photo diary
2007年8月1日  「 おばちゃんだもの 」
うしさんと珍しく、「性根を入れて甘い物」を
食しに参りました。
普段は喫茶店でもあまりケーキ類は食べ
ませんが、このお店、フルーツテンコモリの
タルトがどっさり。ハァハァハァ ウマソ~~~~
家では食べらない(買ってもらえない・泣)
マンゴーと桃のタルト〜♪
 
「私のマンゴーにフォーク刺さないで~~~!!」
うしさんはアレキサンドリアのタルト。
「マスカット・オブ・アレキサンドリア…」
「買ってまではいただきませぬ」
「いかにも。お見舞いに頂戴するとか」
「お供えのお下がりとか」
「葡萄といえば」
「デラウェア。当然でございます」
「なれど、私は葡萄は搾り汁の方が…」
「まだ飲んでらっしゃいますのっ」
「ゐゑ、近頃はとんと。(-"- ; 」
 
アレキサンドリアも絞り汁もご縁の薄い
今日このごろでございます。。。
なんの話の流れだか(…言えませぬ・汗)、「おばちゃん」
なるイキモノの話。
・おばちゃんは鞄の中にアメちゃんを入れている。
  他のおばちゃんとのコミュニケーションツール。
  しゃべり過ぎた時のために、のど飴ならなお良し。
・おばちゃんは饅頭一つで労働意欲二割増し。
  どこにでもある土産用のしょーもない饅頭でも、
  「かわいげあるやん」と買ってきたオッサンの評価UP。
・おばちゃんは、故 相田みつを氏の詩のよーに、
  「つまづいたっていいぢゃないか にんげんだもの」
  みたいなことを納得しない。
  「骨粗しょう症で骨でも折ったら、どないするねん」と
  いたって現実的。
 
結論 おばちゃんは図太い。
…わかりきっていたとはいえ、話せば話すほどドツボ。
それでも開き直ってしまえるところが、
『おばちゃんだもの』
おばちゃんだもの
「甘いモンばっかり食べてたら、メタボに
 なりますゑ〜。この人みたいに〜」
「私は大丈夫。トレーニングしております」
「そのわりには…」
「なにかっ!?」
「ゐゑ、なにも。。。」
「ところで今日のお召し物は…」
「微妙〜に薄物でございます。一応、透けて
 はおりますが…」
「ふっ…。銘仙がすり切れて薄くなったんで
 ございませう。くっくっくっ」
 
…当たらずとも遠からじ、モノが何かも
わからん薄手の紬っぽい物ですが、
去年、「今年一番の猛暑」と言われた日に
コレを着てたら、しっかり色落ちしていた
粗悪な品かと。。。
こうしてらっしゃると、ほんとに「ええトコの奥さん」風
なんでございますけどねぇ。。。
中身は「オッサン化したおばちゃん」と自認なさって
おいでです。。。
ほんでもって、
「あ、電車の時間が…」
と放置プレイされました。
風呂敷包みを抱えたおばちゃん、
「おばーちゃん入ったおばちゃん」です…。
2007年8月7日  「 オヤヂの夏休み 」
今日からオヤヂの夏休みでございます@4日間。
 
…嗚呼、持病の気鬱が…………。
 
4日間も家でぢぃーっとツラつき合わせていたら、
5日目には私は暴れだす or お引きずりで徘徊
or ピ〜ポ〜ピ〜ポ〜に乗っけられて病院行きに
なるのは必至でございます。嫌よ、もうっ!!
 
なるたけ穏便・平和・適度にシカトできる距離を
保つために、出かけることにいたしました。
…つったって、法事の物入りで財布の中身は、
この猛暑もおののくほどサブサブ。
ようよう隠し金をかき集めて、京都まで。
こーゆーのを、「あほの一つ覚え」と申します。
だって、車の中は寝てれば、しゃべらなくてすむぢゃん。
なまじっか梅田や難波なんか出たら、物欲ムラムラで
休みの初日から暴れそーだし。
 
イノダでコーヒー。贅沢な。。。
んで、コーヒー飲んですぐに めし処・山口。
あ、その前にまたみたらしだんご買ったわ。
(要するに、食べるか飲むかしか頭にない)
このところ、オナカが空いて困ります。
必然的に食べます。夜中だろがなんだろが。
…今もそばぼうろ食べてます…。
挙句の果てに、1カ月で3キロ太りました。
全部腹回り。。。ウェストはいずこ??
 
それでもやめられんのが、この店のきずし。
←「生きててよかったぁ〜(涙)」
  と実感する瞬間であります。
ウマくて白目むいております。
全身脱力モード。ネコニマタタビ トーカニキズシ
ほ〜んとに自分が「ウマイ」と思う物に
出合った時、彦○呂さんみたいに、
「××の宝石箱や〜」みたいな言葉、
出んのやないかと思わされます。
あの人は黙ってたら商売にならんけど。
この日のおべべは、小千谷縮@ドッカンつぼたれに紗綾型でした。
ここまでドッカンだと帯にまた悩んで、半幅帯でおきらくバージョン。
2007年8月9日  「 陶器市@五条坂 」
♪ 京の五条の橋の上〜
 
…「また行ってるのか」とちべたい声が飛んで
きそーでありますが、今日は違いますっ。
五条坂の陶器市でありますっ。
湯呑みを買いに来ましたっ。
んでもって、五条は、
 
とーか、生誕の地でありますっ。
 
へぇ、うち、京女なんどすゑ〜。
もーこってり「大阪のおばちゃん」してますけど、
昔はかいらしかったんどすゑ〜(汗)。
 
 
 
 
しやけど、この浴衣。
浴衣として着たら、なんやしっくりしませんな。
これからはおべべにしよ。。。
昔はこんなふうに普段使いの茶碗や
皿を山積みにしてる店(露店)が多くて、
一年間で足りなくなった分を買い足す
のに良かったんだけど、いつ頃からか
作家物…モドキ…を商う店が増え(個展
代わりなんだろーか??)、芸術を見に
行ってるわけぢゃないしねぇ…。
ちょっといいなと思っても、簡単に手が
出る値段でもなく、個人的には昔みたい
な方が楽しくっていいです。
 
このお店もまだ上品な方(笑)。
昔は荒縄でくくってナンボでした。
一軒だけ出ていた古着のお店。
格安なので冷やかし。
が、強引なおばちゃんに負けて、
色無地の試着をさせられる。
もういいですってば、色無地は
持ってますってば。
ついでを言うなら、この色の
江戸小紋も買っちゃったばかり
ですってば…(あ゛、バラシタ)。
 
オヤヂが横で、「何しに来たんや」
とシラーっとしてたし、早々に退散。
けど、おべべになるとやっぱ足が止まる…。
冷えたグリーンティーがウマイぜ。
 
 
帰ったら懐かしの八百屋で買った
マクワウリ食べよっと。
ここが生家の真ん前の通り。
五条通りを南へすぐの所。
生家は跡形もなく、こぎれいなおうちに。
お向かいやご近所はかつてのままの姿の
お宅もあり、40年前とさほど変わってないです。
生家、これでも町家です(笑)。
町家もいろいろあって、住居専用・商家用・
家内工業用…、ウチは祖父が商売をして
いたので、玄関を入ってすぐにカウンターが
ありました(なんの商売だったんだろ)。
町家は好きですが、今風に改築してこぢゃれた店になったよーな町家モドキは大嫌いです。
五条通りをぐるっと往復、お目当ての湯呑み
茶碗のいいのが見つからず、あきらめかけ
てた時、や〜っとありました。
湯呑みにしてはちょっと大振りだけど、今、
飲みたいお茶にはこれくらいの方がよさそ。
柄もあっさりしてて…わらびかな…、好みです。
 
久しぶりの陶器市、収穫アリで満足♪
木立朝鮮朝顔
(エンゼル・トランペット)
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