photo diary
2005年9月11日  「 再会 @ 大山崎山荘美術館 」
つぶさんが所用で大山崎まで来られるとのこと。
旅程に大山崎山荘美術館も含まれてたんで、
そこで待ち合わせて3年半ぶりの再会であります。
 
団体で来られてたんで、ここの出立が思ったより
早くなったと家で支度中にメールがあり、焦りまくっ
てここまで到達(さすが“山荘”美術館。しんどいっ)。
その時、後ろから大声で本名で呼びかけられ(笑)、
しと駆け上がってくる人。
おおおおっ、抱擁〜♪
もうギリギリの時刻で、庭まで探し回ってくれてた
そーな。スンマセンスンマセン、アリガトアリガト。
 
私は中に入る暇もなく、とりあえず記念撮影。
二人とも「ぐし」の後でヘロヘロ、着崩れ、
汗だらだら。
バスが待ってる駅前まで下りる間、身体はヘロ
ヘロでも口だけは動く動く。
3年半、長いよーで、埋めるのに20分もありゃ
どーってことない時間です。
'03/02/20
つぶさんの着物がまた嬉しかった。
「ぐし」の姿を見てびっくり。
 私がお手伝いさせてもらった復刻銘仙の最後の柄、
これを買ってくれたとは聞いてたけど、わざわざこの
日のために急ぎで仕立ててもらって、着てくれてた。
そんな気遣い、有り難いこってす。感涙。
 
…だけど、アナタ、ソレ、暑いでせう…。
単衣を念頭に造ってませんからーーーっ!!
スンマセン、前もって言っておくべきでした。
 
私もこの柄は買って(…そう、買ったのよっ、定価で。
たいがいの人はもらったと思われてるらしく、ここで
弁明しとこ)、まだ未仕立てのまま。
今年こそは仕立てたい。八掛は蜜柑色かなぁ(夢)。
ヘロヘロ姿だけではお気の毒。
 
前に逢った時はもっと華奢…か弱い…、
そんな感じだったけど、今回はいい意味で
とても元気そうで安堵。
バスに乗る直前まで、「無理せんでね」と
毎度のことながら心配される。
はい、大丈夫。無理はしとりません。
ちょっと頑張っちゃってるだけで(笑)。
 
わずかな時間だったけど、逢えてよかった。
次は大阪ででも、ゆっくり逢いませう。
それまで今みたいに、元気でおってください。
つぶさんの乗ったバスを見送る。
やっぱ…、人を見送るのは苦手だ…。さびしいもんだ。
そのまま帰っても衆議院選挙に行くだけだし、思い切って美術館まで引き返した。
ここを訪れるのは4度目。
前の3回はいつも6月で、
池の睡蓮がきれいだった。
今回は時期を逸して一輪
も見られず。
その分、美術館でモネの
『睡蓮』4枚を堪能する。
 
この池を意識して、水の
輪とトンボの単衣。
そこそこ身丈はあるのに、
おはしょりからいらぬモノ
がチョロチョロ見えるし、
裄も短くて襦袢の袖をピン
で仮押さえ(まだ見えてる)。
『考える人』
ロダン作のホンマモン(笑)。40〜50cmくらい。
去年はまだなかったよーな気がする。
これが新館の美術館の方に展示されてたら、
「ほぉー、これが『考える人』でっか」
と、意味もなく感動したフリもするけど、本館に
「こんなんでいいんですか」なほど無造作に
展示されてて、かえって気持いい。
ガレの花瓶も、「地震きたらどーなるだろ…」と
心配になるくらい、さりげなく飾ってある。
本館自体も国の有形文化財。
新館で『睡蓮』やルノワールの裸婦を鑑賞。あの下へいくほどふくよかな身体、…。(^^;
「少しは鍛えませう」ってなことで…。
行商のおばちゃん、
again !!
誰が名づけた、「行商のおばちゃん」シリーズ。しばらくぶりの出演なり。
元をただせばここにあるっ。
「ま〜や〜、最終の汽車に間に合わんってやっ。
 今日はよーけのこと、売れ残ってしもたし、おたてーわ」
…などとキャプションをつけた覚えはないっ!!
が、某さま、これを見て、「行商のおばちゃん」と命名して
くださいましたね。それだけははっきりと覚えておりまする。
それがミョ〜にウケてしまい、こんな所でも…。
大山崎山荘美術館の皆さま、静かに
絵画を鑑賞なさっておられた皆さま、
誠に申し訳ございませんでした。。。
しかし、一度覚えた快感は忘れようもなく…。またやっちまいました。
*よいこはまねしないでね。あばれるときは、おそとでね。
  おばちゃんは、おそとでもおうちでも、みさかいなくあばれてるけどね。
んな後に気取った写真を持ってきても、な〜んの
説得力もないのである。
 
 
↓ 2階、テラスの天井に吊ってあるのは、杉玉か。
(杉玉…杉の葉を丸く固めた物。酒の醸造元で新酒
 ができた時に、新しい杉玉と交換する)
山荘の元の主、加賀正太郎氏はニッカウヰスキー
を設立、今はアサヒビールの所有のためか、一見
不釣合いな物も納得。日本酒だけに関わる物ぢゃ
なかったのだ。
ここらで閉館となりました。
何度来てもいい所です。
それでもまだ懲りずに
庭で盆踊りに興じました。
 
警備員さんに嫌〜な顔
されました。
ごめんなさいです。。。
2005年9月18日  「 十五夜の誕生日 」
十五夜、今年はお天気にも恵まれ、
ほんにええお月見でございました。
待宵月から二日続けて、まん丸の
お月さまを愛でました。
 
丁度、誕生日と重なり、天からの
バースデイプレゼントと勝手に解釈。
 
いや、この星にいる限り、誰にも
等しくもたらされるプレゼントですな。
…などときれいなことを言うとりますが、昼間っから息子とワインの栓を抜き、前夜の
チーズフォンデュの残りをあっため直して、「誕生日ぢゃあ〜、しじゅうろくぢゃあ〜」と
乱痴気騒ぎしとりました…。ワイン一口で酔っ払える、お手軽格安なおばはんです。
あ、息子には「ハハは永遠の二十歳よ」と調教してあります。さからいません。。。
晩メシは息子が満月に見立てて、柿なます…で
いいのかな、具があまり入っとりませんが(笑)、
これを食べると「秋ねぇ〜」気分です。
夏場は柑橘類でやるんで、それはそれで、「夏
ねぇ〜」でございます。
味はやっぱ、柿の方がよろしいな(笑)。
オヤヂはまた、去年、あれほど言ったのに、
大きいローソク4本・小さいローソク6本
年の数だけきっちりとローソクつけてもらった
ケーキを買ってきました。
…こっぱずかしいから、やめてくれ…。
 
んで、お月見だから団子かと思いきや、おはぎ
まで買ってきましたわ。そりゃお彼岸だろがっ。
私を糖尿にさせたいんでせうか。。。
ゑゑ、全部たいらげましたけど。
目下、諸事情で我が家は
太鼓判付金欠病でして、
「こんなもったいないこと
 せんでええやろー!!」と、
怒号のひとつも飛ばしま
したが、毎年、花束を忘
れずに贈ってくれるのは
嬉しいことです。
 
…と、ひとまずベンチャラ。
たまにはおべべを買うて
おくれぇなぁ…。
しかし、ええ気になって食べ過ぎました。晩は刺身盛り合わせ(タイムサービス)でナマモノも
バクバク食べて、昼間のワインとチーズ、ケーキにおはぎもこたえたのか…、下痢しました(泣)。
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