photo diary
2005年11月23日  「 別珍足袋 」
おさぶぅございます。
写真撮るのに茶羽織@毛玉だらけ (私の田舎では、“ももける”
と申しまする) は脱ぎましたが、…シャレにならんぜ。ブルルッ。
またこの銘仙、すげぇ薄かったし〜。
いつまでもこの格好だと風邪ぶり返しそーで、セルフでピンボケ
もやむなし。。。
足元だけ重装備、別珍足袋。
ババシャツ・パッチ・別珍足袋、冬のアイテム揃い踏み。
                ネルの腰巻もありましてよ。ほほほ。
さぶいのも当然、深夜なり。
深夜に私が出かけるって…、モク切れでローソンに買いに
行くくらい。いい加減、禁煙した方がいいかと、こーゆー時だけ思う。
どーせセルフなら、前はマンションの玄関入ったトコで
撮ったけど、最近、こーゆー無粋なモノがついたらしく…。
真夜中に着物でセルフ撮ってるって、かなり挙動不審よな。
こんなしょぼいマン
ションで、ダミーぢゃ
ねぇかと疑っている
一居住者…。
こんなサブサブでも草木はまだ秋みたい。ケイトウは真っ盛り、サザンカの蕾はまだ固い。
この銘仙、買った時は気づかなかったけど、明るい所で見ると
「焦げ茶・白・焦げ茶」の部分がピンクに見えてしまふ。
なんかなぁ〜、「渋くていいなと思って買ったのに、ピンクって
それはないでしょー」な気分で今日まで袖を通さず。
遠目に見たら、そんなの全然わかんないけど(苦笑)。
←ココ
だったら、ピンクついでに(ヤケクソともいふ)
ピンクの半幅帯を締めてみる。
…で、写真に撮ったら、モロ茶系の着物ぢゃん。
これで渋々の帯締めてたら、ばーちゃんだわね。
ん、結果オーライってことで、マル。
 
いつまでたっても、着物と帯の組み合わせは難し〜。
2005年11月26日  「 もう…ですか 」
裏の中学校の紅葉がきれいでございます。
 
「ねぇ、あなた。京都の紅葉はさぞかしきれいな
  ことでせうね。私、観てみたひわ。
 京都、京都、京都、京都京都…。
 (おら〜、京都連れて行かんくいっ!!)」
「箕面もきれいやで。金かからへんし」
アンタの頭の中は、それしかないんかいっ!!
情緒もヘッタクレもない男との同居はツライ(泣)。
情緒欠乏症親子 ( 匿名希望 )
「このごろ、カブリモノも買うてへんな。
 こんなん、どぉ〜。
 …んっ、んっ、キツイ。入らへん。なんでや」
「…子ども用やろ」
「オツムの中身がおこちゃまやから、ええの !!」
「中身は子どもでも、外見はオバ…」
「それ以上言うたら、しばくぞ」
「こっちでもええでぇ〜」
「おとーさん、僕、離れてるわ…」
「俺も…」
「写真撮ってからやでっ」
この程度、慣れてたんとちゃうんか??
備忘のための全身写真。
(最近、めっちゃくちゃ物忘れ激しい)
自分で買っといて、「なんでこんなの買ったかなぁ」
のお召。…多分、暗くなった市ですごく良く見えたんだろー。
好き嫌いは別にして、なんでも着てみよーと思う。
意外とアタリなものもあることに期待。
…残念ながら、これはハズレっぽい(笑)。
隣のNAVIO前の同じ飾りつけのツリー。
わたしゃ、この青いイルミネーション、なんだかダメで…。
寒々しくないっすか、真冬に。
(電気代が安くすむとか、環境にやさしいとかって理由??
 それを言うなら、何もしなくてもいいよな気がする・笑)
クリスマスツリーは暖かい雰囲気が漂って、それが魅力
ぢゃないかと勝手に思っとります。
 
NAVIOさん、引き合いに出してスンマセン。
あ、もう一人いましたね。このオヤヂにしてこの息子、
見事にDNAを引き継いだ、情緒のカケラもないヤツ。
(二人ともモザイクかけてやる。。。)
「紅葉よりバイキング行きたい。腹いっぱい食べたい」
食わしてねぇ子みたいに言うんぢゃねーのっ。
オヤヂ、「金がない」と言いながら、バイキングには乗る。
なんで京都はダメで、バイキングはマルなんだー !!
ヤケ食い バイキングったって、HEP FIVE の999円。食って食って食いまくる。ゲップ。
ここまできて “情緒” なんてお上品なこと、言ってらんないも〜ん。
今日は杏仁豆腐がなくて残念だったけど…。
…ったら、店を出る時に杏仁豆腐の器がぁぁぁぁぁ!!
「はいはい、行こ行こ。また今度な」
「杏仁豆腐ぅぅぅぅぅ !!」
絶叫虚しく息子に背中を押されて、店から追い出されるハハ。
開き直る。
屋上観覧車に次ぐFIVE名物、吹き抜けのクジラ。
「なるべくおばかっぽく撮って。
 耳から尾びれが出てるのが理想的〜」
…ちと無理があったよーだ。
 
 
 
横でおこちゃまが、
「わ゛ー、キモノ !! キモノ !!」
と大声で吼えていた。
そんなに珍しいか、キモノ。
それとも、七五三で着せてもらったのを
思い出したのか。
吼えられる身にもなってくれ…。
街のあちこちにクリスマスツリーだらけ。
「もう…ですか??」な感じだけど、仏教徒でも
なんとなく浮かれてしまう(笑)。
FIVE前のクリスマスツリー。
これは赤や黄色に点滅していいんだけど…。
2005年11月29日  「 桃太郎はいずこ… 」
本日、KINUさんとお茶でございます。
KINUさんが久々にお着物で登場とのことで、私も気合い満々、縮緬だの結城だのを
出しておりましたが、「…しばらく赤っぽいものを着てないなぁ」と思うと、急転直下、
すげぇ普段着っぽい姿になりました。
羽織は、「最初は絞りだったけど、もうその面影も
ないほど伸びちゃったんだよ〜」みたいなチェリー
ピンク(…これが「粂さん」にダメ出しされた色・笑)、
長着は変わり織りの銘仙@黒地に赤、帯は白地に
赤い小花、帯締め、帯揚げも赤系。シツコイくらい
 
←出かける前。なんとも生気のない顔と立ち姿。
それがおしゃべりがはずんで、気持もほっこりして
くると表情ってこんなに変わるんですな。↓
自然に柔和な顔。
やっぱ、笑ってないとダメよ。うん。
見比べてつくづく思いましたわ。
KINUさんは一見、「大人の装いざます」なのに、
よ〜く見るとメッチャかわいらしくて面白い。
黒地に所どころ絞りでネコと水玉の長着。
帯はお太鼓に、「桃太郎の家来衆@サル・キジ・
イヌ」…だけど、肝心の桃太郎はいずこ??
おまけにこの家来衆、紐で縛られてるしぃぃぃ!!
桃太郎に“そーゆー趣味”があったのか、はた
また、きびだんごっちゅーギャラを持ち逃げしち
まったのか、果てしなく妄想が膨らんでしまう。。。
イヌさん、
首絞まってまっせ…。
あんまり動いたら
危のぉおまっせ(爆)。
ぅぅぅ…
草履もサイケっちゅーか、お嫁入りの時に持ってこられた蛇革。
すごい色の取り合わせだす。。。と、他人事のよーに言うてて思い出した。
蛇革モドキの同じ色の持ってた(爆)。私のは母のお下がりの牛革の型押し。
写真にして並べよかと思ったけど、ごーっつ貧相に見えるしやめた(苦笑)。
ホンモノにはかなわん。
 
意外と今時の若い女の子も、こんなの好きそーな気がする。
KIUNUさんとのお出かけ、最後はたいがい夕食の買い物(笑)。
あちらのお宅は今夜はご馳走でっ、ウチは手抜きしてタイム
サービスの松花堂弁当と、崎陽軒のシウマイ。
この醤油さしって、昔からなかったかな。
子どもの頃、東京の叔母がお土産に持ってきてくれたのか、
家にいくつかあった覚えがあって、なんか懐かしい。
光線の具合で、柄の出方が全く違う銘仙。
自然光だと黒地が勝ち、白熱灯の下だと
赤が浮き出る。
フラッシュを使うとペタンとした印象。
なんの柄だかワカラン。。。
11月は「菊です」と言い張り、
12月は「蜜柑の輪切りぢゃ」
と言ってしまおー。
ただの幾何学模様にも見え
るし、自分では “ロールシャッ
ハ銘仙” と呼んでる。
…ほんとのロールシャッハはもっと
ワケワカランぞな。
 
暗い所でぼわぁ〜っと浮かぶ
赤色が妖しくていい(笑)。
あれ〜、着物も草履もシウマイも、赤と黒ばっかだ !!
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