一刻も早い方がよかろうと、その場で救急車まで呼んでくださる(爆)。ココ、実家のあった町内なんですけど。
JAFと救急車がほぼ同時に到着。オヤヂは救急車で気がつかぬ間にいなくなっていた。
タイヤの交換を終え、やはり雪道は慣れた人間の方が…と宿のご主人が運転されて、息子と私は
宿に到着。お仕事とはいえ、サービスのプロよねぇ。お世話をおかけいたしました。
フロントから電話。「下に警察の方が来られてますので、お越し願えますか」
まっぽ?? いや、警察(汗)?? 何がバレたんだ、アレかコレか、スネに傷だらけの私(ないない)。
なんてことない事故の簡単な事情聴取で、車を保険で修理するなら事故証明も必要だろうし、
後で本人に警察署まで出頭されたし…とのこと。
交通事故で救急車で搬送されると、そこから警察に連絡が入るんだそーな。
事故を起こしたのはこっちで、怪我も事故自体とは関係ないのに、なんかご親切(笑)。
 
搬送されてから2時間後、やっと亭主から連絡が入る。6針縫ったと。
隣町のその病院までタクシーで迎えに行き、そのまま車検証だのなんだの持って警察へ直行。
タクシー代は私が払ったぞ。シャレにならん額だった。痛い、アンタの指より痛いっ。
警察から宿までは徒歩。
道は凍てついてる。
「タクシーで帰ろか」
「…誰が払うんだよ、流しのタクシーもいねぇよ」
「危ないで、腕につかまり…」
「ヤだよ、共倒れで骨折りたくねぇよ」
雪国育ち、下駄でガシガシ。
 
つくづく地元で良かったと思う。
知らない土地だったら、もっとパニックになってたろー。
すっかり遅くなって宿の方にご迷惑をかけてしまったのに、嫌な顔ひとつされず夕食にありつく。
ノーテンキ6針男
さりげな共犯者
さぁさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
コイツが裂けた車体を素手で触って指を裂き、
大騒ぎしたオッサンですよ〜。
 
「ま、ま、おひとつ」
「ええんかな、怪我しとるのに飲んで」
「まーええわな、正月なんだし」
「そーか、悪いな。ほんなら、一杯だけ」
ふっ、馬鹿め。策に引っかかりおったわい。
縫った直後に飲むヤツ、おらんわ…。
せっかくの元日を台無しにされた報復に結託
した、鬼のよーなハハと息子。
予算の関係で「カニフルコース」は無理でしたが…。
ブリ、ブリ、ブリとろ〜っっっ。
丹後のブリは絶品。今が旬。
これだけで至福、来た甲斐あった。
おいすぃぃぃぃぃ。
臭みも嫌な感じの脂もなく、こりこりとろり。
たまりましぇん、感涙。
雪でキャンセルが相次いだそーで、案内されたのは
聞いてたのより広くてしつらえも凝った部屋。
あはぁ〜ん、まったりするぅーん♪
嫁は床の間を背に写真を撮らせる。
息子はこたつで茶菓子をむさぼる。
オヤヂ??
「鉄格子部屋で臭いメシ・一泊二日の旅」ぢゃないの。
 
さて、温泉でもつかってこよーかね…。
このサービスエリアを出た直後から渋滞。
「なに、なに、事故?チェーン規制出た??」
…ただの出口渋滞でした。
元日に帰る人達の多くは、大晦日まで仕事だった
んでせう。「はよ帰らせたれや…」などと独り言。
 
「うおっうぉっ、除雪車っ!! 乗りたい乗りたい!!」
「あれは大型特殊の免許がいるんちゃうか」
誰が運転したいと言った??
私が乗りたいのはショベルの部分ぢゃわ。
何年たっても嫁の心理がわからんオヤヂ…。
…と、ノーテンキオヤヂとハハは大満足いたしましたが、待ちくたびれた息子は茶菓子やおやつを
むさぼって満腹らしく…。お気の毒。どーりで報復の目つきが違ってたよな(爆)。
私は…、この後の記憶がございません。くたびれてこたつでうたた寝した模様。嗚呼、温泉〜。涙。
 
かくして藤佳一家の怒涛の一年が始まったのでございました。
2005年1月2日  「 MY HOME TOWN @ のんびり 」
おはよーございます。。。
朝イチにや〜っと温泉につかって、ほぉぉぉっといたしました。
循環式だろーが加水・加温だろーが、どーでもよござんす。
「私は温泉に入ったのだあっ」
という気分が大事なのー。アルカリ泉、お肌すべすべ…気分
 
温泉の後ったら、コレしかないでせうー。
マッサージ器でぐゐゐぐゐゐ、う゛ぅ゛ぅ゛…、んがぁ〜。
再び睡魔に襲われ、ヨダレ垂らしてだらしなく眠る女。
外はピーカン。
この時期、宮津がこんなに天気いいって
珍しいんぢゃなかろーか。
どんより鈍色の空が当たり前みたいで。
 
溶けた雪がポタポタ落ちる音、塊がドサッ
と落ちる音。
この街で暮らしてればなんでもないことが、
一番安堵感を与えてくれる。
前日の夕食は丹後の海の幸が中心だったのが、
朝食は煮〆めやなます、蓋付の椀の中に黒豆、
白味噌仕立ての雑煮と正月らしい品も並んだ。
こーして見ると普段の食卓とさほど変わりなく、
正月だけ「おせちだぁぁぁ」と何かにトリツカレタ
よーに頑張らなくても(…誰のこっちゃ)、こんな
感じで取り入れてけばいいんだと思わされた。
 
“普段の食卓”ってのは世間一般のご家庭の話。
ウチはこんな豪華ではない(笑)。
その足で相変わらず無節操にカトリック教会へ。
台風の被害ではずされていた窓や床板も、すっかり修復されていて安堵。
クリスマスの名残か、…なんていうのかな、これ、イエスさまがお生まれになった時の様子を
模した飾りつけが置かれてた。
しょっちゅう行ってると忘れがちになるんだけど、ここはキリスト教の教会なのであった(笑)。
だけど、祭壇のまん前に松が活けてあって、なんとも日本的。
懺悔するオヤヂと、それ見て笑い転げる息子。
某バラエティ番組なら二人とも水をかぶってるだろー。
無節操三連チャン、次はお寺だっ。天橋立の智恩寺@文殊堂に向かう。
元日に雪で足止めを食らった人もいたせいか、
思ったより混んでた。
屋台も出て、何か買ってほしくてたまらないヤツ。
「とーちゃん、ベビーカステラ、買っとくれよ〜」
「後でな」
「なぁなぁ、綿アメ買うてーなー」
「綿アメはつぶされるで。後でな」
…アンタらの「後でな」は、一生待っても来んこと
くらい知っとるわ。ぅーーーー。
おみくじマニアの息子、おみくじをひく。
「見せろよぉ」
「嫌や」
「また去年みたいに末小吉か。へっへっ」
「違う…けど、嫌や」
「この手をどけ…ろってっ!!」
「おかーさん、なんで人のばっかり見んねん」
「うわっ、小吉。去年よりバージョンアップした」
「アカン。さっきの神社でひいた二回とも小吉
 やった。三つ揃ってフィーバーや」
つくづく報われないヤツである…。
 
そして、オヤヂがひいたのは大吉であった。
なんでやねんっっっ。
廻船橋を渡り、松並木と浜辺を散策へ。
 
「モーターボート乗りたい」
「寒いでぇー」
「立ち乗りしたい」
「危ない。アカンで」
「箱乗りしたい」
「…」
 
「後でな」もなく、置いてきぼりを食らった。
砂と雪でサクサクした浜辺を、息子と歩く。
こんなおばかなハハに、いつまで嫌がらずに付き合ってくれるだろう。
一分一秒が大事。
なんぢゃ、コレは。
雪だるまの残骸か?? 頭がねぇぞ。
(既に裾をたくし上げているとゆーことは…)
ゑゐっ、ゑゐっ、どーぢゃー。つぶれろー、くずれろー。
「アンタもやらへん〜♪」
「…ええわ」、そーね、君には羞恥心が残ってたもんね。
「アンタ、ええモン持っとるわな」
「丹後縮緬の白生地だぁな。買うとくれぇな」
「買えってか。お金あれへんってやな。
 よーけあるで、一反くらいもろてもよかろーが」
「アカンてやな。商売モンだで」
「わからへんってや」
「ほんなことされたら、ウチが叱られるわや」
「三年前の正月、雪かぶっとるアンタに傘さし
 たげたん、誰やと思っとるんなっ」
「そんな昔のこと、覚えとらんわぁ~~~」
ああ、また女を泣かせちまったぜ…。ワル。
遅くなっちまったけど、肝心な場所に向かう。
いつもすみませんねぇ、こんな所へお付き合いいただいて。
今日は掃除は無理ですから、すぐに終わりますことよ。ちょっと雪だけどけときませうかね。
…にぎにぎ。にぎにぎ。つべたい。。。
雪だるま、一丁あがり。お供え物がなんにもないからね、これで堪忍してちょーだい。
雪で道が悪いこともあって、着物姿の人
少なし。
こんなチープな銘仙でも目立つ。
車で長時間の移動の時は、軽い銘仙に
半幅帯くるっが一番らくちん。
スカーフはインドネシア、ショールはインド、
バッグはベトナム、着物は日本と脈絡の
ない多国籍アジアン。
 
 
 
正月を迎えて、梅柄も解禁(笑)。
前日もこの日も道行も、しつこいほど梅。
さて、オヤヂの指も心配だし、今日は早めに
引き上げるといたしませう。
 
昨日のタクシー代が痛かったわ。
お土産、なんにも買えなかった…。
疲れで肩も食い込むみたいに重苦しいのよね。
背後霊でもついてんのかしら…。
 
え?? 「何か担いでる」??
目の錯覚でせう。
私、ほんとに何も買ってないわっ、福袋なんてっっっ。
 
 
 
お金がないので、ぼんぼんに買ってもらいました。ぅぅぅ。
♪あれは三年前…
2005年1月7日  「 今日は“ 松 ”です (笑) 」
元日・二日と「梅づくし」だったので、今度は「松づくし」に
してみましたぁ〜。
こげ茶に松葉の結城紬と、天橋立みたいな松並木の染め
の袋帯。裏表とも松並木、ツボ〜♪
この組み合わせが好きで何度か着とりますが、帯はこの
おべべ以外に合わせたことがないよーな…。
これも長さが厄介で、先日の「源氏香」帯と逆、お太鼓から
垂れまでが長ぁぁぁい。二重太鼓でもなし、引き抜きでも
なし、どーしたらいいのかいつも悩まされとります。
それでも好きなものは好き〜、またテキトーなことやって
ごまかしごまかし締めるのであります。
 
おべべは今より20キロ太ってた時に誂えたもんで、身幅
ガバガバ。一番往生するMYサイズなり…。
「松づくし」ついでに、暮れに京都の足袋の「分銅屋」さんに
お願いしてた柄足袋のプチ・セミオーダーができたそーで、
取りに行ってきました〜。灰色に松葉。
直してもらったのはコハゼを留める
所を、足首にぴったりするよう少し
ずらしてもらっただけ(笑)。
手前のピンクのは分銅屋さんの既
製品(三年前購入)で、ややブカブカ
しとりました。
分銅屋さんから少し歩いた所、
いい香りの縮緬細工のお店…
と思いきや、「石黒香舗」さん。
どのお細工物も中はお香が
入ってるんでせうな。
お店の中もお正月らしいお細工
物がたくさん並んでました。
 
来年は家の中を片付けて、こん
なのを飾りたいものぢゃわい…。
今の我が家に必要なのは、消
臭剤とファブリーズ。いやぁん。
その後、「今昔西村」へ新年のご挨拶に伺って、暮れから目をつけてる羽織がまだ残っている
のを確認。…っつっても、そー簡単に買えるお値段ではない。ずっと「確認」だけで終わりそー。
…で、最後の写真がコレか…。
 
元日の夜に宿でたらふく食べて以来、胃がデカく
なっちまったのか、はたまた食欲中枢までおばか
になっちまったのか、オナカが空いてしょーがない。
夢に見るのも食べ物ばっかで、目が覚めたらヨダ
レで枕が濡れてることも(爆哀)。
特に寒ブリが食べたいっ!!
どこかにないか〜と探してたら、穴場発見。
雲子まであるしぃぃぃ♪(雲子はタラの白子だった)
「んんんんめぇ、んんんめぇ(うめぇ、うめぇ)」
狂喜のあまり顔も手もガクガクしている。…あほ。
だけど、食欲がある、オナカが空くってのは、しあわせなこったー。
年末にまた奥歯が欠けてしまい(薬の副作用らしく、どーしよーもない)、元々、食べることに執着
する方でもないから、毎日、昆布うどんばかり食べてた(笑)。
今は何を食べてもおいしい。しっかり食べて体力つけねば!! 
まだ男二人は気づいてないよーだが、正月の数の子、全部私が食っちまいました。スンマセン。
頂き物のおいしいお餅も、一人で焼いて食っちまいました。スンマセン。
羊羹も一本食いしちまいました。スンマセン。スンマセン。犯人はすべて私ですっ。
2005年1月9日  「 えべっさん 」
「土曜に抜糸しました。
 ご心配かけてすみません」
今年も今宮戎神社。
沿道の露店、去年と同じ場所に同じ店が
出てんのか、たしか去年もここは骨董屋。
ライオンの顔つき敷物やトラの剥製、デッ
カイ象牙もあったりして…いいのかね??
このシロクマさんも…。
 
「あ、そこそこ。ええ感じ」
「今度は私の頭を裂いてもらえってか」
「そんなこと言うてへん…(ビビリまくり)」
「帰ったら傷口に塩もみこんで、消毒した
 げるわな」
「おかーさん、モンダ○ンの方が殺菌効果
 あるんちゃうか」
 
一瞬の油断で、ネチネチといつまでもいた
ぶられる哀れなオヤヂ。
正月も過ぎ、はや十日戎でございます。
去年は本戎で悲惨な姿になっちまったもんで、今年は宵戎。
元日早々、一年の厄の前払いをしてくれた有り難いオヤヂも
同行いたします。祭り好き、賑やか好きのおっさん…。
ひもじさのあまり、息子にソーセージを
おごってもらうハハ。
口のまわり、ケチャップだらけ。
 
そして、男二人はまた射的に
興じている。
いや、興じさせられている。
そこに赤いペコちゃんライター
がある限り、このエンドレスな
戦いは続くのである…。
 
でも、よく見たらポコちゃんだっ
たのよねぇ。ま、いいか。
やった!! 落ちた!!
でかした、オヤヂ!!
これで傷口塩もみの刑は
免除してやろー。
 
(そんなに嫁が怖いのか)
赤いポコちゃんライターとぬいぐるみを
GETして、ご満悦のあほ嫁。
ぬいぐるみはエアーガンと交換すること
もできた。
「エアーガンの方が良かったで」
「ほんまやな」
…なんのために…(爆)。
まだいたぶり足りないというのか…。
 
そうです。
限りなく なハハと息子
今宮戎神社、到着。やっぱ本戎でないせいか、去年ほど混雑はしてない。
まずは納める物は納めて…。
背伸びしても覗きたくってしょーがない。
一番べっぴん…そーな福娘さんに、
福笹(金笹)に縁起物、吉兆をつけて
もらう。
こんなトコでセコイことは言いたくない
けど、年々高くなってるよーな…。
 
つけてもらってる最中に、急に手を
止めてにっこり。
後ろのニーチャン、写メ撮ってた。
はいはい、オバサンはどきゃいい
んでしょっっっ。
そして、おみくじマニアの息子にとって、運命の時がやってきた。
去年はここで大吉を引いた人のすぐ後に、「凶」を引き、この正月は「小吉」三連チャンだった。
神さまぁ、ゼータクは申しません。凶と小吉だけは勘弁してやってくださいまし。本人、けっこー凹んどります。
半吉
 
笑っちゃいけねぇけど、笑っちまった。
去年の正月、私は自分が引いたこの「半吉」ってのがなんだか
わからず、えらく考え込んだ。
某さまに、
大吉・吉・半吉・小吉・末吉・末小吉・凶
と教えていただいて納得したけど、今は半吉は中吉のことらしい。
息子は凶と小吉でなかっただけでも満足し、めでたしめでたし。
だけど、大吉にも女の子にも縁がない君!!
枕元にこんなのを飾っとくと、ええんぢゃないかい??
気立てもよさそーだし、福々しいし、健康的で…。
こんな嫁が来てくれたら、ハハはとっても嬉しい。
ついでにユキチも連れてきてくれると、もっと嬉しい。
去年はすさまじい人混みで、足は踏まれるわ、
帯はほどけるわ、帰りはげっそりした。
今年は少々汚れても苦にならない物を…と。
 
そんな時に白地って変なんだけど、クリスマス
頃に「それっぽい雰囲気でいいかな」と出して
みたら、背中にアクが少し出てた。涙。
羽織なんかで隠せないことはないけど、涼しげ
な色合いで、袷か単衣か迷うよーな時にも着ら
れそーだし、一旦、今日で着納めにして洗いに
出す予定。
この銘仙のちゃんとした写真もなかったし、記
録ついでに着てみた。
すっきりしてて好み。
 
 
ただ、銘仙では寒かったのか、帰ってからクシャ
ミとハナミズが止まらない。
いくら着膨れしてても、袖口も裾もパカパカスー
スー、風がいくらでも入るもんなぁ。
更年期障害で胸元は暑いんだけどっっっ。
おまけ
正月用の葉牡丹の写真を撮った時、
「酉年」ってことで、ニワトリの置物も
添えてみた。
…けど、根が「干支の置物」ってのが
好きでなく(コレは干支に関係なく春に
宮津で買った物)、ボツにした。
普段の花の写真はアバウトもいいトコ
だけど、正月のは考えちまう(笑)。
緑の葉牡丹が入ってる花器は掛け壷
で底が丸いもんだから、下に盛り塩を
してごまかしてた。
んで、普段の小銭の貯金箱はこっち。
一見、かわいいんだが、この唐子、さりげに
ブタさんのお尻を膝で蹴り上げてんの。
な私としては、やっぱこっちの方が…。
根性悪いせいか、ちーっとも貯まんないけど。
まだ他にもニワトリの置物があったな…と探し
たら、あったあった。
きもちわるぅ。オネエ座りしてんぢゃねぇっ。
唐子は好きだけどな、コレはイカン。
金の玉、玉子か?? 持って、「お金、貯まるわよ」
ってな感じで笑ってる貯金箱。
オンドリもスカーフかぶって、どっちもあやしげ。
「お尻、蹴ってんぢゃないわよっ」
筋立てて怒ってるブタさんも素敵♪
一月中旬のダイアリーはこちら→