photo diary
いつも以上にサエナイ顔でスイマセン。
風邪で睡眠サイクルが狂ってしまい、無理に元に
戻そうとしたのがアダとなったのか、またちと鬱の
再燃であります。
ここの杏仁豆腐はおいしいから、少しほっこり。
2005年11月3日  「 文化の日 」
気持がちょびっと持ち上がったところで、
やっぱ、コレはしとかねばぁ。
ブタさんいぢめ。いえ、好きなのよ。とても(汗)。
この鼻の穴を見ると、押さえずにいられない。
愛情の現われっ!! と思ってくださいまし。
こないだのレストランの表でもやってたぜ…。
本物のブタさんの鼻にも指突っ込みたい…。
ふんがっ!!
「文化の日」…。
“文化”なるものに無縁の我が家、どーすりゃいいのか
居心地悪いったら。
あ、一人、ニホンゴが通じにくい人はいるわ。
なんの前触れもなく、自分の思ったコトを斜め45度から
急降下で、脈絡なく話し始める人が…。
 
「あれは異文化コミュニケーションに違いない」
回りまわって、中国四千年の歴史と文化に触れるべく、
「杏仁豆腐食べたい」
という結論に達する。
「ついでに黒ごま担担麺も」
…所詮、我が家の「文化の日」はその程度のものよ。
“文化”ったら…。
「送り手と受け手がいる。発信すること、それが小さな文化となってゆく」
…みたいことをある人が話してました。
サイトやブログで発信なさってる皆さま、頑張ってくださいまし。
                          …って、自分はどーよ。
2005年11月8日  「 しあわせな哀しみ 」
カレンダーを買いに梅田へ。
今年使用中のと同じ物は、「紀伊国屋」に行くのが
手っ取り早いと思われ…。
亭主が、「先にどこかでコーヒーでも飲みたい」と言い
…っつーか、暗に「あそこ行ってみたい」な匂いが
プンプンするので〜、またしても「ホテル・モントレ」。
まだ亭主だけ行ってなくて、僻んでおった様子(笑)。
最大の理由は、「私の保存状態が悪かった」
の一語に尽きるけど、製造されてから70〜80年。
前の持ち主の方もお気に入りだったのか、ずい
ぶん着込まれたと思われるのは、丁寧に繕った
跡や、多分、元はもっと袖丈が長かったのをこの
丈にされたことからも伺えて、私の元へお嫁に
来た時は、「…いつピリッといくかわからんかもな」
と半ば覚悟はしとりました。
(着込まれてクタッとした感じがまたいいんだけど)
実はもう縫い目のあたりが危なく、他もあちこち
裂けそーな箇所アリ。
着物として着られなくなったら、解いて使える所だけ
使って、小物なりなんなりにするのがベストだけど…。
仮にそうしても、あまり長くは使用に耐えられんかも。
 
左はインドネシアかどこかの古布ばかりをパッチワーク
したクッション(市販品)なんだけど、中央の藤色と青の
布、これが上の銘仙にそっくりの質感。
このクッションも好きで背もたれにしたり抱えたりしてたら、
この銘仙っぽい布だけどんどん破れてきて(苦笑)。
リフォームするにしても、生地の耐用年数ってのがあると
その時に思ったわけで…。
'05/09/04
気を取り直したところで、人形いぢめ(笑)。
もぉ〜、初めてこの二人を見た時から、いたぶりたくて
いたぶりたくてたまらなかったっ。
お尻突き出してお休み中。ナデナデ。うふっ。しあわせ。
二人とも指しゃぶりしながら寝てんのよね。
欲求不満なの?? おばさんもだよ。うくくく。
「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番
 おばかなのは、だ〜れ??」
「オバサン、ほんとにおばかね。
 ここにちゃんと映ってるぢゃない」
 
…人形にいぢめられてしまった…。
自分自身、着物をつぶして何かに作りかえると
いうことが好きではなく、この子は“着物”として
引退させてやりたいと思う。
余生は私一人で鑑賞する。むふむふ。
 
着物としての最後を私のところで迎えてくれる
ことが、有り難くもあり、哀しくもあり…。
そんなことを考えてたら、切ない気持になって
しまった。
 
その時まで、少々着崩れてもグイグイおはしょり
引っ張ったり、お尻パックンなんて〜ことのない
よーに、そーろそーろと大事に着よう。
最後はきれいに花で終わらせておこー。
いつもながらいいわね〜。
 
「盗ったらアカンで」
 
わかっとるわっ!!
息子と同じこと言うなっ!!
てか、盗ったことないわぁっ!!
 
 
 
 
そして、肝心のカレンダーを買い忘れて
帰ってきた、おばか夫婦なのであった…。
十一月中旬のダイアリーはこちら→
また浮かぬ顔でスイマセ〜ン!!
けど、この日のへこみ顔の理由は鬱ではなく、この銘仙。
金茶地に紅葉、「今の時期を逃していつ着るのぢゃ〜」。
(大阪地方、まだ紅葉には早いぜ。今月一杯大丈夫)
戦前の品らしき“ねっとり”するよな絹の質感、経絣特有の
てら〜っとした光沢(緯絣ではこの光沢が出んそーな)。
銘仙の中でもこの二つを満たした品が好きな私にとって、
これはお宝の中に入る一品。
着物にも銘仙にも興味のない方からは、「悪目立ち〜」と
嘲笑われよーともっっっ!! 
 
なのに、このお宝もそろそろ寿命のようであります。
号泣。