photo diary
2006年3月3日  「 ひなまつり 」
♪ 灯りをつけましょ ぼんぼりに〜   
       暗い…
♪ お花をあげましょ 桃の花〜     
       プラスチックやんけ…
♪ 五人囃子の笛太鼓〜    
       パートやさけ5時で帰ったわ…
♪ 今日は楽しいひなまつり〜     
       こんな貧相で楽しいかいっ!!
某さんが上の写真をご覧になって、
「押し寿司の断面?」
と言われてしまったので、全体図をば。
正面からの写真を撮ろうと思った時には、
既にハイエナ君の餌食になっていた(泣)。
やむなく乗せられるだけ乗っけてショート
ケーキにして、アラが見えんよーに暗く…。
 
46のオバハンのために、こんなモノを買って
くるオヤヂに敬意を表し…た方がいいのか??
んでもって、紙ぢゃないお雛様を買ってきてくれた。
そーそー、菱形の箱の中にアメちゃんが入ってるアレね。
2年連続アレで、不機嫌だったワケよ、この嫁は。
ゑっ?? 「その年になって贅沢を言うな」ですって??
“その年”ったって、精神年齢は三歳児並みぢゃないですかー。
これでも段々飾りぢゃないことに、まだ文句言ってるし〜。
 
ハイエナ君がぼそっと、
「女の人の方、縛られてんで」
…普通、扇を広げてるよな…??
緊縛好きの嫁のために、わざわざコレを選んで
くれたのだろーか…。うむ、そこは評価しよー。
んなこととは知らず、自分で、「小さくてもいいから
段飾りを買うのだぁっ」と、…ほんまに小さい。
箱のふたの裏にお内裏様とお雛様、三人官女、
五人囃子。3cmしかない(笑)。いいの、自己満足♪
 
難をいえば、箱に書かれた「縁結び」の文字。
今さら誰と縁結びしろというのぢゃ。マズイぞ、それは。
どっちかっつーと、「円結び」の方が嬉すぃ〜よな。
オヤヂも休みなことだし、「桃色のおべべ着て、桃の花を買いに行きませう〜♪」と、まずは
いさんで真っ昼間から風呂に入ったら、湯あたりして出かけられず。く、悔しい。。。(T T)
2006年3月4日  「 枝垂れ梅 」
久しぶりにはるちゃんが吹田来訪。
彼女も一時期、吹田に住まっていた
ことがあり、その近所に素晴らしい
枝垂れ梅があったとのこと。
裏の公園の梅もまだ見頃とはいえず、
多分、それより時期の遅い枝垂れ梅
ではどーぢゃろ…と思いつつも…。
 
関大からそう遠くない所。
ありました〜!!
まだほとんど蕾(がっくし)。
フライング気味な花がちらほら。
ここよ〜、
こっちが白梅〜!!
ただ、このお宅は紅梅と白梅、どちらもあり、
見頃になったら見応えがあるだろなぁ。
…と、よそさまのお宅の前で、いつまでも
あーぢゃこーぢゃとしゃべくり、写真まで撮って
しまった不審なオバチャン二人。
 
このへん、数年前までは竹林や田んぼが多くて、
その風情がすごく良かったのに、今は見る影も
なくマンションが建ち並んでた。
地元だったはるちゃんですら、土地勘なくすほど。
なんだか淋しいこってす…。
どこやー、      /
よう見えん〜!!/
                /
金柑← →柚子
枝垂れ梅はまだでも、道々、冬から春へと移る草花や
実に出会い、ほっこりする。柑橘類の色っていいねぇ。
そのまま緩やかな坂道を上ったり下ったりしながら、
関大まで到着〜。
蝋梅
翌日が入試らしく、どー見たって
「付き添いでキャンパスの見学に
 やってきたママ」っぽい。。。
…ママ?? おかーちゃん?? オカン??
 
トリノ五輪・男子フィギュアスケートで
8位入賞した高橋君はここに在学中。
」の垂れ幕が掛かってた(笑)。
おいしそーなカレー屋さんで二人で夕食。オヤヂに「カレー食って帰る」の電話したら、
受話器のずーっと向こうの方から、「カレーバイキングの店やろー、知ってるでー」と
息子の叫ぶ声。(-"-;  「…来る??」で二人で飛んできた。なんで知ってんねん…。
男二人は当然、カレーバイキング。…ハイエナ。恥ずかしいさけぇ、席は別にしたっ!!
 
はるちゃん、あの枝垂れ梅が満開になったら、また観に行きたいねぇ…。
はた…と気づくと、着物の写真を撮ってなかった。
帰宅後、マンションの下のおこちゃまの遊び場@
自転車置き場に成り果ててる…で、またギッタン
バッコン(再度言う!! 世間ではこれを「シーソー」と
呼ぶらしいが、私は認めな〜いっ!!)に乗っかり…、
私がこの高さにいるっつーことは、オヤヂがもう
片方に腰掛けとるんだが…。
やっぱ、この高さでも怖い。観覧車と甲乙つけ難い。
足が地に着いてねぇんだぞ、ビミョーに固まってる。
 
クセのない銘仙。普段着にもってこい。
それが災いしてか、ぢっくり見たことなかった。
裏は淡〜い桃色の紅絹、八掛は玉子色の錦紗、
表の灰色部分は点描画みたいなぼかし方で、
意外な面白さを発見(銘仙フェチにとってのみ)。
 
羽織の柄は七宝繋だった。
しょっちゅう着てるものほど、気づかず通り過ぎてる
こと多いな…。
っ!! オヤヂが突然立ち上がったっ。
落下!! ケツ強打!!
んでよ〜、いつもあんなに手ブレしてんのに、
こんな時だけブレてねーのよっっっ。
確信犯だろ、オメェ…。日頃の怨みを晴らしたのか??
オボエテロヨ。。。
…とエラソーに言いながら、腰が抜けちまった
哀れなおばはん。
 
だから、ギッタンバッコン嫌いなんだぁっ!!
2007年3月7日  「 京都あちこち 」
KINUさんと京都へ。
 
なんかガラにもなく地味っつーか、
普通の着物っつーか、また「法事
の帰りか??」みたいな姿であります
が、それは追々…。
 
まずはお昼ご飯…の前に、前から
「コレはナンデスカ」と気になってた
大階段で記念撮影。…自己満足。
 
はい、おしまい。
さ、メシ、メシ。どこ行きませう。
お、京都タワー。
(カンペキ、おのぼりさん)
「頭の上にカブリモノっぽく
 撮ってあげるわねぇ〜♪」
ありがとごぜますだ…。
顔、真っ黒ですけど(爆)。
 
…おんや。
「姐さん、アレはもしや、
 『展望レストラン』の文字
 ぢゃござんせんか」
「きゃははは!! 面白そー!!
 京都タワーなんて何十年
 ぶりかしら〜♪」
珍しモノ好きおばはん二人、
裾の乱れもおかまいなしに
京都タワーへダッシュ。
展望レストラン
清水寺…多分。
霊山観音…多分。
地上45mの展望レストラン、眺めは最高〜♪ …なのに、がらんがらん、閑古鳥。
貸切状態で東山方面と、眼下には東本願寺が見える場所に陣取ってほっこり。
こーゆートコの食事はレトルトやチンが多いけど、チキンライスをヂャッヂャッと
炒める音、KINUさんが頼んだカレーライスなんぞ、そこらのレストランよりはるかに
「美味でございますぅ〜(『大奥』風に)」で、こりゃB級グルメにゃはずせん穴場(笑)。
…何をシナ作ってらっしゃるのか不明ですが(汗)。
この時しかコート脱がれなかったので、着物だけ
ご堪能くださいまし(だらだら汗)。
外が明るくて色がきれいに出てないけど、半襟と
同じ色のウサギさんが跳ねてる大島…ですかね。
KINUさんの紬は、いつもちょっと茶目っ気があって
楽しませてもろとります。
顔のハリモノはカエルにしてね♪
    無理難題言わないでくださいまし(泣)
私も息子がまだ「ちょちょたー(京都タワー)」としか言えない頃に行ったきり。
懐かしいやらレストランは予想外に眺めも味も良いやらで、団体さんが押し寄せてきたトコで、
「おっ」と次の場所へ移動。
…写真の三重塔、帰ってから地図や航空写真で探しまくったわいな。真上からでは塔の色わからんもん(笑)。
この日の私の個人的なメインの用事はこちら。
KINUさんには無理を言って、同行していただいた。
四条・新京極の「染殿院」。
お寺だけど墓参りぢゃない、拝観でもない。
まーそのぉ〜、人生そこそこ生きてると、こういう
お寺で供養するしかないこともあるわけで…。
んなもんで、ちょい地味目の姿でありました。
ほんとは京都では安産祈願のお寺として有名で、
私も息子の時はばーさんがここで腹帯を授かって
きたお寺。
こじんまりと目立たず、ゆったりお参りできて、ほっ
としますわ。
'04/01/29
'02/03/07
毎年、大体この頃に行くと、
白い藪椿が咲いてるのに、
今年はまだ蕾も固い。
お参りに行って椿を愛でる
ってのも不謹慎かもしれな
いけど、このお寺には他の
どの花よりよく似合う。
この後、『ゑり善』に立ち寄る。時節柄、「さくら」をモチーフにした展示品多し。
ここでお誂えできるほどの余裕はないけど、買う・買わないに関係なく、お店の方の応対が
いつも気持よく、ただただ「いいものを」な感じでいろいろ見せてくださる。その日にビンゴな
品がなくても嫌な顔ひとつされず、話していても造詣が深く楽しい。
へそくり残高の算盤をはじいて、帯締と羽織紐を買う。
近々、紬の展示会や4月には竺仙の新柄も入荷とのこと、また行かねばぁ〜。
それに引き換え…。
ど〜しよーもなく感じ悪いのが、『伊と忠』本店。
いつも大阪高島屋支店のお世話になってるから、ここへは支店と違う
物があるかどーか見にくるだけだけど、ほとんど相手にされたことがない。
下駄履きのせいか?? …ったって、ちょっと見りゃー、「お宅のオリジナル
商品でせうっっっ」とワカランか。
この日は去年、喪の草履の鼻緒だけ挿げ替えたのを履いてたせいか、
お相手していただけたけどぉぉぉっ、慇懃無礼この上ない。
損ですな、こーゆーお店。客に嫌な思いさせて帰らせては、お商売に
なりませんやろ〜。
 
…などと、半分ムカムカしながら説明され
てるところを、KINUさんが携帯でパシャッ。
家帰ったら、もう画像が届いてた。(T T)
マダムの帰りは新幹線ざます。
(いえ、在来線恐怖症なだけです・涙)
 
こーして並べてみると、KINUさんのコート
と微妙〜に色も柄もカブッておりました。
もう少しほんわか、春先の桜と若草を
思わせる色も、無粋なホームな灯りの
下ではきれいに出ず。残念。
こだま自由席、が ら が ら 。
こーなると、マダムからおばはんに
変身して、あつかましく3人掛けの
席を回転させ6人掛けにしちまう。
どべぇ〜っとくつろぐ。
どーも3日前に坂道を歩き回った
足の疲れが、この頃になって出て
きた模様。
…年ね。
翌日に出てた頃が懐かしい。ぅぅぅ。
 
だけどっ、身体は柔らかいのよっ。
まだ前屈だって20cmは軽いのよっ。
うゐ〜うゐ〜っ。
小旅行気分、セルフで記念写真。
ピントズレズレで、おねーさまの
膝になだれこむっ。
あはぁん、柔らかな胸が心地よひ。
 
 
 
次回は行きそびれた例のお店に
参りませう。
お疲れさまでございました♪
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