photo diary
2006年6月2日  「 奈良へ 」
平城宮跡
久々のアップ、ちょっとすかしてみました…。
なんつーことはなく、本来の目的地の手前でオヤヂが
道を間違え、平城宮跡へたどり着いてしまっただけで。
アップはできなくても、オヤヂのオオボケっぷりは健在。
まだ約束まで時間があり、少しだけ観光客気分♪
かっこつけた(フリの)視線を落とした先、タイルで描か
れた当時の地図。
初めて来たけど…、広いっ。だだっ広いっ。
手入れが行き届いていて、気持いい。
雀の鳴き声、広葉樹の花の香り、のどか。
ご近所の方々の散歩コースや軽い運動の
場でもあり、観光客の方が少なめ。
またいつか訪れた時は、朱雀門まで着物で
ダッシュしたい。…と真剣に思うっ!!
 
 
この看板の「」からすると、私が平城宮跡
なのか??
んぢゃ、胸のあたりが「朱雀門」で、「お手洗い」
は…、ふむ、なるほどな。そだな。
さて、この日の本来の目的。
うしさんからご連絡いただいて、奈良・近鉄百貨店で催された『山村御流いけばな展』の鑑賞。
前に難波の高島屋で観た折、お家元の花に魅了され…私は山村御流は門外漢なので、ちゃんと
したことはわからないけど、“あるがまま”、そんな感じがした…、「また機会があればお連れくだ
され」とお願いして、この日も現地集合。途中、あいあいさんも合流。
* あいあいさんのお顔の
    ハリモノは、ご本人の希
   望の「凶暴な猿」です。
  私の一存ではこぢゃい
  ません(泣)。
残念ながら、中の写真は撮れませぬ。
花も素晴らしかったけど、お弟子さん方が紫の一つ紋の色無地をお召しで、制約はそれだけ
なのか、紫の濃淡、赤みや青み、綸子か縮緬か、それはご自分のお好みのようで、お一人
単衣らしい縦しぼの縮緬の方がおられ、まぢまぢほれぼれとヨダレ。。。
見切品
非売品
『いけばな展』と同じフロアで古道具市。
 
「奥さん奥さん、これ、骨壷にどないでっしゃろ」
「そんなん、分骨しかあきませんやろ」
…女同士の会話はエゲツナイ。
それを隠し撮りしてる人もエゲツナイ…。
━
コノヒトデス→
軽く夕食。…軽く。パン・バイキング。
 
「このパン2個で××カロリー」
「…ご飯1膳分」
「けど、焼きたてはおいしいわ〜」
          バクバクバクバク…
 
カロリー計算に余念がない二人。
そのわりに共食い、いや、牛もパンも
食欲旺盛に食べるうしさん。
私はこのレストランで突然、眼鏡のネジがはずれ
ツルが取れてしまい、気もそぞろ。
(翌日、ネジを紛失・泣)
帰ったら、たらこちゃんの顔がはがれてた。。。
(T T)
2006年6月11日  「 お誂え 」
…と、ここまでアップしてしばらくサボっておりましたら(汗)、6月末に愛機のご機嫌ナナメで
ハードの一部が使い物にならなくなり、更新できない状況に陥りました。
画像もほとんど飛びました。。。号泣。
今、これを書いているのは9月9日、約3カ月間も放置したままでしたが、ようやく更新作業が
可能となりました。
この3カ月の間、こんなおばかサイトにアクセスしてくださった皆さまに、あらためてお礼申し
あげます。有り難うこざいました。
2月の『竺仙展』で一目惚れ。
5月に入荷、巻き巻きしてもらって自己陶酔(あほー)。
周りのお姐さま方からは、
「地味でしょー」
「老けて見えます」
「20年後の楽しみにしておいた方が…」
トドメは、
「それ以上、老けて見せてどーするの??」
そ、そんなに私って、老けてます?? ( ^ ^ ;;;;;
いいもぉ〜〜〜んっ!!
 
すべては7月8日、中学校の31周年同窓会のためっっっ!!
そんな時にショボイの着ていきたくないオンナゴコロ。
「見栄」とののしられよーが、「浴衣ぢゃないの」と笑われよーが、
私にとってはいっぱいいっぱいの贅沢。
ほしかったものが手に入り、六角堂の前で勝利のポーズ。
 
 
…が、この「お誂えで同窓会大作戦」に、嬉し哀しの後日談が
あるとは、思いもよらんのでございました。。。
別の場所に保管してあった画像が、少しありました。
画像が揃うまでコレでごまかしてしまおー。。。
 
うしさんと『ゑり善』のセールへ。
夏の帯揚げが少なくて困っておりましたの。ほほほ。
 
… (-"- ;
 
いずれバレますわね。
ゑゑ、帯揚げも買いましたともさ。絞りのを格安で。
けど、メインの用事は、誂えを頼んであった着物を引き
取りに行くことでありましたっ。
お誂え」、嗚呼、なんといい響きでございませう。涙目。
 
…つったって、ちょい上等の木綿…お店の人は「浴衣」
と言うのが悲すぃ〜奥州紬の松煙染。
絹物のお誂えなんて、後に残るのはローン地獄…。
2006年6月10日  「 黄昏 」
午後7時14分
午後7時15分
午後7時16分
わずか2分の間にみるみる表情を変えてゆく空に、シャッターを切り続けていた。
2006年6月20日  「 どすこい銘仙 」
更新できぬ3ヵ月間、表紙に居据わり続けた画像でございます。
盛夏や羽織の画像でなくて、ほっとしてたのは私だけ。。。
某姐さんからいただいた銘仙。お下げ渡しの理由が、
「“どすこい”になってしまいますの…」
深いツッコミはやめませう。斜めに並ぶ柄は往々にして “どすこい”、
着膨れて見えまする(汗)。フォローフォロー
しかし、姐さん…。
コレに独鈷の帯で腰に手を当て仁王立ちの
後姿、銭湯で湯上りにフルーツ牛乳プハー!!
に見えてしまったのは、…やはり…。
せっかくの“どすこい”、
帯もドッカンで応戦。
吉祥文様を超越した
「荒磯に鯉」さん。
尾頭をお太鼓に納める
だけでギブアップっ。
いただけるとあらば、“どすこい” だろーが “かかと落とし” だろーが、
「我が辞書に『遠慮』の二文字なしっ」の私ではありますが、このお品
だけは、「ほんまによろしいんでっか」と確認を取ってしまいました。
戦前の銘仙で保存状態も良く、居敷当ては青の紅絹。
加えて、全体は緯絣なのに、淡い黄色・水色・白の部分だけ経+緯
(でないと、真っ白は出ませぬ。で、経緯部分だけ縞)。
それが飛び飛びに配置されて、いったいどーやって染めて織ったのか、
こんなの初めて見ました。
どなたか詳しい方がおられましたら、教えてくださいまし。
 
この日は『今昔西村』へ行ったのですが、ご主人も開口一番、「面白いの
着てんなー」と興味津々のよーでありました。
『今昔…』を後にしてプラプラしておりましたら、ネ、ネタパクリに遭遇してしまひました…。
ネタ提供元(無許可)は、1月にもご登場いただいたantoinedoinelさん。某日のブログに、
「錦天満宮の鳥居は、ビルに突き刺さっている」
のよーな記述がございました。その件は私も前から存じており、まぁ、下のよーな按配。
正面が新京極に面した錦天満宮。
鳥居は寺町通と錦通が交差するあたり、
両端ともガッツリとビルに…。
てか、なんでこんな道幅にしたんだ??
思い起こせば、あの1月のネタパクリの時も実況見分いたしました。
実はもう一件、ネタパクリ@実況見分@潜入捜査を敢行した事案アリ(爆)。またいずれ…。
この鳥居もビルの中はどーなっているのか、「前は食堂か何かで中を見せてもらえた」の
よーなことも聞いたことがあるし、今回、ここは『ファースト・キッ○ン』になっており…。ムフ。
客を装い(いや、ちゃんとコーヒー頼んだから客には違いない。目的が不審なだけ・汗)、
既にクローズされた2階を、「お手洗い、拝借しますぅ」と着物の裾を蹴散らして上がると…。
鳥居が ない。
( ̄□ ̄;)
そんなはずはないっ、畏れ多くも鳥居様なるぞゑっ。ブッた切るわけもなかろーし…。
そして、目的の方角にあるのはトイレ。…トイレ?? まさか…まさか…まさかっ…!!
ほんまにトイレやった。
こんなトコに鳥居があったら、
出るモンも出まへんわな…。
いつか、「突き刺さる鳥居」のその先っぽを拝むまで、潜入捜査は続くのでありますっ。
位置関係を考えると、どーも隣のお店のよーでした(笑)。
 
ここまで来たので、錦天満宮にも詣でて…。
獅子舞のおみくじ販売機(…??)。子どもの頃に、雀だか文鳥だかが運んでくるのは見たけど…。
頭をカックンフリフリ、ついつい、「あっち向いてホイ!!」やってしまふ。3連勝。カカカ。
2006年6月24日  「 再診@神戸 」
着物話ではありませんが、ご心配くださった方もおられたので、
遅まきながらご報告まで。
去年の9月末に神戸の隈病院で甲状腺の病気、「橋本病」とわかり
投薬治療を続けて、喉の腫れは目立たなくなりました。
3月末に再診の予定が諸事情から延び延びになり、ようやくこの日。
しばらく薬を飲めない期間があったため、腫れの数値は前と同じに
なってたけど(ちょい泣)、投薬再開でまた治療に励んでおります!!
 
この日、同伴のオヤヂの都合で午後の最終の診察を予約したのが、
オヤヂが途中、二度も道を間違えるわ、地図を見てもわかんないわ、
「すみませ~~~~ん!!」の電話を病院へ入れたら、「お気をつけてお越し
くださいね」って、こんな一言だけでも有り難いもんであります(笑)。
受付から診察終了、精算まで20分。相変わらず早い!!
時間もまだあることだし、少し神戸観光
でも…と思ったのが失敗。
また道を間違えたオヤヂ。。。シバイタロカ
 
山道をウニャウニャ上り、たどり着いた
のがビーナスブリッジ。なんでやねん!!
この「愛の鍵モニュメント」とやらに南京
錠をかけた二人は、永遠にらぶらぶ♪
…って、なんでオヤヂとこんなトコ、来
なアカンねんっっっっ!!!!!!!
次に来る時はこのモニュメントに鎖で
亀甲縛りにして、南京錠かけたげるでー。
ナニガオモロイネン チクショー!!
七月のダイアリーはこちら→